82 お散歩デートは憧れです
おはようございます〜
楽しみ〜、今日はオシャレするぞ!
ネックレスはあれで、指輪やろ?ピアスも買ってくれたものだね
服は…まぁ、紺色かな
可愛いかな?
うん、中の中って感じ
TPOには合ってると思う
二ビア「おはよう、サナ、朝ごはん行こうか?」
『うん』
カタル「おはよ、2人とも」
サヒル「お二方とも、おはようございます」
ルーク「おはよう」
『おはようございます』
二ビア「おはようございます」
カタル「サナちゃん、オシャレしてる、どこか行くの?」
二ビアちゃんから聞いてなかったのかな?
『お昼から少しお散歩に』
カタル「ふーん、ルークも行くの?」
『はい』
ニヤニヤしないでくださいましぃぃ
サヒル「カタルさんは、羨ましがってるんですよ、二ビアさんともそういう時間が欲しい、とね?」
カタルさんは、イチャイチャしすぎてそういうふんわりとした、二人の時間が甘すぎたんじゃない?
二ビアちゃんも、二人きりだとベタベタしすぎて苦手意識あるんじゃないかなぁ
カタル「なんか…下に見られた気がするけどまぁいいや、楽しんできてね」
『はい』
二ビア「下げるね」
『ありがとう、ちょっと部屋に戻って、昼までゆっくりしてます』
ルーク「ああ」
よっし、覚えるぞ!
えーっと?ジュリビィさん、女性ね
ありゃ、結構若い
若い人もいるね
ジュリビィさんってなんか綺麗そう
いや、ソルヤ王国の女性は全員美しいんだけどね
色気ありそうよね
ジュリビィさんは覚えやすそう
ワービンさん、男性、あら?接客は苦手って書いてある
料理が得意なんだ、年齢的にもカタルさんよりちょっと下だね
ワービンさんは料理を最初にやって貰って、接客に少しずつ慣れてもらおうかな
ワービンさんね
2人で限界かも(笑)
てか、最初に覚えた人達を忘れそう
頑張ってくれ、私の脳みそよ
ついでだし、今までの人たちの名前を書いてみよ
1 ソグン
2 ハミユーリ
3 コグア
4 ノーナン
5 イコルカ
6 モキジナン
7 キューズ
8 ジルビア
9 テビジオール
10 チジュキ
11 オーバール
12 トトギア
13 シューハ
14 ジュリビィ
15 ワービン
よく書けたな、私、偉い
覚えてるもんだけどさ、顔が一致しない!
まず名前覚えて、顔一致させるべき?
二ビア「昼食の用意できたよ」
『あ、ありがとう、もうそんな時間なんだ』
覚えるのに結構かかってんなぁ
『あれ、サヒルさん居ないんですね』
カタル「ミハラ国王と、1月1日の儀式の話し合いだよ、今から少しずつやってくんだよ」
『そうなんですね、1月1日って、武尊の儀式以外にもあるんですか?』
カタル「新たに、武人になる兵の任命でしょ?次の国王候補の選択でしょ?ソルヤ王国の市民への挨拶でしょ?特産品の食べ始めの儀もあるね」
『結構お忙しいんですね』
日本もそんな感じなんだろうかなぁ
よく知らないのよね
カタル「国王だからねぇ」
国王候補って今はカタルさんだよね
『来年の国王候補もカタルさんですかね』
カタル「そうなるのかなぁ」
そう考えたらさ
『二ビアちゃんが王妃候補?』
カタル「その響き良いね!」
気に入られたよ
二ビア「ちょっと!」
二ビアちゃん顔赤い!可愛いぞ
ルーク「行くか」
カタルさんと二ビアちゃんの甘くなる雰囲気察しましたか
私もです
『はい』
カタル「行ってらっしゃい〜」
『行ってきます(?)』
もうこの2人は甘々でいてくれ
私は私のペースで行きますから
ルーク「宮殿近くは警備がしやすいよう、道が他の場所より整備されている」
『そうなんですね、その道を歩きましょうか』
ルーク「ああ」
歩いてると暖かくなるかな
『ルークさんって、こうやってお散歩とかするんですか?』
ルーク「寝れない時は、するな」
