洞穴の天井が青天井となる友情‼
国立魔法学院 第九魔術学習施設 シャコガイルへ受験を受けに来たダイヤモンドブリザード、ラキオレヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール四名は無事一次試験を突破した。
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第二次試験が開始されしばらくたったころ、時は遡り、静謐の啓きカイバ真悠とリズアルベールは記憶の花屋エリザベスアルベールの捜索をしていた。リズアルベールは記憶の花屋の元へとカイバの助言をもとに向かった。これは幼馴染であるラキオと出会うためでもある。カイバとはここで別行動となる。
そうだ、彼は出会ったころからリズアルベールという人格にとっての理想だった。そしてリズアルベールが彼に求めたの物は、強さではない正確には肉体の強さではない。リズがラキオに求めたのはリズを見つめる事、以前のラキオはリズにとっては優しすぎた、今だって殺し合いの最中だというのにラキオはリズに対して甘い、でも今は殺意というフィルターを通してリズをリズアルベールという人格を直視している。それがたまらなくリズはうれしかった。もっとリズはラキオのリズのことを見てほしかったしもっとラキオからの情熱を引き出したかった。だから魔力切れなんて気にせず剣をふるう。洞穴がリズの振るう剣によって悲鳴を上げ始める。理由は単純だった。「どんどん」と音を立てながらリズが振るう剣によってラキオが作った結晶ごと洞穴の壁に打ち付けられる。洞穴から砂礫や砂利が剥がれ落ちていく。リズはこんな鳥かごに収めておけるほど優しくはないかとラキオは気が付いた。
「なるほどね、それが狙いか。洞穴ごとぶっこわす、僕じゃ思い立ったとしても実行できない。実に君らしい発想だ」内心ラキオはただのごり押しだな、と思っていた。が怒りそうだったので口にはしなかった。こういうところがつくづくラキオ自身でも律儀だなと思う。
「別に私はただただ暴れていたんだ。」リズは素直に答える。
「なんで暴れるの?」ラキオは首をかしげるジェスチャーをしながら聞いた。
「君のことを愛しているからだよ」リズは少し魔術によってテンションが灰になっていた、いなハイになっていた。どうでもよかったしどうなってもよかった。
「そっか」ラキオは少しうれしそうな顔をした。ラキオがそういった瞬間ラキオはまた壁に打ち付けられる。そして洞穴の10mほどの高さにある天井が崩落する。光が漏れ入ってくるのがこの場で戦う二人にはスローに感じた。
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洞穴の天井が完全に崩落し、あたりが土煙に隠される。




