【第一部完結記念】登場人物紹介・チーム名鑑」
一文字学園(二軍)との激闘、そしてお琴の発表会を経て、ついに11人の完全体となった八々花女子サッカー同好会。
それぞれの伝統の世界からピッチへと這い出てきた、少女たちの美しい旋律の記録です。
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◆ 【中盤の指揮者 (ダブル・ゲームメイカー)】
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■ 神酒盃 菊鞠
★ 異名:《八咫烏の神域》
【学年】高校1年生
【ポジション】MF(センターハーフ / レジスタ)
【背番号】9
【誕生日】9月9日
【身長/体重】156㎝ / 50.7㎏
【利き手/利き足】右手 / 右足(蹴鞠ルール適応)
【ビジュアル】
腰まで届く美しい黒髪のロングヘアー。普段は襟足のあたりでタイトに縛っている。神社の手伝い時は格式高い緋袴を纏った本物の巫女姿に。
また、桐子のためにお粥を用意した際は、割烹着姿で登場した。
【キャラクター概要】
地元の氏神である『菊堂神社』宮司の孫娘。
自他共に認める圧倒的な蹴鞠バカ。やろうと思えば一晩中一度も鞠を落とさずに蹴り続けるだけの驚異的な技量を持つが、深夜に及んだところで親に強制静止させられた過去を持つ。
神社の蹴鞠保存会(※ほぼお爺ちゃんとおっさん)の絶対的アイドル。
中学時代、その超絶技巧を見たサッカー男子たちから告白が相次ぎ、「蹴鞠保存会への入会」を条件に交際をOKしていたが、男たちがことごとくその約束を反故にしたため、以来サッカーという競技を激しく嫌悪・拒絶するようになる。
八々花女子高に進学後は学業と家業に専念するつもりだったが、サッカー同好会の創設者、鹿戸椛にその才能を見出され、粘着質ともいえる勧誘を受けることに。
最終的に「同好会メンバー全員が蹴鞠保存会に参加すること」を条件に、八々花の『背番号9』を背負ってピッチへ立つことを決意した。
【プレイスタイル】
彼女が中盤の真ん中で請い声を上げたその瞬間から、ピッチ中央は絶対にボールが地上に落ちない、神の導きを宿した不可侵の『神域』へと変貌する。
右足一本のインステップのみで、雅にキープし続けるそのプレイ時のみ、世界の雑音をかき消すようにオノマトペが「ぱしっ、ぽん」と優雅なひらがな表記へと調律される。
(※9月9日の例祭『喜久祭』では、彼女のこの足技が神社に歴史的な奇跡を巻き起こすことになるのだが、それは第二部のお楽しみ)
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■ 八橋 あやめ
★ 異名:《中盤の調絃師》
【学年】高校1年生(ひまりと同級生)
【ポジション】MF(センターハーフ / ボランチ)
【背番号】5
【誕生日】5月10日
【身長/体重】159㎝ / 52.1kg
【利き手/利き足】右手 / 右足
【ビジュアル】
濃紺の、肩甲骨のあたりまで上品に伸ばしたセミロング。日常やお琴のお稽古時は清楚な三つ編みにメガネを着用したおっとりお嬢様スタイル。
しかしピッチに立つ際は、髪をタイトなポニーテールに結び直し、メガネを外すことで、一瞬にして伝説のゲームメイカーとしての鋭い戦士の瞳へと変貌する。
【キャラクター概要】
地元の箏曲教室の講師・燕の娘。
小学生時代は地元の女子サッカーチームに所属。当時から異次元の実力を誇り、同期のサッカー少女たちに数々のトラウマと消えない伝説を植え付けた。
しかし、母親からの「中学進学と同時にサッカーを辞め、学業とお琴に専念しなさい」という厳格な言いつけにより、中学以降は女子サッカー界から忽然と姿を消す。この失踪が、彼女の存在をさらに「生ける伝説」へと昇華させることとなった。
幼馴染の菊鞠とは、神社でのお琴の奉納演奏が縁で深い絆を持つが、ひまりのサッカー嫌いを知ってからは、余計に自分の過去を口にできなくなる。
八々花女子高でひまりと同級生になったことで、創設者の鹿戸椛にその圧倒的な才能を見出され、第一章のラスト、仲間たちの危機を前にすべてをなげうってピッチへと帰還。母親から「生涯を懸けて両立を証明しなさい」という気高いエールを受け、2つの世界を支配する覚悟を決めた。
