日本の神々の系譜
ママの日本神話の神々の系譜の説明である.
(注.ここで断りがない場合、ママというのは、愛ちゃんと健ちゃんのママのことである.彼女は日本の古典や、和歌、文学に詳しい・・・)
古事記より.
「天地初めてひらけしとき、高天の原に成れる神の名は、天之御中主神.次になれるは、高御産巣日神.次に神産巣日神.この三柱の神は、みな一人神となりまして、身を隠したまいき.」
この三柱の神を造化三神と呼ぶ.
さらに
宇摩志阿斯訶備比古遅神
天之常立神を加えて、
五柱の神々を、別天津神と呼ぶ.
そこからさらに、神世七代の神々、すなわち、
国之常立神
豊雲野神
宇比地邇神・須比智邇神
角杙神・活杙神
意富斗能地神・大斗乃弁神
淤母陀琉神・阿夜訶志古泥神
伊邪那岐神・伊邪那美神
(左側が男神、右側が女神)
が続く.
最後に出た、イザナギ、イザナミが夫婦となり、大八島国という国土を産み、次々と神々を産んだ.
二人は、14の島々と、35柱の神々を産んだ.
「故、伊邪那美の神は、火の神を生みしによりて、遂に神避りましき」
イザナミは、火の神である、迦具土神を産んだとき、亡くなってしまった.その後黄泉の国の住人となった.
黄泉の国に、イザナミを迎えに行ったイザナギは、腐敗し、八雷神を生み出した、イザナミに恐れをなして、黄泉の国から逃げ帰り、海の水で禊して汚れを払ったところ、
左の目から、天照大神
右の目からは、月読命
はなから、須佐之男命
らがうまれた.これら、三柱の神々は、「三貴神」と呼ばれる.
ここからが、日本神話のカオスの始まりである.
須佐之男命は父イザナギのもと、葦原中国で育った.母親恋し、暴れまわったもので、父のイザナギは、「この子は、地上の置いておけぬ!」と彼を高天原に追放した.
高天原のアマテラスにしてみれば、「すわ、弟がせめてきた、迎え撃たん!」と急ぎ武装する.
姉に会いたくて、きた、スサノオは、びっくり仰天、
「姉ちゃん、それは誤解だ!俺は、高天原を攻めにきたわけではない!」
姉は答える「ならば、証拠は・・・・証を示せ!」
「私が、この国を奪いにきたのでない証拠、誓約によってお示ししましょう」
「私の剣、姉上が噛み砕き、生まれた子供は、私の子供・・・
姉上の玉を私が噛み砕き、生まれた子供は、姉上の子供・・・・」
すでに、人間の世界の生物学、生殖生理学、発生学、遺伝学、諸々の学問を全て超越した儀式が始まり、それにより
スサノオノミコトの剣から生まれた、女神は、宗像三神という女神となり
アマテラスの玉から生まれた、男神は、天孫降臨の神々の祖となった.
「ひゃー、こうなると、我々には、理解不可能ですね」ドクトルが悲鳴を上げた.
「いや、いや、日本の神様、どういう事情で・・・・・」静香もと戸惑っている
「まあ、神話なんてそんなもんだ」と自身もギリシャの神話の当事者というか、代表的な、ルシフェル=ゼウスがいう.
この辺の日本の神話の研究者、なかなか大変な学問の沼に足を踏み入れたものであるが、その方達が、どう考え、学問されているか、それをとやかくいう、資格は我々にはあるまい.
「とにかく、神々とは、そういうものだ.人とは違うのだ!」そう割り切るしかあるまい.生物的には間違いだという、浅い主張はこの際やめにしてもらいたい.
たかだか、100年前には、遺伝物質が、DNAであることすら知らなかった、現代の人たちに神話が遺伝学的におかしいなどと、批判する資格はあるまい.
「それで、日本の神話の話、これからどういう話になる予定ですか?」海丸くんがドクトルに聞いてきた.
「もちろん、大穴牟遅神、のちの大国主命が登場してきたので、その舅であり、名付けの親であり、元やんちゃ、イケイケの荒ぶる神でもある、須佐之男命について、語らずに済ますわけにはいきますまい!」




