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73 衝撃すぎて頭回らないって!

おはようございます


寒いなぁ


今日は昨日出てた服の下にもう1枚着よ


二ビア「おはよう、サナ、朝ごはん出来てるよ」


『おはよう〜、ありがとう』


二ビア「はい、準備してくるね」


『うん』


ルーク「おはよう」


『おはようございます』


気まずい


ルーク「あまりサヒルには近づかない方がいい」


いきなりなんだろう


『どうしてですか?』


ルーク「ちょっと、な」


なんかあったのかなぁ


『その理由ってサヒルさんに聞いていいですか?』


ルーク「そうだな」


今日の夜聞いてみようかな


ルークさんからは言えなくて、サヒルさんなら良いってどんなんかなぁ


『行ってきますね』


ルーク「行ってらっしゃい」


二ビア「行こっか」


『うん』


サヒルさんが危険なのかなぁ


二ビア「どうしたの?」


『ルークさんから、《サヒルには近づかない方がいい》って言われたの』


二ビア「あー、まぁねぇ」


『理由知ってるの』


教えてくれてもいいんじゃないの?


二ビア「サヒル様かルーク様に聞いた方がいいかな」


『夜、サヒルさんに聞いてみるよ』


二ビア「そうだね」


なんだろうなぁ


気になる


まぁ、お店やろっと


二ビア「混ぜるね」


『うん』


モヤモヤしながらお店しなきゃなのか


女性1「4枚ください」


『はい!20トーラムになります』


今は気にしないでおこう


女性1「ありがとうございます」


『ありがとうございました』


女性2「私も4枚ください!あ、蜜は多めでお願いします!」


『はい!20トーラムです!』


女性2「分かりました」


蜜増し増し〜


『どうぞ』


女性2「ありがとうございます」


朝から大盛況!


男性1「2枚ください」


『はい、10トーラムになります』


男性1「はい」


『ありがとうございました』


二ビア「足して混ぜておくよ、足りなそうだし」


『うん、ありがとう』


ん?なんか今日も見てる人いるかも


『二ビアちゃん、見てる人いるね、気にしないどこっか』


二ビア「本当だね、サナの言う通りにしようか」


男性かな


ルークさんと同い歳くらいかな?


女性3「んーと、2.2.2.2だから…8枚ください!」


『分かりました!40トーラムです』


女性3「はい」


女性4「私も持つよ」


女性3「ありがとう」


『まず4枚です。で、こっちも4枚です』


女性3.4「ありがとうございます」


二ビア「4枚焼いてお昼ご飯にしよっか」


『うん』


二ビアちゃんも焼けるから臨機応変に対応出来るね


よしよし


出来たてって暖かくて美味しいわぁ


甘さも調整できるし、はちみつ掛けたりかけなかったりでも出来るのいいよね


歌子「すみません、今日もいいですか?」


『んん、はい!大丈夫です!』


ギリ食べ終わった〜


歌子「代金ここに置いておきます」


『はい、分かりました!』


二ビア「私が今日は、焼いてもいい?」


『分かった』


腕を使って混ぜるぞ!


無心で混ぜれるけどやっぱり今日のルークさんの発言気になるわなぁ


サヒルさんが不正してたとか、スパイの可能性とか?


でも長年ソルヤ王国に貢献してきたんだもんなぁ


私の頭脳を狙ってる、は無いか


サヒルさんが何かの病気とか?


風邪?かな


気になるわ


二ビア「出来ました!」


歌子「ありがとうございます、また明日お願いします」


『はい』


二ビア「それじゃ、お昼も頑張ろっか、今日は私が接客してもいい?」


『分かった』


朝は私の方法見て、午後は実践するタイプか


伸びるぞ


どこ目線やねん(笑)


女性5「2枚ください」


二ビア「はい、10トーラムになります!」


愛想もよくできて私感動!


だから私は二ビアちゃんのお母さんじゃないわ!

















