「お菓子も」を守らない友達は死ぬ
国立魔法学院 第九魔術学習施設 シャコガイルへ受験を受けに来たダイヤモンドブリザード、ラキオレヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール四名は無事一次試験を突破した。
第二次試験が開始されしばらくたったころ、リズアルベールとラキオレヴィオンの戦いが始まった。その戦いはリズアルベールの勝利に終わる。そこに静謐の啓きカイバ真悠たちが合流した。
そこで合流したダイヤモンドブリザードに生命の禁呪を使えばリズアルベールの親友である、ラキオを生き返らすことが可能らしい。しかしそれには魔族であるエリザベスアルベールの命が必要だった。
「だったらなおさら記憶の花屋エリザベスアルベールを放置しているのはよくわからない。この人がそんなことに協力するはずがないじゃないだって、ラキオを魔族に変え私を殺すよう命令したのはこの人なんだから、、」この時のリズの頭の中にはまるで解けない謎解きをやっているようなもやもや感が巡っていた。そんな曇った頭で当の本人を見つめる。
「別に私は構わないわ、命の等価交換受けてあげても構わない。」そんなリズの視線の先の人物はリズから見ればおかしなことを言っていた。
「なんで!意味が分からないそれならなぜラキオを魔族にしたの?それならなぜ私を殺させようとしたの?それならなぜリアイ母様を殺したのよ?意味わかんないよ、、」リズアルベールはヒステリックに思った通りの疑問をそのまま口に出した。
「あなたは何のために生きているの?」エリザベスアルベール、記憶の花屋、リズアルベールにとっての宿敵。まるでそんな肩書はどうでもいいとでも言いたげのような笑顔でリズアルベールに記憶の花屋は問うた。
「その質問に何の意味があるの?」リズアルベールは怒っていた。こいつがラキオを魔族に変えた時よりもこいつがリアイ・アルベールを殺した時よりも、こいつが自分自身という存在を作り出した時よりも只々さっきまでの静かな殺意は消え去り、生命を軽んじる化け物としての畏怖、行動原理のわからない怪物としての疑念それらを混ぜ合わせてなお有り余るリズアルベールの怒りそれは殺意ではない。ただただリズは怒っていた。「本当にふざけるな!化け物が!」ただただ頭の中に浮かんだ言葉を吐き捨てる。
「意味なんかを求めるからあなたは起こっていることに怒っている。私は面白いものが見たいのよ、だから生きているのそのためにはなんだってする。その行動原理だけは揺らがない。あなたの創造主から一つアドバイスをあげる。あなたにはそれがない。ただただ目の前の起こった事象を眺めるそして自身の感情の赴くままに暴れたり怒ったりしているだけ、それがないあなたは私から見れば私なんかよりももっと怪物に近い、獣といったほうがいいかしら、それを認めない限りあなたは化け物のまま。ラキオ君のことは一生理解ができない。ああかわいそうなラキオ君、、」厭味ったらしくエリザベスアルベールは言った。
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「こんなことを言っているけれど本心としてあんたはラキオとリズにかけてもいいって思ったんだろ、あんたは最後の最後でそれを捨てた。説教たらしくすんなよ、あんたは夢幻で何を見た。僕から見ればこの子あんたも変わりはしないよ。」カイバ真悠が話を遮るように言った。




