歓迎会(Ⅱ)
遅れて申し訳ございません!
とりあえず書き上げたので投稿します!
最初の方なのでキャラとか固まってなかったらすみません!!
それではまた次回!お会いしましょう!
僕は自分の持ち武器が手元に帰ってきた時、やっと思い出した。
そう言えば何故か隊舎に入る前武器を全員回収されたのだ。
規則やらなんやら言っていたので何も考えずに渡してしまったがさてはこのためだったか。
僕の武器は1本の刀だ。シンプルかつ、それでいて強い。
ダントツ使用率が高い故に、またその型も多い。 僕のは少し刃を長くしてリーチを広げている。身体能力トップの僕の筋力があれば多少長くて重くなっても問題ないのだ。
刃先を地面にコンコンと叩きつけるといいバウンドと共に振動が返ってくる。間違いないくこれは自分の武器だ。
「修行とやらはサボってないでしょうね?」
また千堂が喧嘩を売ってくる。ほんとにうっとうしいなこいつ。
「お前こそこの休み期間で女子達でスイーツ食べてたらしいじゃないか。太って動きが鈍くなったらすぐ分かるぞ?」
「はぁ!?乙女にそんなこと聞くんじゃないよ!うっさい!聞くんじゃなかった!死ね!!」
どうやら否定されなかったのでご本人も気になさっているようだ。ここは引いてくれたのでこれ以上追わないようにしよう。
「ルールは至って単純!!今からお前たち新入生は第1訓練場から第3訓練場までにいるEランク狼男を狩ってもらう!時間制限は30分!最も多く狩れた新入生には特別!大隊長と中隊長のみが集まる[幹部会議]への新入生代表としての参加券を認める!」
(…[幹部会議]への参加券、だと…!?)
どうやら余興かと思ってたが以外とそうでもなさそうだ。
各大隊長や中隊長と交流する機会とはそうそう訪れるものではない。
逆にここで人脈を作らなければ一生話せる立場にはいないかもしれない。
やるしかなかった。
「千堂。」
「んん?どうしたの?」
「久しぶりだがいけるよな?」
千堂は僕の目を見て、それが本気だと悟ったようだ。
「ええ。ワタシは別に会議とか面倒くさいから問題ないけど…。そっちも張り切りすぎないでね。」
「無論だ。」
こうして僕と千堂は訓練時代振りのタッグで狼男を狩ることになったのだ。
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その頃。
誰が一番狩れるかと予想が賑わっているさらにその外で。
2人の男がいた。
「わが同胞たちが余興の見せ物にされ、殺されようとしている。それを救えるのは我ら狼男の同胞のみだ。」
「ええ。しかしよく人間の姿を保てるものです。あの[薬]は素晴らしいものですね。見えない部分だけ狼男に変え力を最大限発揮しようというのですから。」
「それが我らの王の意思である。新入生にも将来性がある株が複数いる。特にこの…[郡山]という隊員は人質にする必要はない。即刻殺せとのお達しだ。」
「ふむ。見た所特徴のない平凡そうな者ですが…あぁ、身体能力トップの者でしたか。そこまで警戒するとは何事なのか…」
「そんなのはどうでもいい。私たちはただ王の意思に従ってこの訓練場で殺人を起こす。新入生に紛れて油断した者を斬るのです。[郡山]は積極的に。」
「承知いたしました。」
「我らの王を偉大に」
「我らの王を偉大に。」
このお話は、まだ花畑の赤頭巾を見送ったばかりである。