前に寝るのが怖いって言ってたな
『今度から、私もご一緒したいです』
ルーク「いや、サナは寝ていていい」
うーん
『1人は寂しくないですか?』
私だったら寂しいな
ルーク「寂しい時もあるな」
本音で話してくれてる
『そういう時のための、私じゃないですか?』
ルーク「家に移ってから、またそういう時があれば、サナにも付き合ってもらおう」
『はい』
そういえば家ってどこだろ
『家ってどこにあるんですか?』
ルーク「街からは、少し離れているな、建っている場所の土地は平坦だが、少し坂道がある人気が少ない所だ、次の休みに行ってみるか?朝からになるが」
『はい』
ルークさんってそういう所が好きそうなイメージあったわ
『静かな所みたいですね』
ルーク「そうだな、サナの店まで、宮殿よりも少し離れているな、不便をかける」
『いえいえ、私はルークさんと居れれば良いんですよ』
ん?私凄いこと言った
ルーク「ふ…そうか」
なんか幸せそう、ルークさん
よし、幸せならそれでいいや
『来月から何しましょうかねぇ』
ルーク「サナは何かしたい事あるか?」
うーん?
『私のやりたい事ばっかりじゃないですか?ルークさんは無いんですか?』
ありゃ、首傾げちゃった
ルーク「俺のやりたい事か…考えた事もなかったな」
『ルークさんのやりたい事もやらないといけませんよ?』
ルーク「そうか…かといって、改めて言われると、思いつかないものだな」
『そういうものですよね』
ルークさんって何がいいのかなぁ
言ってしまえばセカンドライフでしょ?
『ルークさんって、武人ってイメージしか無いんですよね、まぁ私は武人のルークさんしか知らないからだと思うんですけどね』
釣り…は近くに川くらいしかないか
ルーク「ひとつ、あるな、家から少し歩いた所に、戦友の墓場があるんだが、その墓場の清掃や管理などくらいしか、俺には出来ることは無いと思うな」
『ルークさんの、弔いの気持ちを行動に示したいんですね』
思われてる人たちは、浮かばれるんじゃないかな
私が勝手に思うのも悪いのかもしれないけど
ルーク「墓参りの為に、あの近くに家を建ててもらった」
『それもいいと思います。私の勝手ですけど浮かばれると思いますよ』
ルーク「俺は、それくらいしか出来ない」
『立派な事ですよ』
ルーク「ありがとう」
わお
何この自然な恋人繋ぎ
程よい緊張で、嫌じゃないな
やばい、調子に乗りそう
落ち着けぇー私ぃ
『自惚れてしまいますよ?』
ルーク「それでいい」
ニヤけそう
頑張って抑えなきゃ
『私も、いつかお墓参りに行ってもいいですか?』
ルーク「構わない」
『ありがとうございます』
お墓って石で造られてるのかな、木かな
ルーク「サナ」
『はい』
ルーク「ありがとう」
セカンドライフのことかな?
『いえ、私の方こそ感謝ですよ。勇気貰いましたし』
ルーク「そうか」
幸せ
お互いに支え合うってこういう事なんだろうな
『ルークさん、ちょっと遠回りして、帰りたいです』
あ、力が籠ってる
ルーク「そうしよう」
歩いてると暖かくなるなぁ
キスして欲しいけどさ、言うのが恥ずかしい
求めすぎてない?重くなったらいかんよね
ルーク「サナは、前に自分で良かったのかと聞いた事があったな」
『ありましたね、お恥ずかしい』
ルーク「俺も、時々思うことがある、親子よりも、年が離れているというのに」
ルークさんは年の差気にしてるのかな
『私は年の差とか気にしてない…というか、本音を言うとかなり歳上の方が好みなんです。周りがなんと言おうと私は、ルークさんじゃなきゃ嫌なんです。年の差とか性別とかよりも、心の問題かなって思います』
しれっと性癖暴露しちゃったよ、引かれないかな?
ルーク「そうか」
あ、宮殿見えてきた
え?ルークさ…キスされた?