【プレイスタイル】
ピッチ全体の不協和音(陣形の歪み)を一瞬で見抜く圧倒的な戦術眼の持ち主。
彼女が中盤に君臨した瞬間、崩壊していた八々花の陣形は完璧な黄金比率の旋律へと調律される。
まるでお琴の絃が中空にしなやかに弾むような、ミリ単位の精度を誇る極上のロブパスを配給し、ひまりの《八咫烏の神域》へと完璧な音符を繋いでみせる。
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◆ 【前線の破壊者(アタッカー陣)】
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■ 鹿戸 椛
★ 異名:《ピッチに君臨する気高き男役 (グラン・セニョール)》
【学年】高校1年生(同好会創設者)
【ポジション】FW / MF
【背番号】10
【誕生日】10月31日
【身長/体重】172㎝ / 53.2kg
【利き手/利き足】右手 / 右足
【ビジュアル】
172cmという、メンバー内の高身長の1人。髪型は洗練されたベリーショート。
宝塚歌劇団のトップスターを彷彿とさせる凛とした中性的な美貌の持ち主であり、ただ佇んでいるだけでも周囲の女子生徒から羨望の眼差しを集める、八々花女子高の隠れた超人気者。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会の創設者であり、全ての物語を始動させた熱き発起人。
中学時代は全国屈指の強豪・一文字学園中等部に所属し、その圧倒的なスター性と実力で将来を嘱望されていたが、それゆえに周囲の激しい嫉妬や派閥争い、陰湿な嫌がらせの標的となり、心身ともに疲弊してしまう。
「しがらみのない、本当に気の合う仲間たちと最高のサッカーがしたい」とその純粋な理想を叶えるため、親友の牡丹、萩子と共に八々花女子高へ進学。
性格は至って真面目、かつどこまでも律儀。ひまりがサッカーを嫌いになった理由を聴いた際は自分のことのように激しい怒りを露わにし、勧誘とは関係なく真っ先に神社の『蹴鞠保存会』への入会を決意した漢気の持ち主。
【プレイスタイル】
172cmの恵まれた体躯と圧倒的なスプリント能力を誇る、八々花の『背番号10』。
彼女が前線へ一歩踏み出せば、ピッチはたちまつ華麗なる独壇場へと変貌する。
一文字学園との練習試合の前半戦、千鶴の神セーブから始まったカウンターの局面では、一文字のディフェンスラインを引き裂く爆速のフリーランを見せ、柳の反撃の導火線となる極上のスペースを作り出した。泥臭くも凛として仲間を引っ張る姿は、まさにチームの絶対的な座長である。
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■ 蝶名林 牡丹
★ 異名:《戦場を支配する胡蝶の連鎖 (エフェ・パピヨン)》
【学年】高校1年生(猪鹿蝶トリオ・司令塔)
【ポジション】MF
【背番号】6
【誕生日】6月20日
【身長/体重】163㎝ / 52.2㎏
【利き手/利き足】右手 / 右足
【ビジュアル】
肩甲骨のあたりまで上品に伸ばしたセミロング。左右で綺麗に巻かれたお嬢様特有の『縦ロール』がトレードマーク。隠しきれない名門の気品をまとう。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会の頭脳であり、超高級化粧品ブランド『Papillon et Pivoine』の社長令嬢。
非常に頭が良く、ピッチ上では冷徹な司令塔の役割を担うが、その高すぎる知性と真っ直ぐな正論ゆえに「言い方がキツく」聞こえてしまい、周囲からの誤解や反発を招きやすいツンデレお嬢様。
しかし本質は極めて面倒見が良く、第一章の裏では、メンバー全員のユニフォームに黒と赤の『重ね衿』を手縫いしてあげるという特大のお節介を炸裂させた。
【プレイスタイル】
相手のパスルートや思考の歪みを完璧に見切る、八々花の中盤の頭脳。
一文字のワンパターンな「すずめ先輩依存」のロングパスを蹴った瞬間に完全看破。
中盤の特等席から蝶のごとく中空へヒラリと舞い出でて鮮やかなパスカットを決め、「貴女がたの戦術、さすがにもう見飽きましたわ」と言い放つなど、冷ややかな格好良さで一文字のプライドを無慈悲に払い落とした。
