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64 お店始めるけど呼び込み恥ずかしいよね

おはようございます


めっちゃ緊張してますが起きれたよ〜!


よかった


起きれないかと思った


だって目覚ましないもん


さて!着替えてエプロンのジジャ着てと…


二ビア「おはよう、朝ごはん用意できてるけど、ここで食べる?」


『二ビアちゃんも起きてたんだ、そうだね、今日から皆で食べれないからそうしようかな』


二ビアちゃんまで早起きさせてごめんね!


二ビア「うん、あ、ルーク様も一緒に」


ルーク「構わないか?」


え、ルークさんも早起きなの?


『大丈夫ですけど…なんか私に合わせちゃってません?』


ルーク「いや、先日から寝ずの番が終わってな、いつも通りに起きただけだ」


そうなんだ


『寝ずの番が終わるって…何かあったんですか?』


ルーク「ただカタルが気を利かせただけだ」


あー、カタルさんならやりかねない


でもカタルさんは兵の事とか詳しくなさそうだから、裏でサヒルさん絡んでるよねこれ


『カタルさんならやりかねないです』


想像にかたくないもん


ルーク「ああ」


『…ありがとうございます。ルークさんのお陰で1歩踏み出せました』


ルーク「俺は何もしていない、進んだのはサナだ」


そういう所が好きなんだよね


『あの、今日頑張りますから!』


ルーク「あぁ」


ルークさんに会えて良かった


『そろそろ行きますね』


ルーク「どういう結果にしろ、行動する事が大切だ」


『はい!』


よし!やる気がでてきた!


二ビア「場所はここに書いてる」


『ありがとう』


二ビア「頑張ってね」


『うん』


お金持った、地図持った


えっと……この通りだよね


宮殿から近いから安全は安全かな


あ、この店か


え!もう看板ある!


仕事早くなーい?


お金はここに置いといたら会計しやすいかな


まぁ、仕込みやるか!


注文が入った時には後は焼くだけにしたいし


これ1枚何トーラムにしよ、決めてなかったわ…


んー、とりあえず1枚5トーラムにしたら、一日100枚としたら500トーラム、それを10日で5000トーラムか…定価わかんないからそのくらいにしとこ


おぉ、20人分一気にって結構あるわ


ここって結構木の匂いするんだ


土が固められてはいるけど剥がれてるのかな


あ、待って、私の休憩時間全然決めてなかったわ


でも初日って頑張らなきゃよね?


ファーストインプレッションが大切だもんね


この店はあれだ、昔ながらの肉屋さんとかテレビで見る所っぽい


さて、まぁまぁ時間かけて出来たけど……


呼び込みいるよね?


よし!


『た…卵のフワフワな菓子、どうでしょうか…』


うわ!これ恥ずかしい!


それも誰も聞いてくれない…


人通りはあるんだけどね…


『フワフワで甘くて美味しいですよ〜』


うん、スルー


うわ、心折れそ


『異国のホットケーキって言うんですよ〜』


異国のものってやっぱり受け入れられにくい?


せめて1枚でも…売れると思ったんだけど、これ1枚も売れないとかあるかも


『フワフワ菓子どうですかー?』


う、誰も見向きもしない


あー、なんか虚し


材料に申し訳ないから1枚だけ焼いて食べようかな


こんなにフワフワなのになぁ


あ、ハチミツハチミツ


うん、匂いもいいし


『んー、凄く美味しいのに』


いや、作った私が言うのもなんだけどね?


これ美味しいのよ?


女性1「あの、1枚ください」


え!来てくれた!


『あ、はい、1枚5トーラムです。焼きますね』


接客なんてした事ないからなんて言えばいい!?


うおっと、食べかけ見せたらはしたないわ


よし、フワフワに出来た!ハチミツとお皿とお箸!


『どうぞ』


女性1「ありがとうございます。5トーラムです」


『はい』


女性2「買えた?」


あ、向こうで話してるの聞こえちゃってるよ


これで美味しくないとか言われたら心折れる


女性1「うん、お店の人が食べてたのが美味しそうだったから、お!これめっちゃ美味しい!食べてみて!」


女性2「ん…おおお!美味しい!ちょっと待ってて、私も買ってくる!」


う…嬉しい!


女性2「このホットケーキ?を1枚ください!」


『はい!5トーラムです』


あー、やばい、泣きそう


商売って大変だけど美味しいって食べてくれた時の心のポカポカは何にも代えられない


『どうぞ』


女性2「ありがとうございます!5トーラムどうぞ」


『はい』


女性1「美味しいよね!また来ようかなっ」


女性2「だね!あ、ここの通りの奥に気になってるお店あるんだよね」


あ、行っちゃった


ありがとう!若い女性たち!


子ども1「おねえさん、ホット?ケーキ?をいちまいください」


あ、下に居たのか


『一枚ね!5トーラムです!』


母親「あら、ここにお店出来たんですねぇ、コヌシュ、ここでいいの?」


子ども1「うん!さっきね、たべてたおねぇさんがね!おいしそうだったの!」


うっっっわー


見てたのね


母親「そうなのね」


『はい!どうぞ!』


母親「ありがとうございます。5トーラムちょうどです」


『ありがとうございます』


子ども1「たべるーー!これ!フワフワ!おいしいよ!ママもどーぞ!」


母親「ありがとう、あーん」


子ども1「あーーーん」


微笑ましすぎ!


母親「ほんと!美味しい!すみません、これあと2枚頂けます?」


リピート!


『はい!2枚で10トーラムです』


女性3「私も買おっかな…」


『1枚5トーラムです!』


うん!嬉しいね!


女性3「1枚ください」


『はい!』


じゃあ3枚焼くのか


大きいフライパンで良かった〜


このフライパン頑張れば5個焼けそう


『お待たせしました』


母親「10トーラムどうぞ」


女性3「5トーラムです」


『ありがとうございます!』


わー、良かった、売れた


女性3「ちょっと食べてみよーよ」


男性1「へー、こんなんなんだ」


女性3「ねーこれ美味しい!チミサも食べてみてよぉ」


カップルか


男性1「甘いね、美味しい!」


女性3「これで5トーラムって安くない?普通15~25トーラムくらいだよ?えー、これ最高」


べた褒めありがとうございます!


励みになります!


母親「あなた、あなたも甘いもの好きだったわよね?これ美味しいわよ」


子ども1「うん!これね!フワフワなんだよ!」


父親「初めて見るなぁ…ほぉ、美味しいなぁこれ、高かっただろう」


母親「それが1枚5トーラムなのよ」


父親「へぇ、安いな」


母親「そうなのよ、ここは良いお店だわ」


安めに設定してたんだ


でも稼ぎ的にはこれでいっても19日で9500トーラムでしょ?仕入れで約8000トーラム、差し引いて1500の収入


結構あるなぁ


で、毎月5トーラムの課税でしょ?


それでも1495トーラム


普通の人の月収よりは多いよ?


でも生活雑貨とか色々揃えてたら最初の内は足りなくなるのかな


まぁこれは一日100枚売れた計算だし


そろそろお昼頃かなぁ


女性4「あー、さっき見たのだ!これ5枚買えます?」


おお!


『はい!5枚ですから25トーラムです』


女性4「安っ」


めっちゃ反応良い人だ(笑)


うん、5枚焼けるわ


『どうぞ』


女性4「はーい!25あります!」


『はい』


新しく材料混ぜとこ念の為にね

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