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懺悔

ウチの家族は深く考えるタイプでは無かったのだろう。

毎日炊事場の棚の隅に油紙に巻かれた干し肉があっても、

各々が内緒で食べるものだから、出どころを言われる事は無かった。


真夜中に、森のこびとさんが持って来てくれるなんて思っていたのかもしれないな。



狼はすぐに駆除できたが、狼がいなくなったら森にゴブリンが現れるようになった。

こっちは食えないから厄介だった。


俺はまた毎晩、夜なよな森の一本道へ行き、『灯』を灯してゴブリンを吊った。

というかね、罠が強力過ぎたのだ。



罠は木の枝を利用した、くくり罠。

縄の中に足を踏み入れると、バイーンと空中に吊られるアレだ。


木の枝に『強靭』『反発』『反動』を付与して、縄に『認識阻害』『隠蔽』『隠密』を付与したせいか、

狼だろうがゴブリンだろうが、バイーン、バイーンと吊られたもんだ。


勿論失敗する事もあったが、棒の先端に『灯』を付与したフラッシュ目潰しからの撲殺で完封だった。

俺は『敗北を知りたい』なんて嘯(うそぶ)いたものだ。



ゴブリンは食用にならないので。

(無理すれば食えるらしいが)

『粉砕』『乾燥』して、畑の滋養になって貰った。

お陰でウチの畑は妙に作物の出来が良いと評判だ。


、、俺が教会で懺悔したくなる気持ちも分かって貰えると思う。



画して森を俺の縄張りにしてから3年が経ち、畑は広がり、俺は7歳となった。

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