彼女の美しい一振りの翅ばたき(パスカット)こそが、八々花の大逆転の嵐を巻き起こすトリガーとなる。
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■ 猪目 萩子
★ 異名:《左脚の弾丸列猪》
【学年】高校1年生(猪鹿蝶トリオ・特攻隊長)
【ポジション】MF
【背番号】7
【誕生日】7月7日
【身長/体重】175㎝ / 67㎏
【利き手/利き足】左手 / 左足(貴重な大型レフティ)
【ビジュアル】
175cmという、椛に勝る圧倒的な大型フィジカルを誇る。
髪型は野性味と鋭さを湛えた肩までのウルフカット。思ったことがすぐ顔に出る、太陽のようにエネルギッシュな野生児。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会の前線を切り裂く、不屈の弾丸特攻隊長。
椛や牡丹と共に一文字学園中等部の強豪チームに所属していたが、陰湿な派閥争いに嫌気がさし、親友二人を追って女子サッカー部のない八々花女子高へ進学。
勉強はチームの中で一番苦手であり、受験期は椛と牡丹の容赦のないスパルタ指導のおかげで、割とギリギリの成績で見事合格(奇跡の入学)を果たした。
非常に直情的で喧嘩っ早いが、誰よりも人情味に溢れる熱い性格。一文字時代の嫌がらせに対しても一人で正面から拳を突き上げて怒りを爆発させていた、その真っ直ぐすぎる漢気ゆえである。
【プレイスタイル】
チーム一の圧倒的な爆速スプリント能力を誇る、八々花の『背番号7』。
フェイントや細かなステップといった器用な戦術は壊滅的に苦手だが、その代わりに「左足一本の強烈な推進力」だけで、相手ディフェンスの網の目を力尽くでブチ抜く直線最速のドリブル速攻を得意とする。
ひとたび加速すれば、脳内で「どーけーよ、ひーくーぞ、※すぞー、どーかーんーとーしーぬーぞー♪」と某○鉄のメロディーホーンのミームを鳴り響かせながら、文字通りの“弾丸列猪”となって突進。相手の守備陣形を恐怖と共に真っ二つに引き裂く。
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◆ 【鉄壁の守護者(ディフェンス・GK陣)】
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■ 幕ノ内 桜
★ 異名:《視界を遮る絢爛の桜幕 (ブラインド・チェリー・カーテン)》
【学年】高校1年生(元・神園学園中等部『五光』)
【ポジション】DF
【背番号】3
【誕生日】3月28日
【身長/体重】155㎝ / 50㎏
【利き手/利き足】左手 / 左足(貴重なレフティ・ディフェンダー)
【ビジュアル】
155cmの小柄な体躯。髪型はボーイッシュなボブカット。特徴的な長い前髪をそのまま前に垂らしている、いわゆるミステリアスな『目隠れ』少女。普段は物静かでクール。
【キャラクター概要】
八々花女子高の最終ライン(バックライン)に君臨する、鉄壁のセンターバック。
桐子の不慮の事故の後、神園のライバルグループから冷遇されピッチから遠ざけられていたが、人を惹きつける桐子の背中を追い、同じ八々花女子高への進学を選んだ。
物静かな優等生を装いつつ、その実、脳内では凄まじい熱量で妄想をまくしたてる【一般人擬態モードの隠れオタク】。千鶴×桐子の「無自覚スパダリ左右固定概念」を熱く信仰しており、第一章のラストでは一軍ジャージ開帳の神配給を前に「衛生兵ッ!ぬるぽ無限ガッ!」とシステムエラーを起こして尊死した。
(※なお、夏のコミュフェス当日に、彼女がその長い前髪の真のポテンシャルを解放し、最強の隠密ファンネルとして戦場を無双することになるのを、まだ誰も知らない)
【プレイスタイル】
相手のパスコースを事前に完璧に予測して先回りする「パスカット」や、体を張ってスクリーンしてくる敵から音もなくボールを毟り取る精密な奪取テクニックに長けている。
彼女が最終ラインに立ちはだかった瞬間、敵アタッカーの視界にはまるで満開の夜桜が舞い散る美しいカーテン(ブラインド)が下りたかのようにすべてのパスコースが遮断され、どんな強襲アタックも無音の深淵へと吸い込まれて消え去る。
