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陶芸家になろう!

『陶器を作ろう!』と軽く言ったものの、実際は試行錯誤だらけなのだ。

普通なら一生掛かっても終わらない、それほど大変な事。


使う粘土と配合と、土の練り方、釉薬(ゆうやく)と。

ソレに合わせた釜の形と昇温温度と焼成時間。

何十回、何百回とやって、その土地・気候・季節の中で偶然を求めるのだ。

だって釜の中の事なんて、見えないんだもの。



「まあ、幸い俺にはチートがあるんだけども、、『粉砕』っと」

試し焼きの焼成で失敗して割れた皿を粉にして、泥の池に放り込む。

再利用出来るかは知らん、後々何か利用方を思い付くかもしれないし。


耐火レンガが必要?『耐火』『固着』『保存(バリア仕様)』で誤魔化したよ。



誤魔化せなかったのは釜の火の番だ。

釜の外から経験で中の温度を測らないといけない。

薪で焼く場合は、薪の状態から火の廻り方も見る。


勿論そんな経験は無いので、ソフィアさんに実験して貰う事にした。


「で、そこの生木(なまき)を燃やせばいいのぉ?」

ソフィアさんに火魔術で木を燃やして貰い、燃え方で魔術が作る温度を測ろうという実験だ。

生木が赤熱すれば600〜700℃くらいだと思うけど、、。


「ふっふっふっ、、見なさい、見てなさい、、

アオくんにーー!カッコいいとこっ!

見せたいのーーっ!『フレイム・ピラー』っっっ!!」



なんだ、その飲み会のコールみたいな詠唱は。


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