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うちのハムスターが引きこもってばっかりだと思ったら、急に擬人化してきたんですけど!?  作者: 櫻木サヱ
ちくわ、ラジオ生放送で声の限界に挑む

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咳と笑いの連鎖、放送事故寸前

ラジオ生放送も後半戦。

ちくわはマイクの前で少し疲れた様子だが、まだ元気を振り絞る。

「ふぅ……でも、まだやれる……!」


凛は横でメモを握りしめ、耳打ちする。

「ちくわ、無理しすぎないで。でも、笑いを届けてね」

ちくわ「うん……元ハムスター的テンションで!」



質問コーナー中、ちくわは元ハムスター的リアクションを声で表現しようと、呼吸や声の高低を調整していた。

「わっ……びっくりした……!」

しかし緊張のせいか咳き込みそうになり、思わず「ごほっ、ごほっ!」と声を出す。


MC「おおっと!? ちくわくん、大丈夫ですか?」

ディレクター「いや、これ完全に放送事故ギリギリだ……」


観覧席のスタッフも笑いながら、咳き込みに反応して次々に笑いが連鎖する。

黒川「……これ、止められないな」

凛「ちくわ! 咳は……でも、止められないよね……」



ちくわは咳と笑いの連鎖の中で、声を張ろうとさらに頑張る。

「ふぅ……楽しい……えへへ……!」

声が高くなり、思わず小さなジャンプの真似を声で表現。

「ぴょんっ! えへへっ!」


ディレクターも凛も笑いをこらえつつ、マイク調整に必死。

スタッフ「もう、笑いすぎて操作が追いつかない……!」



ちくわは一度、マイクの前で固まり、深呼吸。

「……ふぅ……落ち着いた……」

その間に、MCがフォロー。

「ちくわくん、リスナーへのメッセージは?」


ちくわは少し考え、声を高くして元ハムスター感を出す。

「みんな……聴いてくれてありがとう! ぼく、楽しかったよ!」

観覧席の拍手と笑いが一斉に湧き起こる。

リスナーもチャットで大盛り上がり。

「予測不能すぎる!」「天才すぎる!」「次回も絶対聴く!」



凛はため息と笑いが混ざった表情でちくわを見守る。

「……ほんとに、声だけでここまでカオスになるとは……」

黒川も苦笑いしながらつぶやく。

「こいつ、本当に元ハムスターなんだな……」



こうして、ちくわのラジオ生放送は、咳と笑いの連鎖で放送事故寸前ながらも、スタッフも凛も視聴者も巻き込む伝説の回となった。

元ハムスター的リアクションを声だけで表現した奇跡の一時間は、誰も忘れられないものとなった。


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