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■ 薄 満月
★ 異名:《死角を射抜く月下の飛雁 (ブラインド・ハリアー)》
【学年】高校1年生(元・神園学園中等部『五光』)
【ポジション】MF
【背番号】8
【誕生日】8月15日(十五夜)
【身長/体重】157㎝ / 49㎏
【利き手/利き足】右利き / 右足
【ビジュアル】
長い髪を頭の上できゅっと丸めた、可愛らしい『お団子ヘア』がトレードマーク。その愛らしい見た目から、仲間たちからは親しみを込めて「お月見団子」というニックネームで愛されている。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会の右翼を担う、五光の隠し玉。
『薄』と書いて『すずき』と読ませる難読苗字の持ち主。
大親友である柳(道風)と同じく、寡黙で引っ込み思案な大人しい性格が災いし、桐子の事故の後はライバルグループから冷遇されていた。太陽のように人を惹きつける桐子のポジティブな背中に心から憧れており、彼女を追って強い意志を持って同じ高校への進学を決意した。
一文字戦の途中まで完全に空気に見えていたが、それこそが彼女の真の狙い。
断じて作者の書き忘れではない。……断じて、ない。
【プレイスタイル】
相手を背負った状態でも絶対にボールを失わない驚異的な「ポストプレー(ボールキープ)」を誇り、中盤に極上の“タメ”を作り出す。
第一章の一文字戦の後半では、一文字のすずめ先輩のデータの死角へとあえて完全に同化。菊鞠の《木の葉落とし》が放たれたまさにその刹那、満月の夜空を過る『雁』の如く、中央の裏の空白へと無音のスピードで斜めに滑空。マークを引きつけて柳の2-2同点弾へと繋ぐ完璧なラストパスを鋭く射抜いてみせた。
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■ 道風 柳
★ 異名:《風を切り裂く雨のツバメ (飛燕)》
【学年】高校1年生(元・神園学園中等部ツートップ)
【ポジション】FW
【背番号】11
【誕生日】11月27日
【身長/体重】154㎝ / 45㎏
【利き手/利き足】右手 / 両足(両利き)
【ビジュアル】
154cmと小柄で華奢な体躯。腰まである長い髪を、襟足の低い位置で可愛らしく二つに結んだツインテール(おさげ)にしている。普段は大人しくて気弱そうな少女。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会の前線に君臨する、変幻自在の絶対的エースストライカー。
中学時代は名門・神園学園で桐子と最強のツートップを組み、全国にその名を轟かせていたが、桐子の事故の後、ライバルグループから冷遇され公式戦には一度も出場させてもらえないという深い闇を経験する。名門の推薦枠すら奪われたが、桐子が八々花女子高へ進学することを知り、「もう一度、あの人のためにゴールを決めたい」と、一般入試で同じ高校への進学を決意した。
普段の性格は極めて寡黙で引っ込み思案だが、ひとたび試合のホイッスルが鳴り響けばその魂は獰猛な野生の捕食者へと完全豹変する。
【プレイスタイル】
萩子に次ぐチーム第2位の俊足ドリブルスピードと、トップスピードを1ミリも落とさないまま繰り出されるカミソリの如きキレ味の超絶フェイントが真骨頂。
第一章の一文字戦では、前半に切り札《燕返し》をすずめに看破され一度は崩れ落ちたものの、後半戦、満月が放った完璧なラストパスに燕の如きスライディングで滑り込み、ゴールネットをぶち抜く【執念の2-2同点ダイレクトボレー】を叩き込んで完全なるリベンジを果たした。
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■ 松明 千鶴
★ 異名:《神域を護る日の出の松明 (ジェット・アブソリュート・ランタン)》
【学年】高校1年生(元・神園学園中等部『五光』・同好会発起人)
【ポジション】GK
【背番号】1
【誕生日】1月11日
【身長/体重】169㎝ / 52.5㎏
【利き手/利き足】右手 / 右足
