打ち上げ
体育祭も無事に終わり、僕達はクラスの打ち上げに来ていた。
しかし、中学のころから大人数で騒ぐ経験をしてこなかった僕と茜にとっては少し慣れないものがあった。
そして、体育祭で活躍した僕達5人はヒーロー扱いされるため、そわそわしている上に浮いてしまっていた。
打ち上げが始まってから最初は僕達に話しかけてくれる人もいたが、時間がたつにつれ自分たちが用済みというかのように、ぱたりと誰も話しかけてこなくなった。
「俺達もう帰らない?」
最初に口を開いたのは亮だった。
「帰りたい。皆家来る?いいよね、明」
「いいよ。丁度昨日掃除したばっかだからいいよ」
「良かった。明日休みだから泊っていいよ」
「ねぇ、南誘っていい?前そっちの2カップルがいちゃついてて、僕一人暇だったから」
「僕と茜は良いよ。凛しだい」
「もういいわ。デレルお姉ちゃんにも慣れておかないと」
「じゃあ、呼ぶね」
そういうと駿は電話をかけに行った。
「あ、私の服も持ってきてって言っておいて」
「俺と駿は一回家に帰るわ」
「服とってらっしゃい」
「その前に...」
僕は立つと幹事のクラスメイトに5人は帰ると伝え、お代を渡した。
「南も来るって」
「冬も皆泊りに来るって考えると、布団を多く用意しないとか」
「別にしなくていいよ。俺達は各自寝袋でも持って行くから」
「それでいいならありがたい」
「僕達が家に着くと、そこにはもう南先輩がいた」
「明君、本当に私もいいの?」
「僕たちは大丈夫ですよ。前回駿には悪いことをしちゃいましたし」
「じゃあ、お邪魔するわ」
「お姉ちゃん、羽目を外さないでね」
「わかってるって」
「あ、南先輩、私と明の家なんで駿と大人の夜は過ごさないでくださいね」
「それもわかってるわ。そんなこと人様の家じゃしないわ」
もう、していることを隠そうとしない南先輩はある意味かっこよかった。
「お待たせ、待った?」
「駿の準備が遅くてよ、俺まで遅くなっちゃった」
「泊りなんだから遅くなってもいいよ」
「それよりもあなたたち2人は各自あの姉妹のうちの自分の彼女をしっかり管理してください。あなたたちがいないだけで、少し落ち着かないらしくて家をあさり始めてるから」
「わかった、凛は任せろ」
「南も任せろ」
そいう言うとそれぞれ自分の彼女たちのところへ向かって行った。
しかし結果はただのバカップル2つを見ることになってしまっただけだった。
これから少し更新が遅くなるかもです。
申し訳ございません。
これからもよろしくお願いします。




