表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異空間王子と妖精少女は王子様のスパイ  作者: 幻想桃瑠
◆◆◆――第四章 ザーフィア王子の予言を回避せよ!――◆◆◆
44/71

第四十三話 謎の人物……?

「蜜柑、何を……?」


 アレクシス王子とパトリック執事が、怪訝そうにこちらを観察している。


「よいしょ……!」


 私は、半トリップを止めて、異空間からアレクシス王子の部屋に足を降ろした。

 そして、そこから異空間に命令する。


「では! 月湯君の所に飛べ!」


 私は、月湯のもとに異空間を転移させた。

 すると、パッと異空間の画面が切り替わった。

 どこかの建物の内部のようだ。


「おお~、素晴らしいです、蜜柑様~!」

「なるほど、これが妖精の羽というわけか……」


 パトリック執事とアレクシス王子は、私の異空間転移を物珍しそうに見物している。


「ここは……!」

『月湯君の骨董屋みたいだね……』

「うわぁ、骨董品がいっぱい……!」


 棚には所狭しと骨董品が並べられている。

 しかし、すべての骨董品には余弦国の幾何学的模様が入っている。

 それが不気味だった。


『アレクシス様、ご鑑定をお願いします!』

「あ、ああ」


 アレクシス王子は、戸惑っていたが、異空間の画面を見て驚愕している。


「なんということだ、これはすべて余弦国の国宝級のものだ!」

「どういうことでしょう?このようなもの、普通には集めれないはずです!」


 とういうことはどういうことだ……?


「もしかして、月湯君がアクドイ事をしているってことなのかなぁ……?」

『月湯君に限ってそんな……!』

「だよね! 何かの間違いだよね!」


 私の頭ではそんなことくらいしか思いつかない。

 内部を探るように異空間を移動させていくと、人影が画面に映った。


『あ、月湯君が居ました!』


 月湯君は、骨董品を手に取って不敵な笑みを浮かべていた。


『月湯、準備は万端か?』


 突然、月湯の隣から声が聞こえた。


「ちょっと待って、誰かいるよ! あっ、あの人は……!?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