【ビジュアル】
169cmの恵まれた長身。肩まである美しい髪を、ピッチの上で誰よりも目立つ高い位置で結んだ、凛々しいポニーテールがトレードマーク。
【キャラクター概要】
八々花ゴールマウスを死守する絶対的な守護神。そして、五光の仲間たちを八々花へと導いた、真の『始まりの灯火』。
おとなしい他の3人(柳、満月、桜)とは異なり、「嫌なことは嫌」とはっきり主張するアグレッシヴで熱い性格の持ち主。それゆえ、桐子の事故の後に自分たちを冷遇してきたライバルグループに対しては、一歩も引かずに正面から激しく衝突していた。桐子を説得して『フットサル同好会』を結成させたすべての立役者。
物事をはっきり言うお嬢様の牡丹(蝶名林)とは性格的に似た者同士であるため、ことあるごとに激しく衝突しては喧嘩を繰り広げているが、決してお互いを嫌っているわけではなく、むしろ誰よりも実力を認め合っている最高のコンビ。オタクコンビからは「無自覚な男前スパダリ属性」として絶大な信仰を集める。
【プレイスタイル】
169cmの長身と強靭な反射神経を誇る、八々花の『背番号1』。
一文字学園一軍の無慈悲な猛攻に対し、絶体絶命のピンチを何度も神がかったスーパーセーブ(アブソリュート)で防ぎきり、音速のパントキック(ジェット)で八々花のカウンターの起点を作った。彼女がゴール前に威風堂々と立ちはだかる姿は、チームに勝利の夜明けをもたらす燃え盛る松明そのもの。
(※第二章では、神園学園の新・絶対守護神である原アテナとの《神盾最大決戦》へと挑むことに)
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■ 鴬塚 小梅
★ 異名:《春を告げる初鴬の羽ばたき (うぐいす・ステップ)》
【学年】高校1年生(同好会の癒やし&守備職人)
【ポジション】DF
【背番号】2
【誕生日】2月22日
【身長/体重】153㎝ / 54㎏
【利き手/利き足】右手 / 左足(貴重な左利きのサイドバック)
【ビジュアル】
153cmと小柄で、少しもちもちとした健康的な体躯。髪型は、彼女なりの高校デビューの結晶である「おでこを出したボブカット」。
そして頭のてっぺんで感情に合わせてぴょこぴょこと可愛らしく跳ね踊る、トレードマークの【アホ毛】が最大のチャームポイント。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会のサイドラインを死守する、健気なサイドバック。
小学生の頃にサッカーを始めたものの、中学時代はチームメイトから「鈍くさい」と嗤われ、ずっとベンチを温め続けるという悔しい経験を持つ。
高校進学を機に華麗な高校デビューを果たそうとしたものの見事に失敗。
部活も決められないままウジウジと悩んでいたところを、大親友である時鳥藤乃に強引に手を引っ張られる形で同好会への参加を決意した。
普段の気弱さから決断を下すまでは人一倍時間がかかるが、一度「やる」と腹を括ってからの行動・スプリントは誰よりも速い有言実行型。
【プレイスタイル】
貴重なレフティとしてのフィジカルを活かし、タッチライン際を健気に上下運動する八々花の『背番号2』。
中学時代に嗤われた「鈍くささ」は、椛たちの指導によって「相手の動きをじっと見極める、粘り強い泥臭いディフェンス」へと完全開花。
アホ毛を揺らしながら、おでこを出した凛々しい顔で相手のウイングに食らいつき、ここぞという瞬間に初鴬の如く爆速のステップでボールを刈り取る守備職人。
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■ 時鳥 藤乃
★ 異名:《暗夜を切り裂く初時の時鳥 (ほととぎす・スプリント)》
【学年】高校1年生(チーム唯一のサッカー未経験者)
【ポジション】DF
【背番号】4
【誕生日】4月24日
【身長/体重】165㎝ / 51.5㎏
【利き手/利き足】右手 / 右足
【ビジュアル】
165cmのすらりとした恵まれたスタイル。
髪型は綺麗に切り揃えられた黒髪の「前髪ぱっつん」、そして長い髪を高い位置で結んだ、躍動感あふれる「ロングツインテール」。
