74 考えるのってお腹空くよね
おはようございます〜
あったまの整理がつっかないよ〜
まぁ着替えましょい
お、この下着にしよ
んー、支えは良いけどフィット感無いかも
髪もよし
さて今日から私はどの立場なんだろ
サヒルさんってそこまで諦めが悪いって感じじゃないんよ
私の中では
スっと諦めるイメージだったんだけどなぁ
二ビア「おはよう、朝食出来てるよ」
『ありがとう』
二ビア「うん」
『今日も頑張ろっか』
二ビア「今日も私が接客するよ、サナは混ぜながら色々考えたら?」
助かる
『ありがとう、まだ頭の整理ついてなかったから』
二ビア「準備してくるね」
『うん』
ルーク「おはよう、サナ」
『おはようございます、ルークさん』
ルーク「昨日は何も無かったか?」
ルークさんの中でサヒルさんは、そんなに悪い人なのか
『大丈夫ですよ』
貞操の危機って感じなの?ルークさん見てたらそんな感じまでしたけど
『ルークさんは心配しすぎですよ、私だってちゃんと、嫌な事は嫌って言えますから』
そう!中学までは言えなかったけど、高校で友だちになった子に影響受けて、言えるようになったのだ!
高校の友だちよ、ありがとう
ルーク「そうか」
さすがに凄まれたら無理かもだけど
でもサヒルさんって、そんな感じじゃ無さそうだし
まぁ他の理由もあるんだけど
恥ずかし!
『それに、私はルークさん一筋ですから』
よく言えた、私!
偉い!
ルーク「そうだな」
なんでそんなに素敵な笑顔で返すのよ
照れてる私が、なんだかなぁだよ
『じゃあ、行ってきます、ルークさん』
ルーク「行ってらっしゃい、サナ」
二ビア「行ける?」
『うん』
二ビア「明日は、私も一緒だから大丈夫だよ」
『ありがとう』
二ビアちゃんも見てくれてるんだ、助かるわぁ
二ビア「じゃあ、始めよっか」
『うん』
今日は考えるぞ!
卵と砂糖〜
よし!
まずは頭の整理として事実確認
ルークさんと私とサヒルさんの三角関係
ルークさんと私が付き合ってます
サヒルさんは私が好き
私はサヒルさんの事は、博識イケおじって思ってる
恋愛感情は無い
ルークさんから《サヒルには近づかない方がいい》と言われた
サヒルさんは《口説き続ける、諦めが悪いので》と言う
私の考えは?
ルークさんの言う通り、近づかないようにする、に傾いてるかも
ドラマの中ではさ、色々あるらしいけど、当事者になると、嬉しさ半分困惑半分だよね
別に褒められたりするのは嬉しいけど
口説かれるのはなんか違うよね
それもルークさん居るし
『あ、無くなりそうだから足すね』
二ビア「うん、ありがとう」
結論
サヒルさんの様子を伺うって感じかな
私が出来るのは
明日はどうする?
明日はカタルさんと二ビアちゃんに着いてもらおう
その次の休みは?
雇う人たちに教えるから、まぁ良し
まって、そろそろ生理だよね?
うわー、教えるのとか、お店とか被るやん
気合い入れないかんなぁ
あー、考えたらお腹空くね
お昼前かな、歌子さん来る前に食べたいな
『食べる?』
二ビア「そうだね」
んー、頭使った時の甘いものって良いよぉ!
二ビア「まとまった?」
『まぁ、サヒルさんの様子をみようかな』
二ビア「優しいんだね」
まぁ好意のない人に好かれても、って思うけど、踏みにじりたくないし
『サヒルさんには、良くしてもらってるし』
二ビア「そうだね」
歌子「今日もよろしいですか?」
二ビア「はい!」
『追加で混ぜるね』
二ビア「うん」
歌子「150トーラム置いときます」
二ビア「ありがとうございます」
サヒルさんへの対応?は決まったよね
ルークさんは、いつも通りかな
出来れば一緒にいて貰えたら安心だけど、警備とかあるだろうし
サヒルさんってなんで私なんだろ
いや、ルークさんもなんだけどね?
だってド平凡顔、スタイルド平凡、身長低し、声低し
唯一あるのは日本で得た知識だけ
ソルヤ王国の女性の方が怪しくないし、綺麗だから良さそうだもん
やば、自分で考えて泣きそうやん(笑)
ま、愛想があるって思っとこうぜい
大学入れるだけの知識もプラスしとこ
自己肯定感上げようや
なんで私なんだろって聞いたらダメかなぁ
二ビア「これで終わりです!」
歌子「ありがとうございました」
お、終わったみたい
無くなりかけだから足そ
明日は22人くらい来るから人の目はあるよね
なんか、付き合ったら幸せ終わり!って感じだと思ったんだけど、そうでも無いよね
知ってたけど、わかんないわ
今日やる事
帰ったら座る位置に気を付ける
お風呂の後部屋に戻る時に気を付ける
いや、戻る時に気を付けるって何を?
