第25話 報告書8
前回から2年後の話です
1.報告日
バルト王歴10年9月15日
2.報告要旨
(1)開拓村の状況について
・じゃがいもの連作障害が顕著になった模様
・小麦についても冷害による被害があるとのこと
・上記による飢饉発生は不可避であり、飢餓による死者が相当数発生すると想定される
(2)トーマス家の食料状況
・食糧備蓄が順調に進んだため、2年間程度の食糧は確保済
・懸念事項としては、村もしくは村人により備蓄食糧が強奪されること
3.詳細
(1)開拓村の状況について
・今秋のじゃがいも収穫量は今春収穫量比50%程度と想定される。
・小麦の収穫量は8割~9割と想定される。
・じゃがいもの作付け面積が拡大していたため、カロリーベースで換算すると、前年比6割といったところか。
・じゃがいも摂取による食中毒被害が出ている模様。
収穫後の保存方法不備が原因か?あるいは未熟なじゃがいもの摂取が原因か?
・近隣の村を含めた近隣エリアでも同様の状況になっていると想定される。
(2)トーマス家の状況について
・2ケ月分相当の小麦をトーマス家・ナミ家に分散保存。
・上記以外の食糧を「収納」に保管。
・仮に食糧の収容命令があった場合、トーマス家・ナミ家の食糧(のうち一部)を供出する予定。




