54 好きな人への質問って急には浮かばないよね
質問かぁ
んー
『どうして武人になろうと思ったんですか?ってなんか安直ですね』
コミュ障やんけ
ルーク「ずっと争いがあって、その頃は男は全員争いに駆り出されていた。そこで運良く生き延びたのがきっかけだろう」
『争いで生き残って、武人になったと…辛い事もあったんでしょうね』
ルーク「そうだな、友人の最期も後輩の最期も見てきた」
…計り知れないな
『なんか暗くなりましたね、明るい質問にしましょう!ルークさんの誕生日っていつですか?』
ルーク「2月6日だな」
『では2月6日はお祝いしますね!』
ルーク「ありがとう、サナの時も祝おう」
『はい!』
なんかお互い、ベッドの端に座って対面って面白いな
ルーク「サナは…想い人とはどうなった?今日、楽しそうに飾りを選んでいたが」
えーっと…どうしようか?
『あー、何も無い…ですかねぇ?んー、無いって訳じゃないんですけど…』
ルーク「サナなら大丈夫だ」
根拠…欲しいんですよ
てか貴方なんですよ
『その人…に飾りを贈っても良いんですかね?あの…男性の意見が欲しいです』
うん、男性としてね?
ね???
ルーク「そうだな、例えば…俺だったら、嬉しいがな…」
『そうですか』
うー、でもお世辞なんだよねぇ
ルーク「逆にサナはどうなんだ?例えば、俺からの贈り物とか…」
『そりゃとても嬉しいですよ』
だって…ねぇ
ルーク「相手方も同じ気持ちなんじゃないか、物よりも気持ちだろう」
ルークさんってそういう人なんだ
『なんか、ルークさんは物を貰っても、使いやすさとかで色々思う人かと思いました』
なんか
気持ちより使いやすさ!
って感じ
ルーク「いや、俺は自分で買うならば使いやすさだが、貰い物は何を貰っても嬉しいものだ」
『私もですね』
結構共感
ルーク「まぁ、贈り物をする前に相手が何を欲しがっているかを観察するが」
『武人らしいですね(笑)』
んー、贈っても良いんだろうけどあの会話聞かれてたよね、なら意味分かられるよね…
『あの飾り、贈るか考えておきます』
ルーク「そうだな」
贈ったとしてもルークさんが付けてくれるってイメージ無いけど
『ふふっ』
ルーク「どうした?」
『いえ、相手が…あの飾りを付けるような…あまり、飾らない方なので、付けてくれたら嬉しいなって思います。もし…もしルークさんが何か飾りを贈られたら、付けるんですか?』
ルーク「……今までだったら付けなかったな…いや、触りもしなかったろうな」
?
『どうしてですか?』
ルーク「今までは敵国の罠では無いか、毒が塗られているのではないかと考えていたからな。でも今なら付けるだろうな」
『根っからの武人さんなんですね』
ルーク「…そうかもしれないな」
かっこいいな
『付ける姿…想像出来ませんけど、かっこいいと思いますよ。ルークさん』
ルーク「……ありがとう」
これは…深夜テンションなんだよね
少し…眠くなってきたからなんだよね
『…ルークさんみたいな人が良いです』
ルーク「そうか…」
伝わらないよねぇ
遠回しだし
ルーク「俺も…贈り物をしようと思ってな」
あ、そうなんだ
ルーク「今日、買ってはみたんだが、俺は口が上手くないから、なんと言えばいいか」
『うーん、私なら何も言わなくても嬉しいです。もうこの際ですから、想いを伝えてもいいかもしれませんね……私もそうしようかなぁ』
あぁ、大事な話してるのに…眠くなっちゃった
ルーク「…明日…」
ベッドが近づいてくる
ボフッ…
『私も…一緒に伝えますから……ルークさんも…ね?』
ルーク「……そうだな………。サナ、おやすみ」
『おやすみなさい』




