46 最怖カップルだわ
おはようございます
朝から気が重いよ
今日から心臓幾つあれば持ちますか?
今日はこの服かなぁ
二ビア「おはようございます。炭を入れに参りました」
『はい』
二ビア「この耳飾りとこの首飾りをどうぞ」
やっべぇ
そういう覚悟!?
『アッハイ』
二ビアさん…スパルタ?
カタル「おはよー、サナちゃん、二ビア」
『オハヨウゴザイマス』
カタル「うん、いいねぇ~」
あ、グルなんだったわこの人たち
『朝からなんなんですかぁ』
まぁ半分諦めてるけどさ
カタル「だってねぇ」
二ビア「それでは朝食の用意をして参ります」
カタル「うん」
『はい』
あー、この2人無敵過ぎない?
ルーク「おはよう」
『ルークさんおはようございます』
カタル「ルークおはよ、どう?サナちゃん可愛いっしょ?」
ルーク「そうだな」
『ありがとうございます』
カタル「それだけ?」
カタルさん余計なお世話する系JKになってるやん
『とりあえず、行きますよ!』
カタル「はーい」
ルーク「そうだな」
朝から嫌な予感しかしないや
二ビア「こちらになります」
カタル「サナちゃんは朝はなにするの?」
『あ、決まってないですねぇ』
二ビア「食後、飾り物の選定をお願い致します」
え、もうあるのにまだ選ぶの?
『分かりました』
うん、カタルさんと二ビアさんから有無を言わせない視線
カタル「あ、ルーク明日申し訳ないけど二ビア行けないから2人でお願い。侍女たちの給与や仕事内容の確認してもらうから」
ルーク「…了解した」
マジでこの2人怖いもの無しやん
二ビアさんは本気にさせたらやばいよ
目がマジだもん
逃げ道ないやん
はぁ
二ビア「それではサナ様、参りましょうか」
『はい』
カタル「じゃーねー」
あー、なんだろこの状況
飾り物って言ってたよね?
なのに服も選ぶの?
ってかさっきから二ビアさんが選んでるんだけど?
それも今までとは比にならないくらいオシャレな服だし
『ちょ、二ビアさん?あのー、これ、私の服ですか?』
二ビア「はい」
なんてこったー!
だってさ、綺麗な青のワンピースなんだけどキラキラの刺繍に胸元少し空いてるし
この上が藍色で下が黒の寝巻きとかお腹出てるよ?夏用じゃん、てか腹だしとか無理!
ちょちょちょ!これ!なんかサンタコスみたいなワンピースで丈短!私は二ビアさんみたいにスタイル抜群じゃないからね!?
『手加減は』
二ビア「無いです」
無慈悲
二ビアさんの表情は変わらないけど目が輝いてるよ!
嫌だあぁぁ!
二ビア「それでは、飾り物を一緒にお選びください」
ねぇまって、前よりも豪華過ぎない?
なんか、前は上品な、慎ましやかな感じのが多かったけど
ガッツリ宝石やん
キラキラやん
陽キャやん
『oh......』
てかもう10個くらい二ビアさん選んでるし
とりま、まだ大人しめなの選ぼ
あー、このピアスめっちゃサラサラのが長いけど宝石は小さいからまだ良いかな
二ビアさんって頭の中どうなってるんだろ
てか部屋に入らないよね
うん、入らないってことにしよ
『二ビアさん、こんなに選んでも部屋に入らないですよ』
二ビア「大丈夫です。本日夜からサナ様の部屋が変わりますので」
えっっっっ
『どこですか』
二ビア「ルーク様の部屋の隣です」
『ちょ……容赦なくないですか?てか迷惑ですよね?ルークさん知ってるんですか?なんで皆さん容認したんですか?』
二ビア「カタルさんが容認しました、ルーク様もカタルさんが説得しました、迷惑ではありません、容赦はしません」
逆ルートで答えられたわ
てかルークさんの部屋って知らないんだけど
二ビア「夜、ご案内致します」
『……』
絶句だわ
本当
ね
二ビア「これらは他の侍女に運んでもらいます。あぁ、火鉢など今までの物も運んでおりますので。それでは昼食に参りましょうか」
『ハイ』
あ、これ逆らえないやつ
ここにきて本気で二ビアさんが怖いって思ったわ
カタル「おかえり」
ルーク「カタル、まだ話は終わっていない」
カタル「決定したから」
ルーク「……」
うわ、ルークさんめっちゃ眉寄ってる
カタル「じゃ食べよっか」
サヒル「そうですね」
ん?待って?
『サヒルさんって…その…色々知ってるんですか?』
カタル「うん、俺が話して協力してもらってるよ」
サヒルさん…貴方もでしたか
サヒル「まぁ、とりあえず食べましょう」
味方が居ないよ…




