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永久で不朽な終点の黄昏~Permanent and Indestructible

ラキオ・レヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール、ザナク郎、ダイヤモンドブリザードの五名は無事水上第九院シャコガイルの第一次試験、第二次試験を突破した。晴れてこの五人はこの学園への入学が許可された。


 そんな五名に教師であるカイバ真悠から言い渡された最初の授業は勇者となり異世界を救うという事。それを成すべく、依頼主である蒼響から受け取った転生石で異世界へと飛ぶ一向。


 ダイヤモンドブリザードたちはトンネルを抜けるみたいな青白い光の眩しさに目をやられながらゆったり瞼を開く。そこには緑色のフェンス、その奥に青黒い星空と夕暮れの中間のような黄昏が広がっている。少し視界を落とすとピンクのコンクリートでできた魔術の世界オールフォーワンでは見慣れない建築様式の床。

「私たちは異世界転生に成功したのですか?ここはどこなのです?」ダイヤモンドブリザードは少し興奮しながら聞いた。

「ああ成功した。ここは終点の世界地球の魔天降臨都市八王子明神町4丁目19−1先ほど話した、そこの血まみれ教師カイバが地球とオールフォーワンとの特異点となった八王子市立第五中学校屋上だ。」蒼響は特に感慨に浸ることもなく話した。

「すっげーなのです!私一億年と二千年も生きているのに、異世界転生したのは今日で初めてなのです。なんか、この黄昏た感じが終末って感じでかっこいいのです!でも案外建物とかは残ってる感じなのです!すっげーすっげー」ハイテンションで屋上を駆け回りながら少しだけ荒廃した人気のない町を見下すダイヤモンドブリザード。


 「おいケモ耳フード、この終点世界と魔術の世界オールフォーワンの時差ってどのくらいだ?」バウアーはゆったりと聞く。

「ほぼないな」蒼響はテンプレートのように答える。

「おい!それってちょっとおかしくないか。たしか、この世界魔天降臨都市八王子と俺たちの世界オールフォーワンの時間軸はそこの血まみれ馬鹿が特異点となることで連動しているはずだよな?」カイバを指さしながらバウアーは蒼響に聞いた。

「ああ君たちが飛んだのはオールフォーワンの魔歴286年8月16日午前7時30分。そしてここに着いたのは日本時刻で2024年8月16日の7時50分だ、連動しているだろう」そういいながら蒼響は青いフードの袖から白絹みたいな腕を出し、そこについた腕時計を見せる。

「ひとつ質問する。太陽や月に対しての理解は俺たちオールフォーワンと同じと考えていいのか?」バウアーは聞いた。

「ああそれで構わん、というか構わなかった」蒼響はすぐに答える。

「じゃあ魔天降臨都市八王子とかいう場所は特殊な気候だったりするのか?」バウアーは聞いた。

「別にいたって普通の盆地的気候だ。君たちの世界にも似たような地形自体はある。」蒼響はその質問が来ることを予見していたかのようにまるで何かを読み上げるみたいに言った。

「じゃあなんで太陽が沈みかけてんだ。これは日の入りの黄昏時だろ」今にも完全に光が無くなり暗黒に包まれそうな星空を指さしてバウアーは言った。

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 「ケイオスの影響だ。言っただろ。世界がバグってしまっている。そこの血まみれ教師カイバ異世界転生をした時間から時が止まってしまっているんだ。」バウアーは蒼響の話を聞きながらあんぐりと口を開いた。

「とんでもねえなそりゃ、だからあの時あそこの血まみれ馬鹿はやっぱりと言ったのか、、、」

「もう私も何かあったら何でもケイオスのせいするなのです」ダイヤモンドブリザードはふざけたように言った。

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