コミカルで小気味よいコテコテの『関西弁』を喋る、同好会の圧倒的なムードメーカー。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会のサイドラインを固める、優しきサイドバック。
メンバーの中で、唯一の「完全なるサッカー未経験者」。
サイドバックでコンビを組む小梅(鴬塚)とは、家も近所で何でも知り尽くしている大親友にして幼馴染み。
高校デビューに失敗してウジウジと部活に悩んでいた小梅の背中を強引に引っ張り、「小梅の背中を押して同じピッチに立つんやから、うちも未経験やけど一緒にやったるわ!」と、持ち前の明るさと人情味だけで同好会への入会を決意した。
【プレイスタイル】:《暗夜を切り裂く時鳥の忍び音 (ほととぎす・マンマーク)》
未経験ながらも、165cmの恵まれた身体能力と「親友(小梅)と一緒に走る」という純粋な想いでタッチライン際を爆走する、八々花の『背番号4』。彼女の真骨頂は、一度ロックオンした相手の絶対的エースに対し、その影へ忍ぶように音もなく密着する地獄の【不屈のマンマーク】。
華麗な戦術を誇る強豪校のエリートたち(一文字の一軍や神園のロイヤル)の懐へと泥臭く獰猛に潜り込み、前髪ぱっつんのロングツインテールを激しく揺らしながら「鳴かせられるもんなら鳴かせてみぃや! 血ぃ吐いても、絶対に音ぇ鳴かへんで!」と関西弁で吠えてマーク対象を完全沈黙させる、八々花の誇る不屈の「戦術破壊ストッパー」である。
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◆ 【運営・サポートスタッフ】
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■ 鳳 桐子
★ 異名:《天に舞い征く不屈の鳳凰 (鴻鵠の志)》
【学年】高校1年生(元・神園学園中等部絶対的エース)
【ポジション】なし(元・FWトップ / チームの精神的重鎮)
【背番号】12(サポーターナンバー)
【誕生日】12月8日
【身長/体重】167㎝ / 53㎏
【利き手/利き足】右手 / 両足(両利き)
【ビジュアル】
美しく豊かなロングヘアーだが、お洒落な天然パーマのようにふわりとカールしている。
雨の日は湿気で髪がまとまらなくなってしまうのが密かな悩みの種。
【キャラクター概要】
八々花に集った元・名門神園学園『五光』のメンバーたちが、誰よりも慕い、その背中を追いかけ続ける絶対的な大黒柱。
中学1年生にして名門・神園のエースストライカーとして全国にその名を轟かせていたが、2年の春に不慮の交通事故に遭い、生死を彷徨う。
一命は取り留めたものの、右膝に致命的な後遺症を抱え、サッカー選手としての未来を絶望視されてしまう。
彼女の失脚後、神園のライバルたちによって冷遇された仲間たち(柳、満月、桜、千鶴)は、未練を断ち切るようにサッカー部のない八々花女子高へ進学した桐子を追って、全員で同じ高校へと進学。
桐子の居場所として『フットサル同好会』を結成した。
本来はマネージャー兼司令塔として仲間を支えるつもりだったが、椛たちとの出会いにより、2つの同好会は1つの『八々花女子サッカー同好会』へと融合を果たす。
【プレイスタイル】
サッカーのテクニック、戦術知識ともにチーム内で圧倒的ダントツを誇る「生ける戦術兵器」。
右膝の後遺症により、全力で走れば『わずか5分間』でガラスのように膝が砕け散るという絶対的なタイムリミットを抱える。
しかし、だからこそ彼女がピッチへ降臨するその5分間は、地上のあらゆるデータを支配する一文字の網すらも手が届かない遥か高天の領域と化す。
(※第二部では、古巣の最強の混沌たる切り札《深淵のジョーカー(馬場遊歌)》との、命懸けのワイルドカード最大決戦へと挑むことに)
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■ 種村 カスミ
学年:高校1年生
役割:マネージャー 兼 スコアラー(記録係) / 新主審(兼任)
属性:公式オープン限界オタク(~なんよ)
誕生日:12月31日
身長 / 体重:151㎝ / 41.5㎏(150cm前半の小柄な体躯)
利き手:右手
【ビジュアル】
小柄で愛らしい、栗色の髪をゆるくカールさせたボブ。
