表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うちのハムスターが引きこもってばっかりだと思ったら、急に擬人化してきたんですけど!?  作者: 櫻木サヱ
ちくわ、バラエティ番組で伝説を更新する

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/34

スタジオ初登場!ちくわ、カメラに固まる

テレビ局のスタジオ。

初めてのバラエティ番組出演に、ちくわは楽屋でドキドキしていた。


「大丈夫……大丈夫……ぼく、ぼくらしく……」

しかし心臓の鼓動は早く、手(?)が震える。

ひまわりの種を確認して安心するが、緊張は収まらない。



凛が控室に入ってきて、最後のチェック。

「ちくわ、スタジオでの流れは理解してる?」

「うん! カメラの前で元ハムスターアピール……!」

「……そうだけど、まずは自己紹介だよ」

ちくわは小さく頷く。

「自己紹介……元ハムスターです!」


凛は目を丸くして小声でつぶやく。

「……まあ、これも個性のうちか」



いよいよスタジオ入り。

照明が眩しく、カメラが何台も回っている。

ちくわは足がすくみ、しばらく固まったまま動けない。


MC「さあ、ちくわくん、登場!」

ちくわ「うわぁ……」

足を踏み出すが、次の瞬間、カメラの光に圧倒されてその場に座り込む。


スタッフ「……あぁ、やっぱり固まった」

凛「しょうがない……でも、どうにかするしかない」



カメラは容赦なくちくわを捉える。

観覧席の共演者たちは笑いをこらえつつ、ちくわの動きを見守る。


ちくわは小さく震えながらも、元ハムスター的本能で匍匐前進のように少しずつ前に進む。

「うぅ……進めない……でも……がんばる……!」


MC「おお、ちくわくん、なんとも愛らしい登場です!」

観覧席「かわいいー!」


固まっていたちくわの体も、少しずつ場に馴染み始める。



凛は内心ホッとしつつも、注意を欠かさない。

「ここからが本番……気を抜くな……!」

ちくわはぎこちなくも立ち上がり、笑顔を作ろうとするが、まだ目はキョロキョロ。


この初登場の光景は、まだ静かな混乱の序章に過ぎなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