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未来と人生はあなた自身で決めてください

俺は二人が去った直後、偶然にも

アレクさんに出会っていた

「レオーネさん、泣いてるのですか?涙を拭いてください・・・」

「アレクさん・・・」

アレクさんは、泣いてる俺を見かねてハンカチを差し出してきた

「すみません、こんなみっともないとこ見せてしまって・・・」

俺はそれを受け取り、涙を拭いて近くにベンチに二人で座る

「いえそのようなことありません、よろしければお話を聞かせて頂けませんか?」

「はい・・・」

俺はアレクさんに先ほど起こったこと全て話した

「そんなことが・・・」

アレクさんは少し驚いた後何か考えるような仕草をする

「俺・・・二人のこと大切な幼なじみで友達だと思ってたのに・・・・これからどうしたらいいかわからなくて」

俺はアレクさんに弱音を吐く、年甲斐もなく、普段男勝りの柄にもなく

そんな俺に対しアレクさんは・・・

「・・・あなたはいつも通りのあなたで良いと思います」

そう言った

「成人の儀式で見せたあなたの本音、あのレオーネさんは素晴らしく輝いていました」

そして

「未来と人生はあなた自身で決めてください、あなたの人生はユーディアスさんでもカイトさんの人生ではないはずですから」

未来と自分の人生は誰かのものでも

他の誰かでもない、他人に決められるものではないこと

自分自身で決めることを

「アレクさん・・・・・そうですね」

思い出させてくれた

俺はベンチから立ち上がって

「くよくよなんてしてらない、二人のことは衝撃だったけど俺の目的は変わらない」

「俺が王様になって、結婚制度自体お父様に撤廃させてやる」

「そのことを忘れそうでした、これは誰でもない俺がやるべきことです」

そう改めて決意を固めた

「アドバイスありがとうございます、アレクさん」

「このお礼はまた今度に」

俺は気づかせてくれた

アレクさんにお礼をした

だけど・・・

「お礼なんていりませんよ・・・しかし」

「自信のないあなたも可愛いものですね」

アレクさんはいきなりそんなことを、笑いながら言った

可愛いって

「・・・・え(ドキッ)」

俺の心臓が跳ねる音がした、それにアレクさん笑顔がまぶしかったのも影響している

すぐに俺は正気?に戻って

「はっ可愛いって・・・・ってその手には乗りませんからね、俺は結婚なんてしません」

「おや、ばれちゃいましたか」

アレクさんに結婚はしないとけん制した

危なかった、そういえばこの人も婚約者候補の一人だった・・・

今後は不用意ときめかないよう気をつけないと・・・

「でも・・・ありがとうございます、アレクさんのおかげで元気が出ました、もう大丈夫です!」

「じゃあ!」

でも感謝してるのは事実だ

俺は元気よく挨拶して、その場を後にする


レオーネが去った後、アレクは一人で

「僕が可愛いと思ったのは・・・果たしてどっちのレオーネさんなんでしょうね」

「未来はあなた自身で・・・か」

「僕はどうすれば・・・」

儚げにそう呟いていた

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