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『』は初登場の登場人物紹介。モブは除く。
2回目以降は前書きに書きます。
井上達也
大学で経済学を学んでいる
久我 霞
達也達と同じ小中学の同級生
現在は情報系の大学で先端工業をメインに学んでいる
松本弥雲
このデスゲームを仕掛けた張本人であり、松本弥生の妹
「井上。井上なら仮にこの事実を知った上で過去に戻れたとして、久我霞を助ける?」
久我が僕に質問をする。
「そんなの当たり前だ」
「本当かよw。あの空気に流されずにできんのかよ。その未熟な精神で。あの流れに逆らったら私と同じ目に合うとしても?」
「は?」
「あの時の空間はな、同調圧力の空気で満たされてんだよ。その圧力に反抗しようものなら一発でパーだ。あの場にいた誰もが流れに身を任せて生きていくことを強制していたんだよ。お互いをお互いで無意識上の環境で縛り付けることによって。必然的に。久我霞という人間を除いて。」
そうして手で自分の首を横一直線に切るようなジェスチャーをした。
僕は言い返せなかった。確かに僕も一つの同調圧力のもとで生きてきたのかもしれない。
「なぁ。主催者。あんたなんで、私がサンドバッグだったのか言ったよな。当時そういう生き方知らなかったからだよ。サンドバッグとして生きることしか知らなかった。」
「サンドバッグ以外として生きる方法もあっただろ!久我には!」
それでも僕は救いを見出したい。
「お前だってあの状況下に立ってみろよ。それぐらい考えられんだろ。最終ゲームまで残ってんだからさぁ。脳みそお花畑かよ。ただの傍観者として生き方しか知らないような奴に言われてもなぁ」
「お花畑?僕は傍観者として生きるのをやめたんだよ!もう見てるだけの人間なのはおしまいだ。」
そう覚悟したんだ。このデスゲームで。
「そんな覚悟直ぐに無駄になるけどね。」
そこでずっと聞いているだけの主催者が割り込んできた。
「いやーだってさぁ。弥生の自殺現場聞かなくてもわかるもん。だってそこにいたんだから。ほら」
スクリーンには廃ビル屋上で久我と松本弥生が話をしているところが写っていた。
「じゃあなんで、あの時弥生を止めなかったんだよ!」
久我が主催者に対して正当な怒りをぶつけた。
「ん-。最初は止めようと思ったんだよ。でもさぁ。人が限界を迎えて死ぬところを見てみたいっていう衝動の方が勝っちゃったんだよねぇ。限界を迎えた人間は最後に何を喋って、何を思って死ぬのか。それを知りたくなってしまった。」
松本弥雲はくだらない知的好奇心によって姉を見殺しにし。復讐なんて建前で
ただの狂気的な殺人鬼だった。
「よし全部終わろうか。証拠も記憶も全部消して。タイムリミットも近いしね。」
生存者2名。脱落者156名。
最終ゲーム。裁判ダウト。
次回ゲームエンド。
ってことで次回で本編は最終回を迎えます。
最後までお楽しみあれ。
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