『お疲れ様、二ビアちゃん』


二ビア「お疲れ様」


完売完売!


良かったわ


『二ビアちゃんの接客良かったよ』


二ビア「ありがとう、新しい人が来るまでに、1人でも出来るようにしたいから」


『そっか、新しい人を1日に5人教えるんだもんね』


二ビア「うん」


『帰ろっか』


二ビア「そうだね」


作ってた時はあんまり寒さ感じないけど、帰り道って寒いな


『寒いねぇ』


二ビア「帰ったら暖まらなきゃね」


『うん』


カタル「おかえり」


二ビア「ただいま帰りました」


ルーク「おかえり」


サヒル「おかえりなさい、サナさん」


『ただいま帰りました』


サヒルさん、皆と居るから風邪じゃないみたい


じゃあなんだろ、第一候補無くなったよ


カタル「用意できてるから食べよっか」


二ビア「そうだね」


『うん』


今聞いてみようかな、そうじゃないと時間ないかも


『サヒルさん、今日ルークさんから《サヒルには近づかない方がいい》って言われたんですけど、どうしてですか?』


カタル「あっはははは!今聞くの?面白いねぇ(笑)」


めっちゃ笑うやん


サヒル「ああ、その事ですね、私とルークさんは少し対立してるんですよ」


え、仲悪いの?


全くそんな素振り無かったけど


カタル「それじゃあ伝わらないよ」


『何がですか?』


サヒル「所謂、恋敵です」


マジで!昔の好きな女性が被ったやつ!?


そりゃ、居心地悪いわなぁ


『その方は素敵な方だったんですね』


二ビア「ふふっ、サナ(笑)」


え?二ビアちゃんまで何?


サヒル「ええ、とても素敵な方ですよ」


『お2人がそこまで慕われてる方でしたら、一度お会いしてみたいです』


どんな美人さんなんやろ


カタル「ひーーー!お腹痛い(笑)」


『何なんですか?カタルさん?』


サヒル「その方は私の目の前にいるんですよ」


目の前


ん?


『わ、私ですか?』


サヒル「ええ」


はいぃぃぃい!?


ルークさんと私は付き合ってます、サヒルさんは私の事好きです?


え?待ってや


『なんかすごいこと聞いちゃって、頭回らないんですけど?』


カタル「だろうねぇ、俺もサヒルとルークの話聞くまでは、知らなかったし」


サヒルさんとルークさんって隠すの上手くない?


『つまり、ルークさんが、朝言ったのは』


サヒル「ヤキモチですね」


ルーク「…」


ルークさんがヤキモチ?


ええ、そんな感じしないのに


でも、そうとしか言えないような気もする


サヒル「まぁ、私はサナさんを口説き続けますよ?」


爆弾発言じゃん


『っおわ!』


なになに!


え、ルークさんが私を肩抱きしてる?


ルーク「サナは俺の女だ」


おっっっ


ありがとうございます


じゃなくってさ!


とっっても嬉しいけど、この状況は何?


サヒル「そうですか」


サヒルさん相変わらずの微笑みだし


てかルークさん、肩ちょっと痛いです


サヒル「ですが、私も諦めが悪いのでね」


ちょっともー!嘘でもいいからこの状況何とかして


嬉しいんだけども、それよりも混乱してるよ


二ビア「とりあえず、サナは連れていきますから、後はお2人で!」


二ビアちゃんありがとう


私には二ビアちゃんに後光が差してるように見える


『失礼します』


二ビア「大丈夫?」


『大丈夫だけど、大丈夫じゃないね』


よくドラマ好きな友だちが言ってた《三角関係っていいよね》ってやつ?


よくないよね


当事者からしたら大変だよ?


二ビア「部屋にルーク様が、昨日の荷物運んでくれてるから、時間がある時に出したらいいよ」


『ありがとう、バスボム買ったから入れよっか』


二ビア「そうだね、ぼーっとしてる感じだけど、本当に大丈夫?」


『まだ頭が追いついてないから、時間をかければなんとかなると思う』


二ビア「分かった」


私はこれからルークさんとサヒルさんに、どう接したらいいんだろ


いや、まだルークさんは今まで通りで良いよ?


