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あなたの関西人指数はどれくらい?

ドクトルの、ノリ・ツッコミテストである.


直美の場合


回診が始まる時である.呼吸状態が落ち着いた患者さんのところに行く前、若い女医さんとドクトルは話している.

「直美さん、この仕事が終わったら、結婚しよう」彼は、彼女の左手薬指に、何かを挟んだ.


「まあ、嬉しい.きれえ・・・」しばらく彼女は自分の指につけられた、それをうっとりしたように見つめていたが、いきなり我に返って


「ってこれ、パルスオキシメーターやないかい!」


彼女は関西出身らしい.普段から仕事の時の話もこてコテの関西弁だった.


明美の場合

別の日.ドクトルの回診に珍しく看護師さんがついてくれるそうである.酸素飽和度をこれから測り、血液ガス分析を行う準備をしている.


「明美さん、この仕事が終わったら、結婚しよう・・・」

というとドクトルは、彼女の左手薬指に、パルスオキシメーターを装着した.

脈拍に合わせて、「ぴ、ぴ、ぴ」と音がする.心拍数も一緒に出る.

脈拍は55から、60/分くらい.

「・・・・・」彼女は下を向いて、左手薬指に装着された、パルスオキシメーターを見つめる.

「ぴ、ぴ、ぴ・・・・ピピピピ」脈拍が一気に、90台/分に上昇した.彼女は何も言わない.

恐る恐るドクトルは彼女の顔を覗き込むと、


ほおが赤い.

そして、かすかに、幸せそうな笑みを浮かべている.

彼女は何も言わないで、ずっと下を向いたままだった.


彼女の出身は秋田県らしい.2年前に仕事でこちらに来たらしい.


恵子の場合

コソコソとドクトルが、術後の抜糸をしようと、棚をごそごそ探っている.

「ドクトル先生、何すんの?勝手に道具いじらないでくれる」


「あ、はいすみません・・・抜糸するので、ステイプラのリムーバーと、眼科用のハサミと、スティックのイソジン消毒と、ガーゼと、無こうの鑷子を貸していただけると嬉しいのですが・・・」


「ふーん、看護師ついたほうがいい?あたしでよかったらついてやっけど・・・」

「ああ、恐れ入ります・・・じゃ恵子さん、この仕事が終わったら、結婚しましょう」と前の二人の女性と同じように、ドクトルは恵子の左手薬指にポケットから取り出したパルスオキシメーターを恐る恐る装着してみた.


「ぴ、ぴ、ぴ、」彼女のパルスは規則的に、時を刻むのだが、しかしドクトルと彼女の間の時間は一瞬止まったかのように感じられた.


「っつうか、あんたこれなんの真似?こっちは忙しいんだから、あんまりふざけたことやると、処置についてやんないよ!」


地元出身、元スケバンの看護師さんには取り入る隙は全くなかった.


「パルスオキシメーターリングを用いた、プロポーズ試験による、看護師さんの出身地の検討」


ドクトルは真剣に学会発表や、論文執筆を試みた.

どの学会で発表するか・・・

アクセプトされる雑誌・・・・・


「そんなもんあるわけねえだろ!」

ルシフェルなら面白がってくれると思ったのに、叱られてしまった.


ドクトル、おふざけがすぎたようでした.



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