夏場でも、冷房対策と称して自分の体より2サイズは大きい「ダボダボの長袖(萌え袖)カーディガン」を羽織っているのがトレードマーク。
口元には常に、様々なフレーバーの『チャッパチュプス』が手放せない。
【キャラクター概要】
八々花女子高サッカー同好会の頭脳を支える、有能なる天才スコアラー(記録係)。
周囲に隠すことなく「あーマジてぇてぇんよ……」と脳汁をメルトダウンさせる公式オープン限界オタクであり、夜中にお布団の中で「ちづさん×きりさん(松明×鳳)」の眼福動画を見返してニマニマするのが生きがいの隠れキリシタン。
だが、オタクとしての圧倒的な「観察眼(解像度)」をピッチの分析へフル投資しており、ノートPCやタブレットを抱えて相手チームの戦術データをミリ単位で暴き出す、チームに欠かせない最強のデータマネージャー。
第一部の一文字学園戦では、相手のひいき主審の暴挙を前に、すずめ先輩から「あなたが代わりにジャッジをやりなさいな」とホイッスル(レッドカード)を託され、急遽ピッチの真ん中(主審)へ。
ラストプレイでの桐子のオーバーヘッドに対し、涙を呑んで、ルール(伝統)通りに「オフサイドなんよ」と身内の勝ちを捨てる誠実で正しいジャッジを下し、引き分け(2-2)で試合を全うした、この物語のもう一人の気高き主人公。
試合終了後、その「正しい目(フェア精神)」に魂を揺さぶられたすずめ先輩から、本人がさっきまで着ていた『汗の匂いの残る一軍漆黒ジャージ』を両手で直接手渡されるという最大手からの神配給を食らい、残り香の過剰摂取により「――ミ゜。」という絶妙なフォントのエラー音を遺して、白目を剥いて立ったまま気絶し、全員を無駄に心配させた。
8月14日の夏コミ(コミュフェス)当日は、西館のサークルスペースで自分の新刊を売るサークル主として参戦。東ホールの最強の壁(Super竹取物語お疲れ様本、いのうえむすび先生追悼本)を落とすための最強のタクト(通行証)を親友の桜へと託す。
実は、餡子が苦手。
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■ 明莉 まつり
学年:高校1年生
★ 役割:マネージャー(録画担当)
★ モチーフ:松に赤短
八々花女子に突如現れたピカピカの派手髪ギャル。
TickTackに動画投稿をするのが趣味。たまーに自身のダンスを披露するが、あまり視聴率が上がらないので内心ちょびーっとメンブレぎみ。
菊鞠の蹴鞠動画を動画アプリ『TickTack』に無断投稿して大バズりさせ、学校が特定された責任を取るためにマネージャーを押し付けられた。
しかし、超高級化粧品メーカーP&Pの社長令嬢である牡丹お嬢様の凛とした佇まいにハートを射抜かれ、「蝶名林さま! あーし、一生ついていくっしょ!」と大覚醒。
スマホカメラによる敵の戦術分析と、八々花を「謎の超美少女和モダンサッカー集団」として世界へ布教させる最強の広報担当。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
第一部を駆け抜けたこのタイミングで、本作の裏に仕込んでいた【キャラクターのネーミングの秘密】を皆様に少しだけお話しさせてください。
今さら「実は……」というほどのことではありませんが、お気づきのとおり八々花のメンバーたちの「名前(苗字)」「背番号」「誕生日」は、日本の伝統的なカードゲームである【花札(暦の1月から12月)】のモチーフとしています。
◆ 1月(松に鶴) :【背番号1】松明 千鶴(誕生日:1月11日)⇒ 鶴のマークの航空会社(JAL)にかけた異名『ジェット・アブソリュート・ランタン(Jet Absolute Lantern)』の遊び心を添えて。
◆ 2月(梅に鴬) :【背番号2】鴬塚 小梅(誕生日:2月22日)⇒ 高校デビューにおでこを出してアホ毛を実装した、左利きの癒やしSB。
◆ 3月(桜に幕) :【背番号3】幕ノ内 桜(誕生日:3月28日)⇒ 目隠れボブのクールなCB。隠れオタク属性は、大人し系キャラが多めなので、差別化を図るために足しました。
◆ 4月(藤に時鳥):【背番号4】時鳥 藤乃(誕生日:4月24日)⇒ 前髪ぱっつんロングツインテールの関西弁ギャル。唯一の未経験SB!
