ドミノなんか、友達とやるものじゃない
国立魔法学院 第九魔術学習施設 シャコガイルへ受験を受けに来たダイヤモンドブリザード、ラキオレヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール四名は無事一次試験を突破した。
r1
jこ!
ノ-‐',
j,. -‐ヘ
厂_,. -‐',
ノ-‐ ' ´_,.i
/r‐_ 二 -‐l、
∠ニ二三ニ三ゝ、
,イ=ニ二三三チ==、!
/ ! l_L⊥ ┴ァ' ト、
├ー!l {」{_{_ L/ ヽ、ヽ、、 ト、ヽ、
レ‐i!T{丁フ′`ミミヽ>'´::ヽ、',
',___Vて「 --=ミミ,>'´三ミ,:::'、ヽ
',. ヘ{{!| -=三/r=ミミ!|li|::: ', l
ヽノヽ_! =ニj//r,))}}jij::: ! !
`ヽ/」三シ!l!t三彡j/:: | l
ヽレ'´ !三彡'ノ :. !
ト,彡'ト-‐ '´ :;:,. l
| V´/! : :. :. ::. /
! `くイ :; ,: ::, .:::/
l _,へ ___,. -‐ '′
し'′
試験が開始され、しばらくが経ったころ、ダイヤモンドブリザードはこの学園の顧問であるカイバ真悠との戦闘で彼を無力化することに成功した。しかしその戦闘が終わり漁夫の利を狩るようにやってきたのはダイヤモンドブリザードのこの学校に来てからの初めての友であるリズアルベールと同じ顔をした、記憶の花屋と呼ばれる魔族であった。ダイヤモンドブリザードは記憶の花屋の奇襲により意識を失う。それを守るように間は言ったカイバ真悠。今ダイヤモンドブリザードをかけた戦いが、カイバ真悠と記憶の花屋の間で起こっている。
「まだあなたの生徒ではないでしょう?別に取って食おうというわけではありません」笑みと無表情の中間のような口角で記憶の花屋は囁く。
「いやとって食われたほうがまだましだろう、それに僕の生徒じゃないからという理由で彼女たちを見捨てたら。それは、教師ではない」カイバ真悠は残った左手で血だらけので白いセーターの襟を花までもっていきながら答えた。
「それは人間的倫理観というやつですか」記憶の花屋は拳を握りこむ。
「そうだな、、、別に僕が人間でなくてもいいでも僕を育てた人というか僕を作り上げた人が僕をぼろぼろになるまで守った。だからその人は人間であってほしいそんな感覚に近い。だからその人を人間にしたいんだよぼくはね。だから人を助ける。」記憶の花屋は話を軽く聞きながら、握りこんだ拳をそっと持ち上げ、カイバ真悠に向かって右足からステップを刻み踏み込む、まるでボクシングのようなそのフロントステップは先ほどカイバのやった動きをそのままトレースしているようだ。カイバはそれを見て大体のこの花のような形をした魔術結界の効果を理解した。
⊹⠀⠀⠀⠀⠀⢠⢄⡠⡄
⠀⠀⠀⠀⠀⢰⠃⠀⠀⠈⡆⠀ ⁺
⠀⡤⠔⠒⠢⢼⡀⢀⡀⢀⡧⠔⠒⠢⢤
⡂ ⠀⠀⠀⠀⠑⣘⣁⠊⣀⠀⠀⠀⠘⡄
⠀⠑⠤⣀⣀⡠⠭⡧⡼⠩⠅⣀⣀⠤⠊
⠀⠀ ⡔⠁⢀⠞⢀⡇⠓⢀⠈⠳⡀
⁺ ⠀ ⢰⡁⠀⠀ ⡸⢣⠀⠀ ⠀⠀⡇
⠀⠀⠀⠉⠧⠔⠊⠀⠀⠙⠲⠴⠉⠁ ⊹
この魔術結界はそれを囲んだもののすべてを記憶するのではないかそのような仮説をカイバ真悠は立てていた。
「それはとてもささやかですね、、、ちなみに答え合わせしましょう、それあたりです。」カイバの目の前に立った。彼女は拳を振りかざす。それをカイバは軽く右にかわしカウンターを合わせようと残った左手を突き出すがその左手はわかり切っていたかのように肘で受け流される。受け流されたところにこれまたカイバの物理的動きを理解しきったかのような上段けりが顎に突き刺さりカイバは空中へと浮かぶ。カイバの推測は当たっていた、しかしその精度はカイバの想像をはるかに超えていた。
カイバの物理的な動きだけではなくカイバの思考カイバ自身以外の服や空気との関係によって次どこに行くのか?それらすべてがこの結界内で彼女は理解することができる。つんでいるなそう思った。それと同時にじゃあ話しかけてくるなよという実に陰気な発想も頭の中に浮かんだ。結界内の未来を過去の記憶と今から過去となる刹那を読み取って読んでいる。僕たちが複雑だと思っている世界は、彼女の結界の中では一つのドミノでしかない。倒せばだんだんと倒れていく。
「つまらないだろ」カイバは少し性格の悪いことを自分は性格が悪いんだなと思いながら言った。




