友情という種はいやらしい花を咲かす
国立魔法学院 第九魔術学習施設 シャコガイルへ受験を受けに来たダイヤモンドブリザード、ラキオレヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール四名は無事一次試験を突破した。
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第二次試験が開始されしばらくたったころ、時は遡り、静謐の啓きカイバ真悠とリズアルベールは記憶の花屋エリザベスアルベールの捜索をしていた。
「どうやってやるのか正確な方法は僕の知る由ではないのだけれどね、彼女は多分ダイヤモンドブリザードに対して種をまいているはずだ、」カイバは少し真剣な顔つきを作りながら言った。
「種というのは何ですか?」正直言ってエリザベスアルベールについて何も知らないリズはカイバに言っていることの6割も理解できなかった。
「種っていうのはまあ彼女の魔術を使うための条件のようなものだ、彼女の記憶転移魔術および精神操作魔術は一度かけてしまえば相手の精神に自身の精神を転移させることまで可能なとても強力な魔術だ。だがもちろんそんな無法な魔術大きな制約がある。それは、僕が分かっているだけでも大きく分けて二つ。一つは対象が自身のことを知っていること、もっと言えばある程度心を開いていなければいけないらしい。だがそれは、対象が心を開いていなかったとしても精神魔術起動時に対象の了解をとることができれば、相手を乗っ取れる。そしてもう一つこれが一番重要なんだ。対象をエリザベスアルベール通称記憶の花屋自身が殺さなければならない。つまり殺害時の魔術残滓を自分自身が持っていなければならない。つまりさ、、」カイバは大きな息継ぎの間のようなものをとった。
「つまりなんですか?」まるで真面目な生徒みたいにリズはその話を聞き入っていた。
「僕の読みでは、何らかの方法でダイヤモンドブリザードを戦闘不能に追い込み、次に君を戦闘不能に追い込むそして、、」カイバはにやりと笑った。
「わたしかダイヤモンドブリザードのどちらか一方を殺し体を乗っ取るってことですか?」リズアルベールは疑問符をつけながら言った。
「そういうこと」カイバは軽いノリで重い話をする。こういうところがリズからするとこの人は恥ずかしがりやな人なのかなと思ってしまう。
「でもそれっておかしくないですか。殺しちゃったらどうやって乗っ取りの了承をとるんですか?」リズは簡潔に疑問を述べた。
「リズは魔術誓約って知ってるかな?」カイバは授業でもするみたいに聞いた。
「はい知ってますけれど」リズは淡々と答える。
「じゃあ話は簡単だ。ラキオを殺さないという魔術誓約を結んだうえで君の体を乗っ取るそう記憶の花屋が言ってきたら君はどう生きる?」カイバは真っすぐにこちらを見ながら言った。
「もちろん体を渡すに決まっているじゃないですか、馬鹿にしないで、当たり前でしょ、殺しますよ」リズは少し怒った。
「言いすぎね君」カイバは先生だから怒るのではなく叱った。気持ちは、
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