表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢幻への再臨  作者: 柴光
20/56

20 天皇竜〜ルフアフィス〜

転生者、21歳、男

前世の死因、転落死

 




 かつて監視者がまだ地上の均衡を保っていた時代、それを崩そうと三体の魔物が放たれた。

 海の監視者『レヴィアタン』に仕掛けるは大海嘯竜ニーズヘッグ、陸の監視者『ベヒモス』には彼岸竜バハムート、そして空の監視者『ジズ』へ天皇竜ルフアフィスが挑んで行った。

 しかしいずれも敗北を期し、幾年にも渡り隠れ潜んで次なる好機を伺っているという。

 バハムートは召喚獣となり、召喚士の力を奪って蓄えとし、ニーズヘッグはある者と共闘している中、ルフアフィスは個の力で再び舞い戻ろうとしていた。


 厄災の三大竜、そう語り継がれる…もちろん俺も聞いたことくらいはある。

 どんなのか挿絵で見たこともあったんだ……


「ルフアフィス…」


 こんな何もない辺境の街に何故奴が現れたんだ。


「こっちはもうもたんぞ!!」

「早く住民を逃がせ」

「やってるって! クソッ!伝説相手にしなきゃならないなんて」

「洒落になってねぇよな」

「良いから集中しろ!」


 住民を逃がす為に街の衛兵や冒険者が応戦している。

 何体もの召喚獣が侵攻を食い止めてはいるももの、時間の問題だろう…デカさも、力も違い過ぎるのだ。

 硬さならドラゴンの中でも上位の『スティールドラゴン』でさえルフアフィスの風魔法一つで倒されている…俺の召喚獣も長く保たないだろう。


「ガルダ!後退しろ!もう…無理だ」


 飛行能力のある相棒の『ガルダ』は、背後を取りながら風魔法をぶつけていたが効いている様子もなく、振り向かれたと同時に羽ばたきによる真空刃の攻撃で致命傷を負い、俺の呼び掛けに応える事なく最後の力を振り絞って魔法を放つ。

 結果は見えていた…ルフアフィスのブレスは向かってくる魔法諸共ガルダを消しさり、残りの召喚獣達もあっという間に薙ぎ払われた。

 地上に残された俺達に為す術なんてない…羽ばたきによって家々は粉々にされ、魔法のシールドも物理的な盾も砕かれて衛兵も冒険者も細切れにされて行く。


「お前の狙いはなんなんだ!?此処に何があると言うんだ!!?」

「…」


 俺の質問に答える事はなかった。

ブレスが前面の仲間を焼き焦がしながら俺を包みこんだ…熱いだのと感じる暇さえない。

俺の記憶はこれが最後となっていた。




「………此処もハズレか…我が力、必ずや」





『スティールドラゴン』

召喚獣

体力SS 攻撃力A 速力B

 全長18メーター、西竜型の上級種、鋼竜と呼ばれるだけあって、鋼色の鱗は凄まじい強度を誇る。


『ガルダ』

召喚獣

体力A 攻撃力A 速力A

 全長2メーター、鳥人型の召喚獣。

風魔法を得意とし、ガルダの起こす竜巻は全てを飲み込むとされる。

一部では神鳥として扱われている。


『ルフアフィス』

討伐レベル?

ステータス?

 全長120メーター、翼開長は180メーターを超える超弩級の怪鳥。

 大昔にジズへ挑んで散っていったものの、幾年の月日を経て舞い戻り何かを探している。

 風を操るだけでなく、爪撃を飛ばしたりブレス攻撃も仕掛けてくる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