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増築工事

「、、はい、なので地面を掘り下げた方が床は暖かくなるんですよ」

皆で縄張り内を掘り下げた地面に手を置いて、地熱の恩恵を話し合う。


暖かさだけを求めるなら穴蔵が一番かもだけど、

何処のホビット族だって話しだ。



皆で話し合って、床下通気と床材の厚さから掘り下げる深さを決める。

多少の誤差は良いけども、下地は後から手直しが難しいからね。


レベル出しの治具が無かったので、三角形の定規の内側に、

糸から垂(すい)を垂らした、簡単な傾き計測器を作った。

糸が目盛りからズレていれば傾いてるのが分かるってなもんだ。


村長が欲しがったので、1個銅貨10枚で、10個注文を貰った。

いいんすか?貰っちゃいますよ?



掘り下げた地面を等間隔でレベルを測り、ぺったんぺったんと均(な)らし固めていく。

、、転圧用のタンパーも無い?作りますよ。

端の型を取りたい?型取りゲージで良い?


なんかアレもコレもと、どんどんと仕事が増えていくな。

まあ、道具や治具は一度作ってしまえば終いなのだが。



床下に石灰を撒くというので、それは危険だし湿気取りにも効果が薄いと止め、

じゃあどうしよう?と考えたが、紙に『防湿』『調湿』『保存』を付与して賄った。


神父様がニコニコしながら腕を掴むので痛かったが、何とかやり終えた。

痛い、イタぃです神父様、ツネらないで。



柱位置に穴を掘り、支えの平らな石を敷き、

柱と柱を横木で繋ぎ、マスを作り、

床に根太(ねだ)を等間隔で渡したら、大体の形が見えてきた。

いずれ、2×2とかいけるかもな。

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