プロローグ 海へ来た
王都に魔族が現れ鎮圧された騒動から2週間
俺達は海へと来ていた
理由は、生態系調査と
港に住む一般の国民達の護衛の為だ
一週間前、マテリア王国の沿岸でマテリア王国水軍艦隊と水棲系魔族との激しい戦闘があった
現在マテリア王国水軍艦隊の軍人達が沿岸付近に潜む、戦場から逃げだした残党の魔族達の掃討を行っていて
学園騎士隊である俺達は人手不足の軍隊に代わって、海辺の砂浜や岩場等の浅い場所で
戦場から逃げだした魔族を掃討する役目がある
さらに、付近の砂浜では海水浴の観光地と近隣住民の漁場になっていて、そういうった一般の人の警護も兼ねている
「久しぶりに海に来たな、最後に来たのは五年前だ」
「ガキの頃は三人でよく遊んだよな」
カイトとユーディアスと三人で
幼い頃の記憶に浸っているとき
隣で見知った声が聞こえた
「俺のとこは山に囲まれてるから海は初めてだ」
発言したのはグレンさんだった
・・・ってそれだけじゃなく
いつの間にか隣に、グレンさんのほかに
サディスやアレンさんもいるし
「ところで三人はなんでここに?」
「言ってなかったか、俺はここの学園の三年生だぞ・・・当然ついていく権利はある」
「俺はここのビーチを管理してる商人達と俺の国の商業団との商談があるからだ、小さい国だとそういうのも自分でやらなきゃいけないんだよ」
「私は海洋調査の為に、魔族がいることへの生態系の影響を調べる仕事があるので」
サディスに関してはつっこみたいとこだけど
三人とも、訳あってここに偶然
俺達と一緒のタイミングで来たってことか
偶然にしては出来すぎだろう
「全騎士、抜剣!」
その後、一時間後
海水が入り込むいわばの洞窟の中で
俺達はサメ型魔族と遭遇して戦っていた
この魔族を発見した時点で、隊員の内数名を砂浜の観光客の避難に当てがっている
見た目は普通のサメだけど
角が生えていて目が4つあるまごうときなき魔族だ
「二人とも、動きを抑えて!」
両サイドからカイトとユーディアスがサメ魔族の腹に武器を差し込んで、動きを泊める
刺された表皮からブシャっと人間の赤い血液じゃない物、魔族特有の白色の魔力の塊が血液のように飛び出す
俺は風属性の魔法を足に纏わせてその風力を補助にして大きく跳躍
上空から強襲した俺はサメ魔族の脳天へ刺突剣を突き刺す
一体の魔族を葬ったが油断は出来ない
目の前には後三体ほど魔族の残党がいた
多分マテリア王国の水軍の追ってから逃れるために
この岩場の洞窟に逃げ隠れて潜んでいたのだろう
「まだ結構いるな、数結構多い」
「総員、複数名で囲んで対処」
「近くでは避難が進んでいない海水浴の客がいる、絶対に取り逃がすな!」
「「はい!」」
俺達は残る魔族の掃討を開始した
その後
一通りの残党のはぐれ魔族の掃討が終わった後
俺は護衛の仲間の隊員たちに声をかける
「調査が終われば皆で遊ぶぞ、せっかく海に来たんだからな」
「学生の本分だ」
半分仕事とは言え、ここまで付いてきてくれたてる仲間達のことをね労ってあげたい気持ちで
せっかく海に来たんだから遊ぼうと声をかえた
「いいですね!賛成」
「よっしゃ!お勤めも終ったし遊ぶか!」
皆からも同意を得られた
俺達は思いっきり遊ぶことにした




