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66 尊みのあるお客さん

おはようございます〜


疲れは取れたけど完全じゃないなぁ


ま、頑張るか!


着替えは〜、エプロンあるけど気分上げるためにこれにしよっと


よし!


二ビア「朝ごはん用意できた」


『ありがとう!どうぞ』


二ビア「用意は出来てるからいつでも大丈夫」


『分かった』


ルーク「おはよう」


『おはようございます、ルークさん』


ルーク「無理はするなよ」


『はい』


気遣い嬉しいな


『ルークさんも無理しないでくださいね、行ってきます』


ルーク「ありがとう、行ってらっしゃい、サナ」


あ、これ夫婦みたい


『二ビアちゃん、用意できたよ』


二ビア「行こうか」


『そうだね』


鍵持った、お金持った


さて、今日から二ビアちゃんが居るから安心かな


二ビア「ここかー」


『うん、早速準備しようか』


二ビア「何すればいい?」


『まずこの材料をこの紙の通りに入れて沢山混ぜるの』


一応レシピは20人分の書いてあるからね


二ビア「わかった」


私はかなり混ぜなきゃいけないのをして、フライパン出さなきゃ


女性1「あのー、今やってます?」


うん、二ビアちゃんのもいい感じかな


『やってますよ』


女性1「2枚ください」


『分かりました!10トーラムです』


よし、焼こう


『二ビアちゃん、これゆっくりでいいから混ぜてくれる?』


もう一個20人分やりよけばいいかな


二ビア「分かった」


女性1「10トーラムです、あの、蜜多めって出来ますか?」


『良いですよ』


蜜増し増し〜


『どうぞ』


女性1「ありがとうございます」


男性1「お、昨日食べたのこれか、これ5枚ください、あ、一皿に5枚でいいです」


『はい、25トーラムです』


あ、昨日言ってた男の子かなぁ


5枚って凄いな


『はい、どうぞ』


男性2「ありがとうございます」


二ビア「朝から人気だね」


『昨日は朝全然だったから驚き』


こんなに売れるんだ


それと、結構きっちり皆出すんだ


金貨しかないって人今の所見てないし


凄いな


老夫婦《女性》「あなた、これ昨日向こうの通りの歌子さんが出てたって言ってたものじゃないかしら」


老夫婦《男性》「そうだなぁ、キジェシも美味しいと言ってたなぁ、食べてみようか?」


お孫さんの名前かな?


老夫婦《女性》「そうね」


老夫婦《男性》「1枚ください」


『はい!5トーラムです』


老夫婦《女性》「あら、とても安いのねぇ、ここに置いておくわね」


『ありがとうございます』


焼いて蜜つけつけ〜


『こちらです』


老夫婦《女性》「ありがとう」


老夫婦《男性》「向こうに長椅子があるからそこで食べようか?」


老夫婦《女性》「えぇ」


あー、こんな夫婦良いな〜


女性2「これ……んーと、コヤ2枚、タミア2枚、私2枚だから6枚ください」


『はい!30トーラムです』


女性2「おぉ、やっす、一皿に2枚出来ますか?」


『出来ますよ』


4枚焼けたからあと2枚


よし


『出来ましたよ。どうぞ』


女性2「ありがとうございます!お金です!あ、これどうしよ」


女性3「1個持つよー」


女性2「ありがと」


うーん、友情も良き


そろそろ昼かな?人少なくなってきた


『二ビアちゃん、この器にある残りの焼いて私たちのお昼ご飯にしようか』


二ビア「うん」


大きいの4枚やいて、1人2枚にしよっと


ハチミツ増し増しにしちゃえ!


『はい』


二ビア「ありがとう……んー!美味しい〜!」


いい笑顔で食べるなぁ


美人の笑顔で食べてる姿は絵になる


『ありがとう!』


女性4「美味しそうですね〜1枚お願いします!」


『はい!』


食べてるの見られてたのか!


『今から焼きますね、5トーラムになります』


女性4「はい!卵と何で作られてるんですか?」


『卵と砂糖と小麦粉…ええと…コクダです』


女性4「それだけですか!?へぇ、凄いですねぇ、それだけでこんなにフワフワなんて」


『ありがとうございます。どうぞ』


女性4「では1口…ん〜っ!何これ美味しい!また買いますね!」


『はい!』


二ビア「嬉しいね」


『美味しそうに食べてくれるのが1番だよね、材料もっと混ぜよっか』


二ビア「うん、やる気出てきた」


パティシエ二ビアちゃんの誕生?


女性5「すみません、昨日の歌子です。今日もお願い出来ますか?」


『あ、昨日の!出来ますけど、昨日と同じ30枚ですか?』


女性5「はい、子どもたちも気に入っちゃって、また食べたいと言ってまして」


『嬉しいです!すぐ焼きますね』


混ぜ始めてて良かった


二ビア「急ぐね」


『ありがとう。150トーラムになります』


女性5「はい、今日は馬をもう連れて来てるので、どうぞ入れてください」


『分かりました!』


おっし、焼くぞぉ!


二ビア「出来た!これも混ぜるの?」


『うん!お願い出来る?』


二ビア「うん!」


助かるぅ!