ルーク「好きだ」
『し…心臓に悪いです』
ルーク「…帰るか」
『はい』
私も、ルークさんのこと好きだけど、言えない
今言ったら絶対逃げちゃうもん
サヒル「お出かけだったんですね、おかえりなさい」
『ただいま帰りました』
ルーク「帰った」
サヒル「明日はよろしくお願いします」
『明日何かあるんですか?』
私はお店だけど
ルーク「今年の兵の様子、治安の様子など、報告がある」
『そうなんですね』
そりゃ国王に報告とかあるか
考えきれてなかったわ
カタル「おかえり〜」
二ビア「おかえりなさい、夕食どうぞ」
『ただいま帰りました、ありがとう』
カタル「サナちゃんも、体調どう?」
『大丈夫です』
めっちゃ痛みとか飛んでた
てかほぼ復活してるし
『年末年始は皆さんお忙しいんですね』
サヒル「そうですね、ですが、これでも前よりは忙しくないんですよ」
『そうなんですか、やっぱり争いの時ですか?』
サヒル「ええ、その時は隣国の様子を逐一観察し、報告、年末年始は夜襲に備え、さらに国王は宮殿から避難するんです」
『そんな事があってたんですね』
結構大がかりなんだ
やっぱり国王の命って大切だもんね
こんな寒い中夜襲を警戒するのって、結構大変よ?凍傷なるよ?
カタル「ルークも夜襲の警戒に参加してたんだっけ?」
ルーク「ああ」
『お疲れ様です』
大変そう…いや、私が言うと軽くなるな
二ビア「お風呂入る?」
『そうだね』
二ビア「下げます」
『先に失礼します』
カタル「うん、懐かしいな(笑)もう戻りたくはないけど、久しぶりにその話するのも良いかもね」
サヒル「そうですねぇ」
やっぱり争いを経験してる人は余裕があるのかな
争いを懐かしむってなんか、なぁ
二ビア「行こうか」
『うん、なんか…争いって私、ふわっとしか分からなかったけど、経験してる人の話って、重さが違うね』
二ビア「そうだね。私たちには、想像がつかないもん」
確かに
『3人とも、凄いんだな』
二ビア「うん。ねぇ、サナ、サナは今、ルークさんと結婚とか考えてる?」
結婚は《結婚》だけど前本で読んでたのは結婚式は《イコジュール》って書いてたな
『結婚かぁ、元いた国では、この歳じゃ早いって感じだけど、ソルヤ王国では遅れかけてるもんね』
二ビア「うーんと、そうじゃなくて、カタルと私とか、ルーク様とサナとか、年が離れてるでしょ?それで、結婚って急いだ方がいいのかなぁって」
あー、そっちの感じかぁ
『そうねぇ、どんなに頑張ってもルークさんたちの方が先に逝くのは変わらない。だからこそ急ぐのも分かる。けど、急ぎすぎたら私の覚悟?とか、色々準備ができてからかなって思う』
誰かに聞かれたのかな
二ビア「そっか、他の侍女からね、《年が離れてるから、結婚は早めがいいんじゃない?子どものこともあるし、彼も急いでると思う》って言われたの」
侍女さんに言われたのか
でも、その侍女さんの気持ちも分かるんだよねぇ
『私たちは待つことくらいしか出来ないよ。だってあの2人が決めることじゃない?もし、カタルさんやルークさんからこういう事聞かれたら、私はその気はあるって答えるかな』
実際そうだし
二ビア「そうだね。ありがとう、ずっと考えてたの、歳のことも、子どものことも」
『変えられないからさ、なるようにしかならないよ』
二ビア「うん、ありがとう。上がろっか」
『うん』
二ビアちゃんでも、こんなに悩む事ってあるんだね
二ビア「おやすみなさい」
『おやすみなさい』
さーて、私も寝るかな
ルークさんが部屋に居る気配も、来る気配も無いし
多分3人で盛り上がってるのかな?いや、争いの話で盛り上がる?いやいやいや
でも、3人は肝が据わってるからなぁ
ま、考えるのは止め!
寝るぞ!
おやすみなさい




