友達と見れれば、安っぽくても星空
国立魔法学院 第九魔術学習施設 シャコガイルへ受験を受けに来たダイヤモンドブリザード、ラキオレヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール四名は無事一次試験を突破した。
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試験が開始され、しばらくが経ったころ、ダイヤモンドブリザードはこの学園の顧問であるカイバ真悠との戦闘で彼を無力化することに成功した。しかしその戦闘が終わり漁夫の利を狩るようにやってきたのはダイヤモンドブリザードのこの学校に来てからの初めての友であるリズアルベールと同じ顔をした、記憶の花屋と呼ばれる魔族であった。ダイヤモンドブリザードは記憶の花屋の奇襲により意識を失う。それを守るように間は言ったカイバ真悠。ダイヤモンドブリザードをかけた戦いが、カイバ真悠と記憶の花屋の間で起こる。その戦いは、静謐の啓きカイバ真悠の勝利で終わった。しかしとどめを刺そうとしたその時青いフードをかぶった少女がカイバの残った右腕を切断しながら現れる。その少女は剣の王不撓の蒼響というらしい。
「私は剣の王、銃で何かを打つというのは少し教義に反するところがある。」蒼響は何か進まない表情とともに言った。
「それは教義なのか?だったら破ったほうがいい。それが君の流儀ならば尊重したい気持ちもあるのだけれど、教義とはいわばルールのことだろう、そんなもの破るため以外の何にあるのさ?」カイバは顎に手をやりながら何か悪魔じみた言いかたで言った。でも自分自身が何の教訓にもならないことを言っているのはカイバ自身もわかっている。記憶の花屋はそんな二人の会話には興味がないのか、ただ空を眺めていた。
「私がそれは流儀だと答えていたら、あなたはどう返答しましたか?」蒼響は少しだけ表情を柔らかくしていった。少しカイバが何と答えるかが、自分で質問しながら分かったからだ。
「それは流儀なのか?だったら破ったほうがいい。それが君の教義ならば尊重したい気持ちはあるのだけれど、流儀とはいわば自分勝手な戒めのようなものだろう?そんなもの今破らないでいつ破るのさ」カイバは顎に手をやりながら悪魔じみた言いかたで言った。この一連の流れは彼女の教訓になるのだろうかと考えながら。
「あなたはかわいい人だ。気が変わりました撃ちましょう。」そう蒼響が言うと、そこら辺に落ちていたカイバの腕から拳銃だけを拾い上げて、「どこを撃てばいいのです?」と聞いた。
「ちょっと待ってね、、、まず僕の顔面を打ってよ、」そうカイバが言うと、花屋が作った結界が日光を遮る屋根だけを残して消え去る。ためらわずその瞬間に蒼響はカイバの顔面を打ち抜く。「少しはためらってよ」カイバは戯言を言った。「もし死んだとしたら数秒だけは悲しみ手を合わせそして、一分後には忘れる。そんな一連の流れをイメージするという思考は巡らしましたよ、でもためらいません。願いは果たします。私これでも一応天海衆の僧侶なので」蒼響はゆったりといった。
すると花屋が作った結界を利用して、カイバは星間魔術星龍の記憶を展開する。
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「とてもきれいですね、でもそれがなんだか安っぽいです。」蒼響は年相応の女の子のような笑顔をフードの隙間からのぞかせた。
「うん、お金で見れる空なんてそんなものだよ。」カイバはわかったようなことを言った。