『馬…馬』


なんかゲシュタルト崩壊しそう(笑)


まぁいいか


おぉ、もうあと半分になったよ?


2人の力つよつよやん


後ちょっと……




『出来ました!』


女性5「ありがとうございます、今日はお2人なのですね」


『はい、昨日1人では力が及ばない所もありましたし』


女性5「あら、そうですか、このお店は大きくなると思いますから、雇うのも良いと思いますよ。それでは」


『ありがとうございます!』


二ビア「凄いね」


『うん』


雇う……かぁ


私さ、雇う側って憧れるけどさ


女性6「2枚ください!」


『はい!10トーラムになります』


雇う人への給料とか時間とか、待遇とか分かんないのよ


『どうぞ〜』


女性6「ありがとうございます!」


子ども「さんまい、これで、かえますか?」


『ん?』


あ、15トーラムあるね


『買えますよ!』


子ども「ありがとう!」


二ビア「誰と食べるの?」


う、二ビアちゃんアンド子ども……最っ高


子ども「あのね、ママとね、パパとね、ボクでね、たべてね、みんなでね、おいしいってね、したいの!」


なんて健気な子!


『はい!出来たよ!このお皿に3枚あるからね!』


子ども「ありがとう!あのね、このおかねね、ずっとね、ためてたんだよ!それでね、ママがね、きのう、いってた、おみせのおかしをね、たべたいって」


『良い子だね、ママの所に行ってあげて、笑顔にしようね』


こっちが泣けちゃうわ


子ども「うん!ありがとう!おねぇちゃんたち!」


いやー、やる気満々よ


二ビア「こんな子がソルヤ王国を担う人間になるんですね」


確かにね


『頼もしいね』


幼い子よ、その気持ち忘れるなよ!


私みたいな逃げる人間なるなよ〜


『よし!売るか』


二ビア「うん」







な、な、なんと!


今日も完売したよ!


それも昨日より早く!


凄


二ビア「売れたね」


『うん、2日連続で売れるとは』


二ビア「凄いよ、あ、私何したらいい?」


『私洗い物するから、二ビアちゃんは片付けと戸締りお願いしていい?』


二ビア「分かった!」


洗い物もすぐ終わった〜


『帰ろっか』


二ビア「うん」


宮殿から近いのも良いよね〜


二ビア「楽しかったよ」


『そう?それなら嬉しいな』


あ、やっぱり宮殿の前に皆居る


カタル「二ビアー!おかえりーー!」


めっちゃ叫んでるしカタルさん


二ビア「やめてよ!もう」


そう言いながら照れる二ビアちゃん可愛いよぉぉ!


サヒル「おかえりなさい」


ルーク「おかえり」


『ただいま帰りました』


カタル「いやー、ルークの気持ちわかるわ」


心配する気持ちかな?


サヒル「食事はご用意できてますから、食べましょうか?」


『はい』


二ビア「すみません、私がやるべき事を」


サヒル「いえいえ、いつも私たちの分もご用意してくださってますから、そのお礼ですよ」


紳士やなぁ


カタル「たまには良いんじゃない?」


『そうだよ』


二ビア「……うん」


あ、あと明日休みにしようかな


『二ビアちゃん、明日は休みにするよ、2日やって、一日休み、月末は2日くらい休みだと19日だし』


カタル「計算してたんだ、サナちゃんは働き者だから、もし働きすぎてたら言おうと思ってたんだ」


そうなんだ


二ビア「うん、分かった」


『よし、食べたことだし入ろっかな』


サヒル「侍女から用意はできているとありますよ」


二ビア「ありがとうございます」


『ありがとうございます』


助かりみぃ


『今日はゆっくり入ろっか』


二ビア「うん!」


バスボム使お


『持ってくるね』


二ビア「はーい」


2日だけでこんなに売れるとはなぁ


嬉しいわ


二ビア「お疲れ様」


『お疲れ様!』


癒されるねぇ


二ビア「明日はゆっくりしようか」


『そうだねぇ、明日は休みだもんね』


本当にぐっすり寝そうで怖い(笑)


『ん〜〜!二ビアちゃんは明日はカタルさんと一日中ベッタリかな?』


二ビア「…そうなりそう」


あ、否定もしないのね、やっぱり好きなんじゃん?


二ビア「サナは?」


『ベッタリって訳じゃないからなぁ…普通?かなぁ』


二ビア「ルーク様はそういう感じじゃ無さそうだもんね」


確かに


『まぁね?甘えたいってのはあるけど…飽きられないかなってなるから』


二ビア「うーん、聞いてみたら?」


え、直球に?


『直接?』


二ビア「うん、《甘えていいですか?》とか、《甘える人って苦手ですか?》とか」


前者はともかく…後者はよさそう


『考えておくね!上がろっか』


二ビア「うん」


あー、疲れが取れた


二ビア「じゃあ、おやすみなさい」


『おやすみなさい』


甘え…ねぇ


立場が上で、争いがあって、見た目も良くってってなったらハニトラ的なのあるのかね?


まぁ知らないんだけどさ


うーん、あるんだったら苦手かもなぁ


あ、今日は寝る時ルークさんに会わなかったな


…聞けないかぁ、明日聞こっかな


おやすみなさい

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