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『』は初登場の登場人物紹介。モブは除く。
2回目以降は前書きに書きます。
井上達也
大学で経済学を学んでいる
久我 霞
達也達と同じ小中学の同級生
現在は情報系の大学で先端工業をメインに学んでいる
松本弥雲
このデスゲームを仕掛けた張本人であり、松本弥生の妹
教室には血の匂いが充満していて正直吐きそうだった。
そして第一で人間が爆散するよりもひどく、苦しく生にもがく瞬間を僕は目にした。
「さぁて、霞。最後は君の番だ。ラストターンとでもいうのかな。まず、なんでこんな血の匂いが充満してる教室でも至って冷静なんだい?」
そうして主催者は、次の標的を久我に移した。
「なんでだろうね。まぁ、この匂いに対してなんだかんだ安心してるからじゃないかな。だからこそ、なぜか思考がどこか冷静なんだよ。自分でもおかしいことを言ってることは承知の上でさ。」
本当にどこか目が生き生きとしているというか、何か覚悟が決まっているように見えた。
血の匂いに安心する?こいつは何を言ってるんだ。
「じゃあ、霞。その左腕借りるよ。傷はつけないからさぁ。」
そういいながら主催者は久我の左腕の袖を袖をまくった。
ただの肌色の皮膚が見えるだけかと思いきや包帯が巻かれていた。
「これはなんだい?どうして今、左腕に包帯が巻かれてるのかなぁ?」
ニヤリと笑みを浮かべながら霞に問いかけた。
「なんで知ってんだよ。この際それはどうでもいいか。確かにあんたの言う通りかもな。」
そして、久我は自分の意志でその包帯を解いた。
そこには、普通腕には刻まれることない赤い線が何十本とあった。
久我はリストカット通称リスカと言われるものをしていたんだ。
そしてその跡が久我の左腕に刻まれている。
「は?久我がなんで?お前はそんなやつじゃないだろ。なんでそんなことしてんだよ!」
僕はつい声を荒げて聞いてしまう。
「うーん。なんでって言われてもなぁ。これは言っても言いかな。今は生きてる実感が欲しいからやってるかな。死にたいように死ぬために。」
先ほどと変わらないテンションで久我は返答した。
「まぁいいや。まだやらなきゃいけないこともあるし。霞。拘束されてくんない?そうした方がいろいろと楽だからさぁ。」
「嫌だって言ったら?」
「殺す。」
「じゃあ殺せばいいじゃん。こんな目の前にただの死にたがりがいるんだからさぁ。てかこんな返事帰ってくるんだから無意味なのわかってんだろ。」
「またなんかやってきたら、反撃すればいっか。」
主催者はあきらめることなく尋問する。そして久我はその解答として煽るように返答する。
そうやってお互いのバトルが始まった。第二ラウンド開始というのが正しいのだろうか。
生存者2名。脱落者156名。
最終ゲーム。裁判ダウト。
ゲームスタート。
どうも作者です。
作者本人も実はリスカ経験者です。傷跡も全然残ってます。
今はある程度抑えられていますが。何回もやると傷の治りが遅くなっていくんですよね。では。
感想、レビュー、評価いろいろお待ちしております!
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