35 まさかの結婚のお話!?
二ビア「それでは始めましょうか」
『はい!』
二ビアさんっていつも何してるんだろう
二ビア「侍女が多く居るのはおわかりと思います」
『沢山いましたね〜』
あんなに居るのかなぁ
二ビア「侍女の仕事は分担されています」
分担の方が効率いいもんね
二ビア「客室掃除担当、宮殿掃除担当、調理担当、洗濯担当に分かれています」
『そんなに…二ビアさんはどこ担当ですか?』
二ビア「私は基本サナ様に付いていますが客室掃除担当として侍女の仕事を任されています」
そういえば侍女さんの他にも最初執事さんが居たような?
『あの、執事さんが最初居ませんでしたか?』
二ビア「サナ様がご覧になった方は使用人に扮した兵でしょう」
あ、あの時私怪しい人だったもんね
『納得です』
二ビア「サナ様はどのような仕事に興味がおありでしょうか」
『調理と客室掃除、宮殿掃除に興味あります!』
申し訳ないけど洗濯機がない世界で洗濯は無理かも
二ビア「そうですか、それでは客室掃除でサナ様の部屋を掃除しましたら本の値段などについてお伝え致します」
『はい!』
二ビア「まずは壁や机、棚等床よりも上の掃除です」
あれ、いつの間に道具持ってきたの!?
ハタキみたいなのだ
二ビア「こちらをお使いください」
『分かりました』
二ビア「床に汚れを落としてもらって構いません」
いいんだ
といっても全然汚れとかホコリないんだよねぇ
『全然汚れないですね』
二ビア「はい、毎日サナ様がお風呂に入っていらっしゃる時に済ませてますので」
これぞ出来る侍女!やん
二ビア「終わりましたら次にベッドのシーツ交換を行います」
あ、毎日替えてくれてるのかな
二ビア「古いシーツはこちらの袋に入れてください、洗濯担当が行います」
『あ、はい』
どこまでやって、どこから向こうがやるのかとか決まってるからスムーズでいいねぇ
二ビア「新しいシーツをこのワゴンに重ねられている順に敷いていきます」
あ、もう順番になってるんだ
『まずはこれですね』
で、次これと
案外多いな
あ、二ビアさんが枕やってくれてる
二ビア「では次に床を奥から掃除します」
どこから掃くとかあるんだ
『奥から手前にしたほうが足の汚れが付かないんですかね』
二ビア「その通りです」
なるほどねぇ
よし!出来た!
終わり?
二ビア「基本はこれで終わりです。それでは片付けてまいります」
『はい!待ってます!』
いやぁ、侍女って何から何までやってるってイメージだったけどそりゃ効率考えたらそうだよね
二ビア「お待たせ致しました」
『いえ』
二ビア「サナ様はどのような本に興味がおありですか?」
『そうですねぇ、料理の本のとか歴史の本とかですかね〜、ソルヤ王国の料理作ってみたいですしソルヤ王国の歴史を学んでおいて損は無いですから』
二ビア「そうなんですね。料理本であれば14トーラムくらいです。歴史に関する本であれば18トーラムから詳しいものであれば50トーラムと幅があります」
そんなに幅あるのか
あ、でも日本でも大日本史とか高そうだし
『まぁ詳しいものだとそのくらいはなりますよね』
二ビア「他に、サナは一人暮らしをゆくゆくは行う事を仰ってましたので関することをお伝え致します」
『お願いします』
やっぱり色々あるやろうなぁ
二ビア「まず、調理用品は安くて500トーラムで全て揃います。寝具は800トーラムで揃います。その他全て揃えるのには700トーラム程です。こだわりがある場合はかなりの金額を掛けることもできます」
大体3ヶ月の月給で揃う感じか
あ、いや、家もあるから…
1年分の給料払えばかなり良い物とか揃うよね
『1年働けばある程度良い暮らしが出来ますかね』
二ビア「はい。ソルヤ王国には課税があります」
やっぱりどこでもあるよね
『1ヶ月の配当でどのくらいですか?』
二ビア「5トーラムです」
『え!少ないですね!50くらい取られるかと』
二ビア「市民からの徴収は最低限にしております」
『すっごい良い国ですね』
日本なんて…あぁ、そんな事言っちゃいかんいかん
二ビア「ありがとうございます。それと、サナ様が温熱効果への従事された日から給料が発生しております」
『えっ!そんな、私何にもお力になれてないですよ』
二ビア「いえ、ソルヤ王国に温熱効果をもたらしたとの事ですから」
うーん、でも貰えるなら貰いたい気もする
『うむむ、一応そういうことにしておきます』
二ビア「サナ様の職が決まりましたらそちらの平均配当になります」
『そうですか』
え、どうしよ
二ビア「私は食事の用意をして参ります。明日は調理を行ってみますか?」
『はい』
なんか…私の居ないところで色々あってるんだな
カタル「どんな感じだった?」
『楽しかったです!あと私に給料が出てるって話を聞きましたけど…何も出来てないのに貰ってもいいんですか?』
カタル「めっちゃ色々してもらってるから良いんだよ!なんなら俺らのお手伝いさんとして働く名目なら良いんじゃない?」
サヒル「サナさんには色々助けられてますから。カタルさんの言い分としては、何か名目があれば誰も反対しないだろうとの事ですよ」
『なるほど』
ルーク「ソルヤ王国に従事しているのだから賃金が発生するのは当然だろう」
へぇ
ん?しれっと褒められた?
二ビア「…」
あー、二ビアさんこっち見ないで
カタル「まぁ3人のお手伝いとか難しいだろうし1人に決めとけば良いんじゃない?それかサナちゃんが発明家になるとか?」
『発明家なんて出来ませんよ〜』
二ビア「…ソルヤ王国の地位の高い方とご結婚をされればそれだけで給金が毎月出ますが」
『ええ!奥さんになるだけで出るんですか!?課税も少ないし…良い国すぎません??』
カタル「おお、俺の事遠回しに褒めてくれてありがとう!」
あ、カタルさんが経済担当だもんね
カタル「まぁお偉いさんの奥さんはその代わりに家事やってもらうんだよね」
侍女さんとか居ないんだ
サヒル「侍女などを雇うのは愛人などの問題がありますから」
『あ、確かにそうですね』
なんでこの話になったんだっけ
『まぁ働くのに選択肢が多いに越したことはないので』
カタル「うんうん!」
なんで乗り気なのだろうか
まぁいいか
『ご馳走様でした』
ルーク・カタル・サヒル・二ビア「御加護を」
うーん、迷うというよりどれも私に出来るか不安な職種なんだよなぁ
侍女さんの仕事は何とか出来そうだけど
二ビア「お決まりにならないのであればルーク様の奥様になられるのも良いかと思います」
なんでそうなる!?
『ん?どうしてですか?』
二ビア「御三方は地位の高い方ですから」
あ、そうか
じゃなくてね?
うん
『ルークさんの意向は無視ですか』
二ビア「いえ」
わっかんないなぁ〜
この間の仕返しか!
なら仕返しの仕返しじゃ!
『二ビアさんこそ、カタルさんの奥さんになるの…いいと思いますよ』
二ビア「わ…私の事は置いておいてください。それでは失礼致します、、おやすみなさいませ」
あ、逃げられた
うん、良き
奥さんかぁ〜
考えたこと無かった
てかまず私には早いって思うんよ
ソルヤ王国の事とか知らずに家に入るとか無理でしょ〜
ま、ゆっくり考えるか〜
おやすみなさい