でもサヒルさんは、難しくない?


『なんか申し訳ないな』


二ビア「申し訳ない?」


『うん、今までサヒルさんの気持ちに、気付かないでいたのもだし、応えられないのもだし』


今まで日本居た時は、告白なんてされたこと無かったし彼氏いなかったし


どうすりゃいいんだろ


二ビア「サヒル様は諦めが悪い方だから、頑張ってって言うしかないかな、私は」


『うーん、他人事ぉ』


二ビア「だって他人事だし」


『いやいやいやいや』


今まで通りでいいの?


でもルークさんから言われたしな


近づかないってどこまでだろ


食事の時は二ビアちゃんとルークさんの間に座るとか?


え、それ以外思いつかないんだけど


『というか、あの二人の話し合いってなんか、怖そう』


二ビア「まぁね、サヒル様は笑顔で怖い事言うし、ルーク様は殺気が出てたし」


そうなんだ


『って、見たことあるの?』


二ビア「うん、1回だけ」


マジかよ


知らないの私だけじゃん


二ビア「場が凍って見えたよ」


ルークさんがってのは想像出来ない


『ルークさんって、そんなに怖いって感じは無いんだよね』


私がイケおじ好きだからなのかもしれない


他の人からは怖いって思われてるのかも


二ビア「怒鳴ったり、詰め寄ったりは無いけど、目が怖かった」


武人だし、怖いのかも


あの二人身長高いし、同じくらいだから迫力ありそう


『明日の夜からどうしよう』


現実逃避したくなるわこれ


二ビア「ルーク様は、そろそろ訓練の指導も終わって、後は警備と自己鍛錬になるはずだから、一緒にいてもらえば?」


『うーん、まぁ考えとく』


それって良いのかな?


でもヤキモチ妬いてくれるくらいだし、良いかもだけどさ


なんかねぇ?


二ビア「逆上せちゃうよ、上がろ?」


『うん』


二ビア「また明日ね、おやすみなさい」


『おやすみなさい』


え、なんでサヒルさん居るの?


いきなりピンチなんだけど


サヒル「明日から、覚悟してくださいね?」


たっ


助けてルークさん


『お、お、おやすみなさい』


サヒル「はい、おやすみなさい、サナさん」


これは怖い


明日からが怖い


ルーク「入っていいか?」


おっふ


『はい』


これさっきの話すべき?


ルーク「さっき、サヒルとそこで会って話をした。大丈夫か?」


『大丈夫、と思います』


頭がこんがらがってんだもん


ルーク「何かされたら言ってくれ、俺も近くに居るようにするが、居ない時は侍女やカタルに言ってくれ」


『はい』


ルーク「それと、先程は済まなかった」


『え?』


ルーク「勢いに任せてあんな事を、サナは誰の所有物でも無いんだが」


あー、待って思い出したけど、恥ずかしいやつやん


『嬉しかったですよ』


ルーク「そうか…カタルが言ってた事も分かるな」


『何か言ってたんですか?』


ルーク「いや、こちらの話だ、気にしなくていい」


そう言われたら気になるのが人の性ですよ


『私あまりサヒルさんのこと、気にしてないですから大丈夫ですよ』


ルーク「そういう問題じゃない」


ならどういう問題なんだろ


ルーク「俺の問題なんだ」


『ルークさんの?』


ルーク「ああ、サナは明日も仕事だろう、そろそろ寝た方がいい」


なんかはぐらかされた


けどもう考えるの疲れたからいいかな


また明日考えよ


『はい、おやすみなさい、ルークさん』


ルーク「おやすみ、サナ」


うっ


きたよ、デコチュー


これ慣れない


まだ回数こなしてないけどね?


耳熱いわ


もう寝る!荷物は明日か休みの日!


おやすみなさい!

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