こんな可愛い子が女の子なわけがないは間違ってたんだ
レオーネが走って護衛の学園騎士隊のいる学園まで戻ろうとしていた最中だった
近くの茂み人の気配がした
「はっ!?」
「何奴!」
「まずい!」
俺は武器を取り出し、茂みを刈り取る
まさか、また魔族?
確かに、さっき刈り取った茂みから「まずい!」って声が聞こえた
あれは男の声だ、しかも聞き覚えがある
確か・・・あれは・・・
「ま、まってくれレオーネ姫・・・俺だ!」
現れたのは魔族ではなかった・・・
「あなたはグレンさん!?」
俺は思い出した
婚約者候補一人、グレンアルバートだった
「なんでこんなとこに・・・?」
俺が訳を問いただすと、返ってきたのは意外な答えだった
「町で偶然君を見つけて隠れて追ってたんだ、戦闘してるあたりから・・・・」
「す、すまないと思う・・・悪気はないんだ」
それって・・・つまり
「え・・・って全部見てたんですか、ストーカーですよ」
紛れもないストーカーだった
「は、はいいいい!そうです!先ほどのかっこいい戦闘から落ち込んで可愛いとこまで全部です!」
「そしたら、レオーネ姫はかっこいいし可愛いしで最高でした」
「なんでそんなストーカーなんて男の悪いとこははっきし出してるんですか!?」
しかも、今回のこと「全て」ということは、スライム魔族に教われてあられもない姿を晒したり
二人の告白のとこや、ボロボロに泣いたとこ、そこ後アレクさん慰めれたとこ全部て言うのかよ!
「いやはは、だって気になって・・・」
「人としてヤバイでしょ、プライバシーの侵害だよ」
立派な犯罪スレスレだよ、教会に訴ったえたらストーカー防止法で捕まっちゃうよ
「ご、ごめん・・・・・・でもセレ・・・俺の友達が相手のことよく知るためにはそくらい積極的な方が良いって言ってたし」
そんなことを勧めたご友人の顔が見てみたいよ
「あ、あの・・・・その・・・あの!」
そんな中で、グレンさんは女の子みたいにモジモジしながら言って言いよどんでる
「ええい!男ならハッキシモノ言えよ!お前おちんちんついてんだろ!」(※主人公もです)
俺はじれったくなって、グレンさんの胸ぐらをつかんで次の言葉の催促をする
だけどその言葉は意外な言葉だった
「好きです、かっこいい女の子として!俺をお嫁さんにしてください!」
「は?」
とグレンさんは言ってきた
俺は思わず、素っ頓狂な声で困惑してた
お嫁さんってどういうこと?しかもグレンさんは男の人だよね、あんなに筋肉モリモリマッチョマンなのに
そして次にグレンさんから飛び出してきたのは、もう俺の意思は関係ない
「そうだよ・・・中身が女の子なら男色じゃない!俺はノーマルだ!」
自分自身への言い聞かせの言葉のようだった
「こんな可愛い子が女の子なわけがないは間違ってたんだ、一見男の子みたいな体が男の子の中身は女の子だったんだ!」
「しかもこんなかっこいい理想のイケメン女子でっ!」
グレンさんは勝手に一人で納得してるし・・・
俺は置いてきぼりだし・・・
放っておいて帰ろう・・・
ついていけない
「もう放っておこう・・・」
あきれ返ったレオーネはその場を後にした




