41 は?虫?無理無理無理
『ご馳走様でした』
サヒル「それでは行きましょうか」
『はい』
本の管理ってなにやるんやろ
2回目見てもすごい迫力やんこの本の数
サヒル「この本の量なので定期的に掃除はしてるんですけどね、この時期は害虫が本を食べてしまうので燻蒸剤で対策をします」
え
害虫?
嘘でしょ
『害虫駆除ですか?』
サヒル「はい」
『害虫出てきますか?』
サヒル「はい」
むっ…無理
『私、虫苦手です…』
サヒル「そうですか、それではサナさんには燻蒸剤を置いてもらいましょうか」
『お願いします』
サヒル「私は害虫を集めて処理しますから」
『はい』
虫を集めて処理とか私には無理って
サヒル「こちらの燻蒸剤を縦と横5つの棚の中央に1つづつ置いてください。左奥から右に、それから手前に移動してまた左へ…とお願いします」
あー、ニョロ蛇みたいなかんじか
『はい』
サヒル「書庫の入口に燻蒸剤を置いておきますね。燻蒸剤は置いて、中央を押すと煙が出てきますからね」
『分かりました。それでは置いてきますね』
サヒル「はい」
5列5列だから…ここか
で、真ん中を押すと
お、出てきた~
右側に行ってからまた置いて押す
なんか左側から臭ってきた
なんやろ…火事とか見たことないしなんか焼けてる匂いとか嗅いだことないけど…そんな感じ?
臭い訳じゃないけど…独特な匂い
うお、サヒルさん煙の中に一直線やん…銀髪が溶け込むわ
よし、この調子でやるか
終わったけどさ、これ虫こっちに集められてるよね、サヒルさん見えてるもん…どうしよ
サヒル「サナさんは一度奥に行って燻蒸剤の空き箱の回収をお願いします」
あ、私が見ないように配慮してくれてる!助かる!
『はい!』
空き箱ってか空き缶?かな?
おお、空き缶を重ねられるように作られてるんだ…凝ってるなぁ
サヒル「処理は終わりましたよ」
『ありがとうございます』
サヒル「空き箱は上に持って行って侍女さんに渡しましょうか」
『分かりました』
結構な量置いたんだ
袋に入れないと持ってけないくらいになってる
サヒル「こちらお願いします」
侍女1「分かりました」
あ、宮殿掃除担当の侍女さんかな?
サヒル「ありがとうございました。疲れたでしょう、夕食にしましょうか」
『はい』
カタル「お、サナちゃんお疲れ〜、大丈夫だった?虫苦手って言ってたけど」
『サヒルさんが処理してくれましたから』
カタル「そっか〜」
サヒル「苦手な物を事前に聞いておけば良かったですね」
そうしてくれたら良かったですよ
カタル「ルークは警備に当たってたら密猟者捕まえてそっちの対処で遅くなるんだって」
『密猟者が』
カタル「そうねぇ、最近減ったと思ったんだけどね〜」
あ、ナルムの肉が狩れるからか
『大変なんですね』
サヒル「ルークさんは私たちの中でも一番忙しいのでは無いですかね」
『兵の指導と警備と寝ずの番とミハラ国王に付いたり…』
カタル「空いてる時も自己研鑽欠かさないし」
いや、二ビアさんと張れるくらい頑張ってるのか
『二ビアさんもルークさんも真面目なんですね』
サヒル「そうですね」
二ビア「夕食になります」
『ありがとうございます』
カタル「二ビアちゃんも休みなよ〜」
二ビア「…」
あら…なに?
二ビアさん耳がちょっと赤い?
うっわかわよ
サヒル「食べましょうか」
『そうですね』
二ビア「明日、ルーク様が担当になります。サナ様に兵の話合いに参加して欲しいとの事です」
『話合い?ですか?』
兵っていったら…え、技術とか?
私分からないよ?
二ビア「はい。平和に対する意識を高める為ということです」
『あ、そうなんですね』
それなら…なんとか?
二ビア「詳しくは明日、朝食後ルーク様から説明があるようです。」
『分かりました』
平和か〜
話せるかな
二ビア「お風呂の用意も出来ております」
『入ります』
あー、今日は地下に居たから外久々〜
まぁお風呂なんだけどね
うーん
サヒルさんのお仕事良さそうって思ったけど虫いるし地下だから時間感覚無くなりそう
でも本は読みたいな
二ビア「それでは失礼致します。おやすみなさいませ」
『はい』
明日のために色々考えながら寝よっと
おやすみなさい〜