サヒルさんが居たら挨拶する
ルークさんが居ても挨拶する
普通
めっちゃ普通
いつも通りやん
あ、これで最後だ
『二ビアちゃん、今混ぜてるので最後だよ』
二ビア「分かった」
考えるのって疲れる
もしさ、ルークさんが愛想尽かしたらどうなるんだろ
嫌だな
私立ち直れないかも
もしそうなっても、サヒルさんには行かないな
二ビア「完売したよ」
『お疲れ様』
二ビア「洗い物して帰ろっか」
『うん、材料の確認と戸締りするね』
二ビア「分かった」
材料よし、窓よし!
二ビア「帰ろっか」
『うん』
二ビア「何考えてたの?」
『もし、ルークさんが私の事嫌いになって、別れてもね、サヒルさんに私は行かないって思ったの』
二ビア「サナは一途だもんね」
『それに、サヒルさんの気持ちが分かったからって、態度を変えたらいけないと思う。だってそれって、嫌ってるって感じしない?私はサヒルさんの事嫌ってないから』
二ビア「サナも考えてるんだし、私も心配しすぎないようにするね」
それでいいのかな?
まぁいいやろう
『うん』
カタル「おかえり」
二ビア「帰りました」
ルーク「おかえり、サナ」
サヒル「おかえりなさい、サナさん」
『ただいま帰りました』
なんかルークさんとサヒルさんの間に火花が見える
前途多難だわ
カタル「さっそく食べよ?」
『はい』
座る位置は、二ビアちゃんとルークさんの間!
気まずいもん
カタル「明日、昼から人が集まるけど、大丈夫?」
『はい、何人くらい集まりますかねぇ』
人集まらないとか悲しい事にならないといいな
カタル「ちゃんと22人集まるよ、絞り込むのに苦労したよ」
『集まったんですね、良かった』
カタル「戦後失職者の中で料理が出来る人多く居るけど、ちゃんと女性も居るよ」
『分かりました、ありがとうございます』
カタル「ちゃんと真面目な人選んでるから安心してね、ルーク」
ルーク「…」
『明日は会って、どんな形態で働きたいのかとか、聞きたいですね』
カタル「うん、サナちゃんと二ビアが質問できる場だからね、緊張しなくていいように、同時に全員入れるけど、いい?」
『大丈夫ですよ』
カタル「明日についてはそれくらいかな」
二ビア「じゃあ、お風呂入ろっか、お皿下げてくるね」
『うん』
んー、何聞こうかな
毎月何日は休みが欲しいとか、働ける時間とか?
二ビア「おまたせ、行こっか」
『うん、明日どんな質問しようかな』
二ビア「急に休む時、休みの誰かに頼むか、私たちが出るか、1人少なくしてやるか、色々あるからどうしたいか話したいね」
もしもの時っているよね
『どの時間帯が大丈夫なのかも知りたいね』
二ビア「うん。あ、下着どうだった?」
『支えられてて、良いよ、後は色んな人向けのを作ったら、その人に合うものが出来るから、そうしたらいいかも』
二ビア「分かった」
『あー、暖かい』
二ビア「明日とその次の休みは大丈夫そうだけど、その次から大丈夫かな?」
『んー、分からないけど、ルークさんに相談してみる』
二ビア「それがいいよ」
『うん』
一緒にいたいけど、なにもやる事ないもんなぁ
二ビア「今日は、早めに上がってゆっくり寝よっか」
『そうだね、考え疲れたよ』
二ビア「おやすみなさい」
『うん、おやすみ』
もう眠いもん
ルーク「寝る所か?」
『そうですね、色々考えちゃって、眠くなっちゃって』
ルーク「そうか、ゆっくり寝ると良い」
『はい、あの、ルークさんって、私で良かったんですか?もっと良い方沢山いますけど』
ルーク「サナは素直だ、きちんと周りを見る事が出来て、愛らしい」
『ありがとうございます!もうお腹いっぱいです!』
眠気飛んじゃったよ!
ルーク「そうか、おやすみ、サナ」
『おやすみなさい、ルークさん』
めっちゃ褒められた
嬉しい
私って良い所いっぱいあるんだ
よかった
『わー、愛されてる』
幸せじゃん、生きる!
寝なきゃ
おやすみなさい!




