12 イケおじに褒められすぎて逃げたくなるやん?
お昼ご飯の後にお茶飲んでたらサヒルさんがやってきた〜
サヒル「今日は本当に冷えますねぇ」
ルークさんや美人侍女さんと違って何も持ってきてないみたい
『そうですねぇ』
サヒル「ソルヤ王国の歴史について軽くお話しましょうか」
『お願いします』
サヒル「私たちが食事の際に《ナジャ》と言っているのは分かりますよね」
『はい、ナジャと言うのは人の名前ですか?』
サヒル「厳密に言えばソルヤ王国の創造主の女神です」
『女神の名前だったんですね』
それなら納得いく
サヒル「天にはナジャら女神が、地には人間がいました。人間の一部はナジャら女神を信仰しました。」
ふむふむ
『女神を信仰する人たちがいるのは私の所もそうです』
サヒル「それでは信仰する女神の違いもあるのですかね?」
『女神…ではないんですがどのような神を信仰するのか、1人なのか複数なのか、とか色々違いはあります』
サヒル「複数、は聞きませんがこちらも同じですよ」
『神を信仰すると言っても神の種類が違う…みたいな感じですか?』
水飲むって言っても水道水か浄水器付きかみたいな?
あんま上手くない言い回しやわこれ
サヒル「そうです」
あ、通じた
サヒル「ナジャを信仰していたのが今のソルヤ王国の先祖なのです」
『他の国の人たちは別の神を信仰してるんですか?』
サヒル「そうです。サナさんのいた世界でも同じようだと言う事ですが、サナさんはどのような神を信仰してましたか?」
神?神かぁ
『率直に言いますと、私の居た国では神が沢山いるんです』
サヒル「神が沢山…」
『なんと言いますか、色んなものに神が宿っている考えなんです』
サヒル「難しいですね」
まぁ…説明難しいわぁ
『例えばこの机にも、食べ物にも、服にも神がそれぞれ宿っていて小さい頃は物を粗末にしたり食べ物を残すとその神様が悲しむ、物に感情があると教えられてきたのです』
サヒル「物に感情が…神が複数いると言うことはその国の人々の中でもどの神を信仰するなど争いが絶えなさそうですが」
『全くなかったですね。元々神を信仰するっていう感情が薄れてきてる国なので』
サヒル「では、神はいるが信仰まではいかない、という事ですかね」
『つまるところ、そうですね』
結構日本って特殊なんやなぁ
『あ、でも私の元々居た国には国の創造主の子孫が未だに国の代表としていらっしゃいますね』
サヒル「そんな神聖な国だったからこそ文明が進んでるんですね」
『…歴史が難しい国ですよ…もう国ができて何千年になるか…』
日本って何歳?
有識者教えて〜
サヒル「何千年…そんな国から来たのですか…」
『でもソルヤ王国も良いところですよ』
サヒル「サナさんの国の歴史の中にソルヤ王国のような文明の時期もあったんでしょうね」
『そうですね、あったと思います。詳しくは無いですけども』
サヒル「私がサナさんにソルヤ王国の歴史を教えるつもりがサナさんに教えてもらいましたね」
『いえいえ、私も自分の国について意外と特殊なんだなぁって分かりましたしソルヤ王国の創造についても教えてもらいましたから』
美人侍女さん「夕食の準備が整いました」
サヒル「行きましょうか」
『はい』
面白かったなぁ
カタル「サヒルにソルヤ王国の創成について教えてもらったんだろ?眠くなかったか?」
『いえ!全く!』
カタル「すげぇな…俺なんて何回聞いても眠くなんのに」
カタルさんは難しい話とか苦手なのかな
経済の方が難しいと思うけどなぁ
サヒル「サナさんの居た国の神の信仰についても面白いお話が聞けました」
カタルさんスルーですか(笑)
ルーク「神の信仰か」
サヒル「えぇ、なんでもサナさんの国では全ての食べ物、道具、服に神がそれぞれ宿っている。つまり神が多くいるとの事です」
ルーク「神が複数か…周りではそのような国は無いな」
サヒル「神が複数居る事については分かりますがそんなに多く居るとは思いませんでした」
カタル「ってこたぁサナちゃんは沢山の神を信仰してんのか?」
『いえ、神の信仰自体薄れてきてますから』
サヒル「それも国の創造主の子孫がいらっしゃるようで、それも国は何千年も続いているとか」
ルーク「尊い国なんだな」
『多分私の居た国がちょっと長生きなだけですよ。他の国は1人の神を信仰したり国が出来て数十年の場所もありますから』
サヒル「サナさんは尊い国に産まれた方ですか」
『そんな』
なんかめっちゃイケおじからの褒めちぎりがこそばゆい
カタル「そりゃ文明が進んでても仕方ないか」
ルーク「そうだな」
なんか照れて何も言えなくなりますやん
美人侍女さん「お風呂の準備は出来ておりますがカタル様、あの布をお渡しする事で間違いないのですね?」
カタル「おー、頼んだ」
『あ、布があるんでしたね』
カタル「ま、感想は明日の朝で」
『分かりました!』
さて、早速お風呂行くか〜
美人侍女さん「こちらの布になります」
『ありがとうございます』
お、ちょっと粗めの作り
石鹸〜
泡立つ!
『すっごい!』
んんんー!肌に優しいきめ細かい泡泡!
おおぉ!肌がツルツルになった気がする!
ソルヤ王国のお風呂でこの泡立て使えなくっても食器洗う時とか泡の方が落ちるからどっちでも良さそう
『上がりました〜!』
美人侍女さん「肌がさらに綺麗になられましたね」
あ、この美人侍女さん褒めちぎり上手すぎ
『ありがとうございます』
めっちゃ嬉しいんやがぁ↑
これ使い続けよ!
美人侍女さん「それでは明日は私が担当になります。ソルヤ王国の金銭についてお教えさせていただきます。」
『トーラムというのは分かりますが詳しくは分からないのでお願いします』
美人侍女さん「はい、よろしくお願い致します、それではおやすみなさいませ」
『はい』
あ、机の上にお茶置いてある
置いたのは美人侍女さんかな?
冷やさないよう言ってたもんねぇ
優しくて美人で気が聞いて褒めちぎり上手すぎる人がなぜモテない?
まぁ寝るかぁ
今日は寒いからフワフワ毛布が出してある!
よし!寝るぞぉ!おやすみ!




