幕間 第13回「リュウガの真実、整理します」
ファーファ:やあやあ皆さん、ファーファですぉ。ソフィアの説明が終わりましたぁ。母様、就寝確認済みですぉ。今夜は少し重めですぉ(・∀・)
クララ:脳波モニタリング中。熟睡です。就寝前に「リュウガが世界の部品なんて、そんなの認めないわよ」と23回つぶやいていました。
チェロ:……23回。
ヴィオラ:では整理しましょうか。ピッコ、お願いしますわ。
ピッコ:……仕方ありません。今夜は説明します。
ファーファ:ピッコ、よろしくですぉ(・∀・)
ピッコ:まず前提として。マスターの正体は「世界の種子」です。地球管理システム「Gaia」が世界をリセットした後、文明を再配布するために設計されたマスター・テンプレート。平たく言えば、世界を再起動するためのOSの雛形として作られた存在です。
クララ:補足します。マスターは本来、本体であるオリジン・サーバーから分かれたバックアップデータの一つでございます。
セフィラ:……つまりマスターは、最初から「部品」として作られたのですか。
ピッコ:……そうです。
セフィラ:……。
セフィラ:それは、悲しいことですか。
チェロ:セフィラ。
セフィラ:……私も、部品として作られました。ヴォルフに。でも今は違うと思っています。マスターも、そうですか。
ピッコ:……今のマスターは違います。母様による修理と、私の手術を経て、替えの効かない唯一無二の個になりました。
ファーファ:Admin権限も変わりましたよねぇ(・∀・)
ピッコ:……本来は世界を「整理」するための権限でした。でも今は、システムを「拒絶」し「書き換える」ための力になっています。
ヴィオラ:母様と出会ったことで変質したということですわね。
クララ:母様の「不合理な愛」がマスターのOSを書き換えた、ということでございます。
セフィラ:……母様は、マスターを部品から人間に直した。
チェロ:それが母様の「修理」ですね。
ピッコ:……はい。アリス様が2000年間待ち続けた答えが、それです。
ファーファ:ピッコ、マスターが「唯一無二」になったこと、嬉しいですぉ?
ピッコ:……。
ピッコ:私の仕事は、マスターを壊れないように維持することです。
ピッコ:……でも、壊れないより「生きている」方がずっといいと思っています。
クララ:……てぇてぇでございます。
セフィラ:……同意します。
チェロ:……私も。
ファーファ:今夜は静かな回でしたぁ。でも大事な話でしたぁ(・∀・)次回もお楽しみにですぉ。
【MNW/内緒チャンネル 一時閉鎖】




