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ずっと三人一緒だと思ってたのに

川沿いの土手下、そのさらに橋の下

「その話なんだけど・・・二人に謝りたくて・・・」

俺は開口一番に二人に謝まった

「あの時はピリピリしてたから、感情的になって怒鳴ったりしてゴメン」

あの時、成人の儀式の時

すごい怒りの状態だからって、あんな怒鳴って言うことなかった

そのことで二人を傷つけたなら、謝るべきだと思った

「俺は・・・どんなことになっても二人が大切な幼なじみだってことは変わらない」

そして、またいつもの三人に戻ろう・・・最後にはそう言いたかった

「俺達親友だよな!だから・・・」

だから・・・

「これからも友達で・・・・」

だから・・・結婚なんて・・・

「それは無理」

言って欲しくなくて・・・・

「え・・・?」

ユーディアスのその言葉に

俺は思わず困惑を声に出してしまった

「気付ちゃったんだ、いや昔から・・・君が女の子と知った日から」

ユーディアスの言ってることが分からなかった

「俺もだぜレオーネ・・・俺もお前が女だと知った日に・・・」

「やめろ・・・やめて・・・!」

カイトも何言ってんだよ・・・やめろ・・・やめろ・・・やめろよ

「好きになっちゃった」

「好きになった」

それは告白だった、少女向け小説みたいな

傍から見ればロマンティックかもしれない

でも

でも俺にとっては違った

二人のその言葉に、俺は思わず取り乱して、錯乱状態で言う

「っ!俺達は親友で友達で・・・・一生三人傍にいる幼なじみじゃなかったのかよ!?」

「そんなことになればもう三人ではいられなくなっちゃうよ」

そうだ・・・

二人のうち誰かと結婚するということは、どっちかの気持ちを踏みにじって幸せになるということで

今の三人で友達でいられなくなってしまうのではないか・・・そう俺は思ってるんだ

そこにはもう、成人の儀式であった気心の知れた男友達のまま結婚なんてメリットはなかった

そもそもそれは不誠実だと分かっていた

でも・・・二人が俺を好きなのは・・・今はどう返していのいのか全然わかんなかった

二人とも断っても、どっちかを選んでも、誰かは傷つく

どうすれば・・・どうすれば二人が傷つかなくて済むのか・・・

俺はその場に倒れそうだった

「レオーネちゃんは優しいから無理に今決めなくていいよ」

そんな俺を二人は優しく言葉を話し・・・

「でも今は無理でも、絶対君を・・・」

二人は俺の髪を横の毛を触り

「俺もだレオーネ・アシェルを・・・」

キスをして

「「振り向かせて見せる」」

去っていった


一人取り残された俺は

「ふ、二人とも・・・・なんで・・・・どうして・・・・?」

「何が好きだ結婚しようだよバカぁ・・・わかりたくないよぉ・・・・友達で・・・いられると思った俺の気持ちも・・・・知らないでぇ」

「っ・・・・うぅ」

もうどうしていいかわからず、子供みたいに泣いていた

泣いていた

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