第88話 新長期ビジョン
数値が読みにくい書き方になってしまいました。
読み飛ばしていただければ幸いです。
新長期ビジョン(統合領十年大計 王歴21年5月15日布告)
辺境伯の命により、イスタン男爵家はイスファ子爵領を20年の間、委任統治することとなった。
我々はイスファ子爵領を自領と同様に処遇し、両領を一体として発展させる。
このため、両領をあえて「統合領」と称した上で、10年大計(10年後ビジョン)をここに布告する。
この布告は単なる建前ではなく、統合領が十年後に必ず到達すべき「現実的かつ最大限の成長目標」である。
各員一層奮励努力セヨ。
1.統合領の基本方針
本領は今後十年、以下を基本方針として発展させる。
①イスタン領
工業・牧羊・毛織物の中心地として育成する。
粗鋼・蒸気機関・毛織物を三本柱とし、軍需と輸出の両面で領の富を生み出す。
②イスファ領
ノーホーク式農業を導入し、大穀倉地帯として再建する
小麦・豆類・飼料作物を大量生産し、 統合領全体の食糧供給を担う。
2.10年後の到達目標(カッコ内は王歴20年度比)
(1)イスタン領
人口 11,150 (+5,070)
小麦生産 4,000t ( + 700t)
ジャガイモ 2,000t (+ 1,100t)
羊頭数 4,000 (+3,153)
毛織物 150t (+ 130t)
粗鋼生産 3,500t (+3,300t)
蒸気機関 40基 (+40基)
軍事(常備) 400 (+220)
軍事(予備) 1,500 (+900)
鉄道 80km (+ 80km)
(2)イスファ領
人口 47,000 (+17,300)
小麦生産 18,000t (+12,750t)
羊頭数 1,500 (+500)
粗鋼生産 200t (+130t)
軍事(常備) 200 (+150)
軍事(予備) 1,500 (+1,300)
3.主要取り組み事項
(1)農業分野
ア.基本方針
食糧自給率を150%とすることを目標とする。
イ.主要取組内容
・イスファ領に対するノーホーク式農業の導入
・食品加工技術の向上
(2)工業分野
ア.基本方針
毛織物工業の拡大を図ると同時に、重工業分野の発展を推進する。
イ.主要取組内容
・毛織物製品の生産ならびに輸出の拡大
・高炉ならびに反射炉の増設
・蒸気機関の製造ならびに量産化
(3)社会生活分野
ア.基本方針
全ての領民に健康で文化的な生活を提供することにより、出生率の向上と死亡率の低下を図り、あわせて移民の受入れを拡大する。
イ.主要取組内容
・教育の拡充
・清潔で安全な住環境の提供
・医療体制の確立
・娯楽の提供
(4)防衛分野
ア.基本方針
スタンピート発生時に辺境伯から求められる兵力を提供可能とし、その兵力をもって領内の治安維持を図る。
イ.主要取組内容
・魔術兵の拡充
・イスファ領における徴兵制度の導入
・硝石床の拡充
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新第一次中期経営計画(概要)
本計画は、新長期ビジョンに掲げた十年後の到達目標に向け、最初の三年間で実施すべき重点施策と到達水準を定めるものである。
1.新第一次中期経営計画目標値
新長期ビジョンの達成に向け、新第一次中期経営計画(王歴21~23年度)最終年度の目標値を以下のとおり設定する。
(1)イスタン領
人口 7,500(+1,070)
小麦生産 3,500t(+200)
ジャガイモ 1,200t(+300)
羊頭数 1,800 (+953)
毛織物 50t(+32)
粗鋼生産 800t(+600)
蒸気機関 プロトタイプ作成
軍事(常備) 250 (+ 70)
軍事(予備) 800 (+200)
鉄道 プロトタイプによる実証実験開始
(2)イスファ領
人口 33,000(+3,300)
小麦生産9,000t(+3,750)
羊頭数 1,200 (+200)
粗鋼生産 120t (+ 50)
軍事(常備) 100 (+50)
軍事(予備) 500 (+300)
(以下、省略)




