友情や愛情といった思い出が200円というのは安いと感じる。
国立魔法学院 第九魔術学習施設 シャコガイルへ受験を受けに来たダイヤモンドブリザード、ラキオレヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール四名は無事一次試験を突破した。
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試験が開始され、しばらくが経ったころ、ダイヤモンドブリザードはこの学園の顧問であるカイバ真悠との戦闘で彼を無力化することに成功した。しかしその戦闘が終わり漁夫の利を狩るようにやってきたのはダイヤモンドブリザードのこの学校に来てからの初めての友であるリズアルベールと同じ顔をした、記憶の花屋と呼ばれる魔族であった。ダイヤモンドブリザードは記憶の花屋の奇襲により意識を失う。それを守るように間は言ったカイバ真悠。ダイヤモンドブリザードをかけた戦いが、カイバ真悠と記憶の花屋の間で起こる。その戦いは、静謐の啓きカイバ真悠の勝利で終わった。しかしとどめを刺そうとしたその時青いフードをかぶった少女がカイバの残った右腕を切断しながら現れる。その少女は剣の王不撓の蒼響というらしい。
「私はあなたにお金を払った覚えはありません、何を言っているのか教えてもらいたいです。お願いいたします」丁寧されど可憐みある少女感は残したまま蒼響は言った。
「いや、僕の両親が払ったのさ、昔ねこの星空を200円で買った。」カイバ何か憧憬に浸りながら言った。
「それは、安いのですか?」特に何も考えることなく剣の王不撓の蒼響は言った。
「値打ちが付くものというのは、たいてい値打ちが付かないものなんかよりも価値がないと僕は思っている。お金というものをあまり信用できなくてね、でも200円というのは少し思い出としては安すぎる。」カイバは青い空を結界越しに見上げながら言った。
「そうですか、で私は次にどこを打てばいいのですか?」料理の段取りでも聞くみたいに日常的に蒼響はいった。
「この魔法陣が示す星星が何か君にはわかるかい?」カイバはなんだか少し自分で紳士を演じながら言った。それに対して、蒼響は何の感慨も示さない。
「わかりませんが、この世界で見ることのできる星々ではないと思います。」蒼響はゆったりと熟練の剣豪が鞘から刀でも抜くみたいに言った。
「君星座が好きなのか?」カイバは少し高揚する自分自身の声が気持ち悪いと感じてしまった。でもその効用を隠すことができない。カイバはそのくらい星が好きだった。
「別に星座は好きではありませんでも私夜型なんです。星空というのは時間つぶしに見るくらいがちょうどいい」蒼響は特に表情を変えることなく言った。
「その意見には僕も賛成だ。星というのは神が与えてくれた最高の時間つぶしといっていい。この星星はね僕の世界の沖縄というところで太陽暦6月あたりに見ることのできる星々君に打ってほしいのは、、」そういうとカイバは目で少し右を向くような動作をした。それを見て蒼響は銃を右に動かす、次にカイバは少し角度を上にあげるような足の動作を入れるそれに合わして角度をつける蒼響。
「そうそこに見えるのがアルファケンタ、其れを撃ってほしい角度や照準は今のままで構わない、」そういうと蒼響は拳銃の銃弾を放った。記憶の花屋はこの一連の出来事をただ黙ってみている。その結果は結界の効果により彼女だけが知っていた。
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