表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
250/299

昆虫が地上の生物の王者

実は、昆虫が地上の生物の王者である.

この前の勉強で、はばたいて、空を飛べる動物は三つしかなくて、


とり

コウモリ

昆虫


であるというドクトルの、「熱い」講義を、子供さんたちが、やや興奮しながら、聞いたのだった.かなりの人気回になったらしい(かどうかは、私はしらない).


ただ、そこでは、昆虫が空を飛ぶ時に、羽を動かして飛ぶ仕組みについては、よくわからないから、皆の宿題、ということになっていた.

ドクトルは、自分の知らないこと、いい意味で、丸投げする.投げる先、それは、ルシフェルファミリーの神々だったり、静香やはるな、海丸くんであったり、子供さんであったりするというわけである.


そして、丸投げされた、疑問を、皆は、快く、全面的に、丸ごと受け止めてくれる.


皆で教えあって、勉強する、皆で、分担しあって知識を深め、かつ広げて、後でそれを共有するというシステムを、ドクトルは、すごく好きである.


昆虫のこと、子供さんはだいたい好きなのではないかと思う.


まあ、

刺されると命に関わる、スズメバチとか、

ハエとか、蚊、ゴキブリなど、場合によっては病気を媒介することが多い、昆虫

が好きという子供は、かなり希少ではあるだろうが・・・


別館の図書室には残念ながら、昆虫に関する、本、あまりない.

ドクトルもはるなのお父さんも、ルシフェルも、アポロンも、アルテミスも、皆

人や、動物が研究とか、日常の扱う領域なので・・・


「うーん・・・・」

ルシフェルは考え込んだ.


「昆虫・・・昆虫に詳しい奴といえば・・・あ、いた!」


「え?だれ?」とみんなが聞く.


「こいつは、すごい、なんせ、通称、蝿の王だ、そう、俺のパレスチナでの親友のベルゼブルだ.そしてもう1人は、ミツバチと養蜂の神様、アリスタイオス!

あいつはアポロンの息子だから俺には孫に当たるし、その奥さんはカドモスの娘のアウトノエーだから、ハルモニアの娘、つまり、俺にはひ孫にあたる・・・・・」

ルシフェル・ゼウスの講師の紹介、そこらでやめておいた方が、例によって、血縁とか言い始めると、この物語はややこしくなるので・・・」


とにかく、昆虫のお話、あの、お二方、


ベルゼブル

アリスタイオス


両先生に伺うこととなった.考えてみれば、ものすごい講義である.

それではお話を拝聴することにいたしましょうか・・・・


まずはベルゼブル先生から・・・・


地球上の既知の生物種数は、

脊椎動物が約6万〜7万種、

昆虫が約100万種以上とされている.


昆虫は動物全体の中で最も繁栄しており、全動物の約5分3を占める大グループである.


詳細な内訳と特徴

脊椎動物 (約6万6,000種〜)

背骨を持つ動物(魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の総称.

主な内訳:

魚類(約3万1,000種)、

鳥類(約1万〜1万400種)、

爬虫類(約1万種)、

両生類(約6,500種)、

哺乳類(約5,500〜6,000種)。


一方で、昆虫はなんと、 (約100万種〜)

「節のある脚」を持つ節足動物のグループで、その数は現在知られている動物の中で圧倒的に多く、毎年2,000〜3,000種以上の新種が発見されているから、知られていない昆虫も含めると、実際の数は3,000万〜5,000万種に達すると推定されている.


「私の統括する、ハエの種類、これだけで何種類いると思う?そこの眼鏡の君、わかるかい?」前で聞いていた、海丸くんがさされた.ルシフェルおじさんの旧友というが、なかなか恐ろしげな感じの先生だ.それもそのはず、彼は、イスラエルあたりの、悪鬼の首領だった神なのだから・・・


「あ、あの・・・僕にはわかりません」


ベルゼブル先生は、大きく頷いて、

「それは、皆には想像しにくいことかもしれない、ものすごい種類なのだから・・・」


ハエの仲間(いわゆる「双翅目=ハエ目」)は、ものすごく種類が多い昆虫群である.


記載されている種数:約 15万種以上、

推定される実際の種数:20万〜100万種以上 とも言われる.


ハエの仲間は、なぜこんなに多いのか?


ハエの仲間(双翅目)は進化的に非常に成功していて、次のような特徴がある.


ほぼあらゆる環境に適応(熱帯〜寒冷地まで)

幼虫の食性が多様(腐敗物・血液・植物・他の昆虫など)

繁殖力が高い

小型でニッチを細かく分けられる.


まず「ニッチ(niche)」というのは、生態学では

その生き物の「生活の役割・居場所・仕事」全部ひっくるめたもので、

つまり、

何を食べるか

どこに住むか

いつ活動するか

誰と競争するか

これら全部がセットで「ニッチ」という.


「ハエ」と言ってもかなり幅広い

実は私たちが普段「ハエ」と呼ぶもの以外も含まれます.

 イエバエ

 ショウジョウバエ

 ハナバエ

 アブ(刺すタイプ)

 カ(蚊)も同じ仲間

つまり「ハエ目」は、かなり巨大なグループである.


他の昆虫の種類と比較すると

甲虫コウチュウ:約40万種(現在わかっている、最大グループ)

ハエ目:2番目クラスの巨大グループ

・・・・・・・・・・・・・・・


「で、先生、ハエとか、甲虫、なんで飛べるのですか?」静香が一番聞きたかったことを質問した.


「君、これはすごくいい質問だ.そもそも、空を羽ばたいて飛ぶことにできる動物は、なんだか知っているかい?」


「まず、鳥」健ちゃん

「コウモリ・・・」愛ちゃん

「虫・・・」なんとアンテロスくんである


「ほお、ルシフェル、これは驚いた、お前の友達のお子さんたちは、神童か、そんなことまで教えているのか!」


「蝿の王」は、少し驚愕して、この子供達をまじまじと見た.


「あ、それは、こいつが、子供達についこの間、教えたんだ・・」と後ろで隠れるように聞いていた、ドクトルを、蝿の王の前に突き出した.


「ヒエー・・・」ドクトルは、一瞬恐怖の声を上げた.


「なんだね、君、まるで、生贄に差し出されたような声を出すね.」


「君は普段から、なかなかいい講義をしてくれたようだ.私の話もしやすい.

それでは、鳥が飛べる仕組みについては話してくれたものと思う.」


ベルゼブル、つまり、地獄の堕天使序列No.2にえらい褒められようである.


「昆虫が飛べる仕組みについて話をしよう・・・・・」

彼は続けいうのは、

「昆虫の飛行進化の核心」と言っても良い、


カブトムシの仲間のコウチュウ目と、

ハエの仲間の双翅目


の飛び方の仕組みから説明してみよう.

なんかすごくいい話、なんじゃないでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