40 ファンタジー世界の書庫って行ってみたいわ
おはようございます〜
今日はサヒルさんが担当か〜
頭脳担当だから本読んでるイメージしかない
見たことないけど
二ビア「おはようございます。炭を入れに参りました」
『はい!』
二ビア「本日サヒル様は午前中からサナ様に着いて欲しいとの事です」
あ、今日は起きてるんだ
『分かりました』
二ビア「それでは失礼致します」
カタル「おはよー」
サヒル「おはようございます」
『お二人共おはようございます』
サヒルさん居るわ
サヒル「昨日のお話に感銘を受けましてね。まぁサナさんをお待たせする訳にも行かないので今日は張り切りましたよ。」
『そうなんですね』
カタル「ルークは寝ずの番だったから昼まで寝てるよ」
そうなんだ
サヒル「朝はサナさんの居た国のお話を聞かせてもらいたいです。昼からは本の管理を一緒にしましょうか」
『はい!』
昨日のあの話をもっと深堀り?かな
二ビア「こちらになります」
『ありがとうございます』
カタル「うーん、この4人で食べるのは初めてだね〜」
サヒル「そう言われればそうですね」
カタル「俺とサナちゃんが夫婦でサヒルと二ビアちゃんが親戚夫婦かな?(笑)」
なんでそうなる
『…』
二ビア「…」
サヒル「冗談が過ぎますよ」
カタル「え〜」
『ないです』
カタル「サナちゃんも酷いよ〜」
二ビア「サナ様に同意です」
カタル「二ビアちゃんもさ〜」
あ、カタルさんって二ビアさんが何か言うと嬉しそうにしてる
ただ二ビアさんが可哀想だから辞めたげてや
二ビア「お下げ致します」
『はい』
サヒル「それでは行きますか」
『そうですね』
てかどこ行くんだろ
サヒル「サナさんにはお見せしてなかったですね。この宮殿の地下には大きな書庫があるんですよ」
『へぇ、知りませんでした』
まぁ最初の頃はソルヤ王国の重要書庫なんて知らん人に見せられないよね
サヒル「こちらです」
あ、謁見部屋の近くに小さい扉がある
『ここですか』
サヒル「足元に気をつけてくださいね」
あ、下に行く階段になってる…めっちゃ下るなぁ
おわっ…なにこれ
サヒル「ここが書庫になります」
書庫ってか超巨大図書館やん
天井から地面までビッシリと本棚があるよ?
それも奥まで続いてるし
梯子はあるけどこりゃ怖いやつう
『凄く大きい書庫ですね』
サヒル「ええ、ソルヤ王国だけでなく他の国の書物も集めてますから」
『そうなんですね』
サヒル「ええと、ソルヤ王国の争いの歴史の棚は…あぁ、こちらですね」
ジャンル分けされててきちんと表示があるんだ
サヒル「この本が1番詳しく載ってるんですよね」
え、サヒルさん覚えてるの?やば
うわお、分厚い
サヒル「タリヤ国と争いがあったのはご存知ですか?」
『はい』
サヒル「争いでは多くの作戦が立てたれ実行されてきました」
書物をなぞってくれてる
なになに?
《タリヤ国への間者を送り、夜襲を行った》
おお、怖い
サヒル「その争いは200年も続いていたのですよ。その後ミハラ国王がご即位され、話合いがあったんです」
『争いの間、話合いはなかったんですか?』
サヒル「何度か話合いの場を設けようとしましたが、その度に国王や、その時の側近の命の危険がありましたから」
あー、まぁ偉い人が集まったらそうなるか
サヒル「ミハラ国王はその危険も厭わずに話合いを行い、互いに侵略を行わず、干渉しない事を誓いました」
『ミハラ国王はそれ程素晴らしい技量があるんですね』
サヒル「ええ、その後はソルヤ王国の発展に従事しております。これがソルヤ王国の大まかな歴史です。サナさんの国の歴史も知りたいのですがよろしいですか?」
『はい』
とはいえ最初どうやって日本出来たとかよく知らないのよ
戦国時代からかなぁ
『まず、私の居た国は元々1人、国を作ったと言われる子孫が政治には関わらずに、国の代表として居たんです』
サヒル「政治に関わらない代表ですか」
『はい、そして、別に国の代表として政治に関わる人も1人いるんです』
サヒル「権力を分担してるのですね」
そうなるのかな
『でも昔はその政治を行う為に争いが各地であったんですけど、1人がまとめると、300年ほど平和な時代が続いたんです』
サヒル「その口ぶりからすると、また争いがあったんですか?」
『そうですね、その前にこの300年は他の国と一切交流がないんです』
サヒル「それでは国が発展しないのでは?」
『はい。300年後、他の国から国を開かないかと言われ他の国との戦力や発展の差を争いで見せつけられたんです』
サヒル「では負けたんですか?」
負けた…は負けたか
『負けたんですけど、私の国の伝統もそのまま受け継ぐことはできたんです。その後、発展途上にある私の国は強さを誇示する為に強い国に争いを仕掛けたんです』
サヒル「どの国にも暗い歴史はあるものですから」
ソルヤ王国は争いの歴史なのかな
『その争いには勝ったんですよ。その後また大きな、世界の大きな国同士の争いがあり、その争いにもまた勝ち、国は調子に乗ったんでしょうね。無謀な争いを挑んだんです』
サヒル「昨日の兵器のお話はどの辺ですか?」
『無謀な争いを挑んだ時のお話です。それも兵器は二度国に使われて、多くの死者を出したんです。その後争いに負け、別の国からある程度の指導がありましたが、伝統は続いたんです』
サヒル「負けても別の国の傘下になる訳では無いんですね」
うーん…傘下…じゃないもんね
『他の国同士の争いだとそれもありましたけど、私の国は運が良かったんですかね。それから経済を敗戦国としては脅威の速さで発展させ、平和を保ちながら先進国の仲間入りになりました』
サヒル「敗戦国が発展というのは素晴らしいですね」
『ありがとうございます』
日本の代わりにありがとうございます
サヒル「この部屋は光がはいりませんからお昼か分かりませんねぇ…そろそろお昼でしょうから戻りましょうか」
『はい』
サヒル「お昼からは少し忙しいですよ」
『分かりました!』
こう考えると日本って色々凄いんやなぁ




