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七福神カンファランス

七福神信仰は、日本では室町時代に確立したと言われている.


インド、中国、日本の神様を、ご利益のありそうな方々、片っ端から集めて、順繰りにお参りしたら、ご利益が期待できるという考えである.


恵比寿えびす:右手に釣竿、左手に鯛を持ち、商売繁盛、漁業豊漁をもたらす唯一の日本由来の神.イザナギ、イザナミから最初に産まれたヒルコが、恵比寿様であるという説と、大国主命の息子で、国譲りで外交交渉を一手に引き受けた、事代主命であるという説がある.ここでは後者の説を採用する.


大黒天だいこくてん:打ち出の小槌と大きな袋を持ち、五穀豊穣、商売繁盛をもたらす.インドのシヴァ神こそ、大黒様であるとする説が多い.しかし、この方が大国主命だとすると、日本由来の神は御二柱、ましますことになる.ここではどうするか?シヴァ神であるとしておこう.


毘沙門天びしゃもんてん:鎧をまとい、宝棒と宝塔を持つ、財宝、福徳、厄除けの神.ご存知、アテナの四天王、北を守る、多聞玄武その人こそ、毘沙門天である.古いインドの由緒正しい神様である.


弁財天べんざいてん:七福神唯一の女神.琵琶を持ち、学問、芸術、音楽、財宝の神.ブラフマーの奥さんのサラスバティーであるとする説を取るとインド出身ということになるが、須佐之男命の剣から生まれた、宗像三神のなかの、市杵島姫神が、弁天さまとすると、この神も日本のご出身ということになる.


「うーん・・・・まあ、出身はインドにしとこか.」いつもながらドクトルは細かいことに拘らないで、創作を継続する.


布袋ほてい:大きな袋を持ち、愛嬌のある姿で知られる。家庭円満、無病息災、金運向上.このかたはどこのご出身なのだろう?この方はほぼ実在したであろうという神様で、弥勒菩薩の化身と言われる.するとはじめの会の頃は、生まれていないかも・・・


「まあ、そういうことも言いっこなし.」そもそも、そんなこと言い出したら、大国主も、須佐男も、アマテラスも実在しなかったから、いなかったということになるから、神話そのものを語れなくなるでしょう.


福禄寿ふくろくじゅ:長い頭、長い髭、長寿の象徴の鶴亀を伴う。長寿、福徳、知恵の神.道教から産まれた神様らしい.


寿老人じゅろうじん:杖と扇を持ち、長寿、延命、福徳の神.この方も道教の神様らしい.


「七難即滅・七福即生」と言い、七福神を巡ることで、7つの災い(七難)が消滅し、7つの福(七福)が生まれると信仰されている.


さて、この七福神、おめでたい神様たちなのだが、定期的に集まって、参加者を集めて、カンファランスを行なっている.


学問的にも、

信仰的にも、


重要な神様たちである.


毎年、多くの参拝者(参加者?)を集め、ものすごい利益を生む、会なので、7人の理事の神様がた、会長をやりたがる.


しかし、それは皆の合議で、

誰を会長にするか、

どこで行うか、

会場をどこを押さえるか?


例えば、

横浜なら、みなとみらいとか、

東京新宿なら、京王プラザホテルとか、

品川なら、プリンスホテル高輪とか、

大阪なら、国際会議場、

新潟なら朱鷺メッセ?

参加者が数千人規模の時はこのような会場を押さえる必要があるのだろうが、


数百人規模で、東京駅南のステーションカンファランスとか

埼玉でこじんまり行うときには、ソニックシティ大宮とか、

名古屋の時は、ウインクあいち・・・・・


という感じなのだと思う.


これまでの長い歴史の中では野外で行ったこともある、かもしれない.


他には、

どのようなテーマで運営するか

協賛企業はどのような会社にお願いするか


と言ったことを理事会で決めて、開催日に向けていろいろな準備を進めることになる.


今年は?


会長:毘沙門天

会場:「万魔殿 別館」大講義室

テーマ:神々の国際交流


日取りは?


これはなにぶんむづかしい、なんせ、神々は、時間を超越されているから・・・・


「じゃ参加する人たちはどうやって予定組むのさ」

などというご質問には答えかねます.

というのが、運営事務局スタッフの、責任者、アテナの言い分である.


いつも電話の問い合わせには、つっけんどんな返事をする.


それでも、会場の大講義室には、多くの参加者が集まったのであった.




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