↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/37

ロクロ

生木(なまき)がソフィアさんの放った炎柱『フレイム・ピラー』の魔術で、炎に包まれる。


ゴウゴウと音を立てながら周囲の空気を巻き込み、炎は巨大なトグロを巻き燃え盛る。


すんません、舐めてました。

『付与魔術サイコーっ!』って思ってたけど、

属性魔術もヤバいわ。



「はぁ、、はぁ、、どう!?どうだった!?」

「うーん、十分な火力はありそうですね、射程も十分かと」


「ぢがぅでしょ!!?カッコ良かったかって聞いてんの!」

あ、はい


※※


ソフィアさんの魔術(カッコよさ)は十分理解したので、

3人で記念すべき第一回の焼き物造りをする事にした。


3人で三角に座り、ロクロを回す。

回すのは俺の足に付与した『回転』の付与魔術だ。


「ほんっと、器用だよな」

「、、そう、、ですか?」


「手で皿を作りながら足で魔術なんて、普通しないよね?」

「、、ええ」


「その皿、少し厚み多く無い?」

もーーー!うるっさい!


※※


1ヶ月狩りを共にし、1ヶ月窯作りを共にした、ニッダさんとソフィアさんとはとても気安い関係になっていた。


ニッダさんは話上手だし、ソフィアさんは魔術の巧者だ。

見習う・学ぶべき事は多かった。



「ふたりは来年はどうするんですか?」

確か結婚を前提に、この開拓村に居を構えたはずだったが。

合わなければ出ていくみたいな話もあったはずだ。


ふたりが顔を見合わせる。

「うーん、私はこのまま村で暮らしても良いかなって」

「え゙っ」


「何よ、、ニッダは嫌なの?」

「いや、嫌じゃなくて、ビックりしたって言うか、、」



その日、3人は無言でロクロを回し続けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。