『紅イモ乱闘事件』
病院に付き添った真面目なユン・シウは、看護師からサランの着替えの下着を用意するよう指示されます。恥ずかしさからパニックになった彼は、ショッピングモールで店員に「母親用」と嘘をついて下着を見繕ってもらいました。しかし、彼が持ち帰ったのは「サイズがブカブカで紅イモ色のおばさん臭い下着」だったため、サランは激怒します。二人は罵倒と猫パンチの応酬による大喧嘩を繰り広げ、この騒動はシウの日記に『紅イモ乱闘事件』として記録されました。
『ソン・カナンの木の葉飛び』とは、
カン・サランの体重の軽さと空中姿勢のセンスの悪さで、
撮影スタッフが想定していない所に、吹っ飛んで行ってしまう現象である。
『虹の薔薇軍団』のエースナンバーを付ける助監督のリリィ(イ・ジフン)が、
「あの子。またどこかに吹っ飛んでったわよ!」というのが決まり文句であった。
吹っ飛んで落下したカン・サランは幸い予備のマットに着地して、目立った怪我はなかったのだが、
一応、精密検査を行うため、2日~3日入院する事になった。
ユン・シウは心配で当然、病院に付き添って行った訳だが、看護師に着替えの下着等を用意するよう指示された。
真面目な彼は、会社の女性スタッフや薔薇組に相談したら良いものを、
自分で解決しないといけないと焦ってしまった。
ユン屋敷にてサランの部屋から彼女の下着を調達できる訳もなく、
仕方なくショッピングモールの下着ショップに向かった。
そこで彼はあまりの恥ずかしさから、「母親が入院したので」と女性店員に見繕ってもらったのである。
それらを抱えて病院に戻った彼だが、カン・サランの逆鱗に触れてしまうのであった。
サランが怒った理由は、『サイズがブカブカで紅イモ色のおばさん臭い下着』を購入してきたからであった。
散々、罵倒して猫パンチを繰り出してきた彼女に、さすがのシウも言い分があると、
猫パンチで応酬した。この事件は二人の最初で最後の喧嘩であり、
『紅イモ乱闘事件』として作家ユン・シウの日記に記録されることになる。
後日、カン・サランはダメ押しとばかりに、女性アイドルの真似と称してスエットを腰穿きにして、
よれよれの紅イモ部分を腹巻のように見せて、ユン屋敷を練り歩いたので、
『顔面国宝』と呼ばれるユン・イウもいじけた表情をするのであった。
これらはサランの悪ふざけに過ぎなかったのだが、ソン・インナに見せた所。
「あら。これすごくいい下着なのよ?貰っていいの?」と未使用の2セットを喜んで持っていった。
実はその紅イモ色の下着はソン・インナが愛用している超高級ブランドの下着であったのだ。
サランが普段使用する下着の10倍の価格のその下着は、
シウは母親の愛用でロゴを知っていたので、
女性はこのブランドの下着を使うものだと思い込んでいたのであった。
そうした経緯から、カン・サランはシウに謝罪したのであったが、すっかりへそを曲げた彼は、2度と女性の下着なんかを買う物かと心に固く決心したのであった。
今後、記載する表現に関して、常識に基づいて気をつけて参りますが、
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※作中のメインキャラクターは日本語も韓国語も話せる設定となっておりますが、読む側を考慮して日本語表記にしております。キャラクター達は場面に応じて言語を使い分けているとご理解願います。
参考データ
※ユン・シウ…小説家25歳
※カン・サラン…女優志望のアルバイト20歳
※ソン・カナン...女優。カン・サランの芸名。ソン・インナに名付けられた。
※ソン・インナ…女優、シウの母親
※ユン・ジュンソ...シウの父。総合映像制作会社S.S.Iの会長
※イ・ソジュン...シウの親友。Juringエンター専務。子犬の幼顔と低音ボイス
※イ・ウジン...映画監督。『残酷な美しさ』『私にキスできますか?』
※パク・ドユン...映画監督。シウの親友。Juringエンタ常務。映像制作部部長。
※イ・ダイン...『私にキスできますか?』ヒロイン
※キム・ソヒョン...シウの元恋人『Love Hunt』プロデューサー。
※ハン・チョヨン...女優『私にキスできますか?』イ・ダイン役
※『Love Hunt』…ネット配信の恋愛リアリティ番組
※『私にキス出来ますか?』…シウ作の小説
※『ずっと僕は君を』…シウ作の小説




