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『』は初登場の登場人物紹介。モブは除く。

2回目以降は前書きに書きます。


井上達也いのうえ たつや

大学で経済学を学んでいる


金剛のぞみ(こんごう のぞみ)

普通の大学生、達也と同じ小中学の同級生


久我(くが) (かすみ)

達也達と同じ小中学の同級生

現在は情報系の大学で先端工業をメインに学んでいる


松本弥雲

このデスゲームを仕掛けた張本人であり、松本弥生の妹

ホルマリン漬けになった松本弥生の生首は、目が虚ろとしていて口が半開きの状態だった。

それでいて中学時代で時が止まっているような感覚になった。


「このイカレ野蛮人が。よくもまぁ、弥生と比べて行動力だけは随分おありなようで。」

苦し紛れに久我が言葉をもらした。


「は?ここまで状態がいいんだよ。おかしいだろ。屋上から落ちてんだからもっと頭とか潰れててもいいだろ。頭から落ちてなくても側頭部とかに少なからず損傷ぐらいあるんじゃないのか?」

僕はそれよりもその生首の状態にびっくりした。

それにしても松本弥雲自体が狂ってるのはすでに承知の事実だが、ここまでとは、、、。


「それもそうだねぇ。結論としては偶然の産物だ。弥生は飛び降りで地面に強く体を打ち付けて大量出血で死んだのではなく、錆びた鉄格子の成れの果てが弥生の身体を貫通してそれによる大量出血で死んだんだよ。偶然にも頭には損傷はない状態でね。そして偶然刺さった場所が心臓とそのほかの内臓だった。それだけさ。」


『偶然』

幾度となくこの言葉を聞いてきた。そしてその言葉が僕を苦しめてくるから嫌いだ。

今回もまただ。何かあれば『偶然』と行ってしまえば片付けられるこの言葉が嫌いだ。


「ねぇ。霞はこれでも何も思わない訳じゃないだろう?こーんな生首を魅せられてるんだからさぁ。」

久我の全貌を暴くかのように、主催者は久我に問いかける。


「どんなこと言われようが、私はあの時のことなんか知ったこっちゃない。」

久我は反論するが主催者には響いてないようだった。


「まぁ、金剛のぞみが死ぬまで考えるといいよ。もう長くはないだろうけどねぇ。」

「いやいやいやいやいや ! ゆるしてよぉ ! なんでもするから ! ねぇってば ! 」


そして、主催者は懐から包丁を取り出した。

そして逆手持ちに持ち替え、金剛に刃を向けた。

まさか、


「おい!それだけは!」

「邪魔しないでほしいかな~!今いい所なんだよねぇ~!」

僕は止めに入ろうと金剛の方に駆けだした。

しかし、止めることを許さない主催者が僕の足をその包丁で深く傷を負わせてきた。

「ぐぅあ!?」

激痛で僕はしゃがみ込んでしまう。


「そういえば、君たちはこんな言葉を知ってるかい?死人に口なしって言う言葉を。」

「地獄におぢぃ…

主催者はそんなのんきなことを言いながら包丁で金剛のぞみの喉をかき分けるように切り裂いた。


生存者2名。脱落者156名。

最終ゲーム。裁判ダウト。

ゲームコンティニュー。

さてあと二人になりましたね。

感想、レビュー、評価いろいろお待ちしております!

感想などは私のモチベにもなりますので是非是非。

質問などもおkです。

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