一時間目はこれより勇者の時間です‼~The first period is now time for heroes!!
レヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール、ザナク郎五名は無事第一次試験、第二次試験を突破した。晴れてこの五人はこの学園への入学が許可された。
そんな五名に教師であるカイバ真悠から言い渡された最初の授業は勇者となり世界を救うという荒唐無稽な話だった。
「あの人が人類の役に立つ時が来るとは、、、」まるで、奇跡でも見たみたいにラキオは驚くようなそぶりを見せた。
「まあ人類って言っても異世界の人類なのだけれど。」リズアルベールは苦笑いをしながら言った。
「その転生石とかいうやつは、お前が今持ってんのか?」バウアーゆったりと聞いた。
「ああ、」そう言いながら、蒼響はケモ耳が付いた青いフードの内側のポケットからまるで血みどろに汚されたみたいなこぶしくらいの石を取り出す。
「この石ころちゃんを使ってどうやったら転生できるのですか?」ダイヤモンドブリザードは一億年と二千年間生きた記憶の中からこの石についての情報を必死に探すが心当たりはなかった。
「それは簡単だ、転生させたいものや人の持つ魔力をこの石にインプットしてから、レッツ転生といえばいいだけだ」蒼響は真面目な顔で言った。
「なんか拍子抜けな合言葉だな、、」バウアーはあきれた。
「今の時代の転生って意外と身近なんだね。僕の時なんてあんなことやこんなことをしないと、転生なんてできなかったよ」感心しながらカイバはふざけるみたいにふざけたことを言った。
「どんなことだよ気持ち悪いな」バウアーは少し引きながら言った。
「誰のせいだと思っているんですかカイバ先生!それと言いかたがきもいです」リズもカイバ批判に便乗する。
「あなたは本当に気持ち悪いですね。あとあなたのせいでこんなことになっているんですよ自覚持ってください」ラキオは注意をするようなそぶりだけ見せて暴言を吐いた。
「みんなで寄ってたかって悪口を言うのはよくないのですよ、カイバ先生は気持ち悪いだけで悪い人ではないのです」ダイヤモンドブリザードは一億年と二千年の経験を生かした大胆なフォローに回った。
「きも」ザナク郎はこの会話においてこの時初めて声を出した。
「君達、事態は一刻を争うこの世界オールフォーワンと今の地球の時間軸は連動している。だから今にも地球は少しずつ終点へと向かっている。早速だが準備はいいか?この話を聞いたうえで行きたくないものがいればすぐに辞退してもらって構わん」蒼響はゆったりと聞きながら転生石を一同の前につきだす。
「異世界なんてどうでもいいが、目の前のいるガキ一人救えないのなら魔術師になった意味はねえ」バウアーは右の手に魔力を込めながら転生石に触れる。
「異世界遠足たのしみなのです、怖い魔物たちをぶち56してやりますわ」ダイヤモンドブリザードはゆったりと魔力を込めながら転生石に触れる。
「まあ、ダイヤモンドさんは命の恩人ですから、一応借りは返します」ラキオは魔力を込めながら転生石に触れる。
「バウアー君とザナク郎君はともかく、ダイヤモンドちゃんとラキオをそんな危険な世界に行かせるのは不安だもの」リズアルベールは魔力を込めながら転生石に触れる。
「、、、、、、」ザナク郎は魔力を込めながら転生石に触れる。
「さすがは僕の生徒。一時間目はこれより勇者の時間です」カイバは魔力を込めながら転生石に触れる。
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「ありがとう。感謝する。それでは、」蒼響はゆったり息を吸い込む。
「レッツ転生!」一同は息を合わせて言った。すると赤黒い光にこの場にいる魔力を込めた全員が包まれる。




