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2度目の転生に関する報告書  作者: トール
第一章 開拓村編

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第9話 報告書5

1.報告日

  バルト王国歴5年8月15日


2.報告要旨

①トーマス氏との契約後の生活状況について

・栄養状況がきわめて良好となった。プランFフェーズ1を達成したと認定する。

②トーマス氏教育内容の概要について

・下記詳細のとおり。


3.詳細

①生活状況について

1)おおよその生活パターンについて

・日の出とともに起床し、朝食を取る。

・狩猟に行くと称して外出。なお、実際に狩猟に行くのは週1~2回。一度の狩猟で一角兎を2~3羽獲得し、所要時間は2時間弱である。

実家には、このうち最も小さな1羽を持ち帰る。残りはトーマス家に納入。

・午前中、トーマス氏の講義を受講、トーマス家で昼食を取る。

*2転世界では基本的に1日2食であるが、栄養状況改善を目的として、トーマス家で昼食を摂取している。

・昼食後、昼寝(1h)、運動(1h)、講義(1h)、瞑想(1h)

・夕刻、実家に帰宅。夕食、瞑想、就寝。


2)栄養状況について

・上記記載のとおり、昼食(一角兎の肉中心)を摂取することにより、栄養状況は大幅に改善した。ゆえに、プランFフェーズ1を達成したと認定する。


②トーマス氏による教育内容について

1)2転世界の概要について

・居住している村に正式名称はない。「開拓村」と称している。なお、このまま開拓が順調にいけば正式名称がつけられるとのこと。

・開拓村はバルト王国アゼル伯領に属している。村長はアゼル伯家の傍流である。

・2転世界は封建制とのこと。おそらくはオリジナル世界での中世~近世ヨーロッパ型封建制と推測する。従って、1転世界での社会制度と同様と思われる。

・暦は新王の即位により改元される。偶然にも、私が生誕した年に現王が即位したとのことである。

 

2)教育内容

・バルト王国の歴史

・バルト王国ならびに周辺の地理

・貴族語ならびに貴族の作法

 貴族語ならびに貴族の作法については、ナオ氏の強い勧めによりこれを習得することとした。

 なお第一獲得言語(以下「平民語」)と貴族語との差異は、オリジナル世界における日本国標準語と関西弁の違い程度である。

・武術は教わらず、1転世界で取得したローゼン流剣術の型を崩したくないため。


③特記事項

 過去の歴史から推測するに、今後数年の間に冷害による凶作が発生する可能性がある。

 (ここ10年間ほど冷害が発生していないが、これは特異である模様)

                             以 上


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