関西弁要素、これもほかのキャラとの差別化のために足しました。
◆ 5月(菖蒲に八橋):【背番号5】八橋 あやめ(誕生日:5月10日)⇒ お琴の伝統とサッカーの伝説を背負う、眼鏡ギャップの天才調絃師。
山田流や生田流といった、筝曲の二大流派ではなく、八橋流という少しマイナーな流派なのは、名前ゆえのこだわりです。
◆ 6月(牡丹に蝶):【背番号6】蝶名林 牡丹(誕生日:6月20日)⇒ 縦ロールのツンデレお嬢様。実家は高級ブランド「P&P(蝶と牡丹)」。
だいたい社交的な面での物語の牽引役です。
最初は牡丹花胡蝶という名前にしようか考えていましたが、今の名前に落ち着きました。
◆ 7月(萩に猪) :【背番号7】猪目 萩子(誕生日:7月7日)⇒ ウルフカットの大型レフティ特攻隊長。直線ドリブルのミームは必見。
シリアスな空気をぶち壊したいときに、彼女の空気の読めなさはある意味助かります。
◆ 8月(芒に月/雁):【背番号8】薄満月(誕生日:8月15日)⇒ お月見団子と弄られるおっとり系。データの死角から滑空する飛雁。
融通の利かないクソ真面目、という属性は後付けです。
◆ 9月(菊に盃) :【背番号9】神酒盃 菊鞠(読み:ひまり / 誕生日:9月9日)⇒ 蹴鞠を愛する本作の主人公。右足一本でピッチを支配する八咫烏。
鞠を“きく”と読むこと、転じて菊=花札の9月にあたる、そしてサッカーの9番はエースナンバーだと気づき、そこからこの物語を思いつきました。
でも、9番は本来はゴールゲッターなんですよね……。
最初は菊堂鞠花という名前でしたが、花札に寄せるために酒月菊鞠→神酒盃菊鞠、と変化していきました。その名残は神社の名前、「菊堂神社」や、母親の「鞠花」に残っています。
◆ 10月(紅葉に鹿):【背番号10】鹿戸 椛(誕生日:10月31日)⇒ 172cmベリーショート、宝塚のトップスターの風格を持つ同好会創設者。
彼女の宝塚属性は割と早い段階で決まってました。
シュートを決めたあとのボウ・アンド・スクレープは、物語を書いている途中で、「映像として見たい!」の思いから足されました。
◆ 11月(柳にツバメ):【背番号11】道風 柳(誕生日:11月27日)⇒ 普段は気弱なツインテール、試合になると獰猛に豹変する《飛燕》。
割と悩んだのが彼女の名前。
雨、柳、燕、小野道風……と、雨の札はモチーフ目白押しで、そこから取捨選択したのが今の名前です。せめて“燕”要素は技の名前として残そう……と。
◆ 12月(桐に鳳凰):【背番号12】鳳 桐子(誕生日:12月8日)⇒ ガラスの右膝に5分間の制約を抱える、五光が慕う伝説の鳳凰。
花札をサッカーの背番号に落とし込むとき、唯一ネックだったのが彼女でした。
その苦肉の策が「五分間の制約」です。
ついにあやめが合流し、11人の完全体となった八々花女子サッカー同好会。
少女たちの熱きタクトは、雌伏の時を経て、いよいよ本番のインターハイ予選に向けて始動します!
待っているのは、練習試合で激闘を繰り広げた強豪・一文字学園の一軍(麻雀モチーフ)!
そして、桐子たちがかつて所属していた名門・神園学園の頂点に君臨する天才たちとの、宿命の最大決戦!和の花札(八々花)が、地上のデータを支配する麻雀の牌(一文字)を、そして洋風の絶対的エリートであるトランプの規律(神園)を、どう美しく調律していくのか――。
第二部も、どうぞお楽しみに!【☆☆☆☆☆(星ボタン)】や【ブックマーク】で応援していただけると、これからの執筆の特大のガソリンになります!よろしくお願いいたします!




