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うちのハムスターが引きこもってばっかりだと思ったら、急に擬人化してきたんですけど!?  作者: 櫻木サヱ
ちくわ、初のファンイベントで地獄を見る

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23/34

新たな都市伝説誕生「ちくわ、光に反応して高速回転」

ファンイベントもいよいよ終盤。

会場は熱気でむんむんしている。ちくわは控室から再びステージへ。

「最後まで、ぼく、がんばるんだ……!」


凛はスタッフに目配せをして、握手会やトークコーナーの片付けを始める。

「時間配分、あと10分ね」

スタッフ「了解です……どうなることやら」



ステージ上では、ちくわの元ハムスター的本能が再び暴走。


・ライトがピカピカ点滅する

・ちくわの目が光に反応

・突然、ステージ上を高速でぐるぐる回転しはじめる


「えっ……!? ちくわ、何してるの!!」

凛もスタッフも慌ててステージへ駆け寄る。

しかし、会場は大爆笑と拍手の渦。

「なんだこれ!? 天才!?!」

「光に反応して回ってる!?」


ちくわ本人は、止まる理由を全く理解していない。

「えへへ……楽しい……!」



黒川も思わずステージに目を凝らす。

「……こいつ、光で反応して回転するのか」

「マジで新ジャンルすぎる……」

黒川の表情は呆れと感心が混ざったものになった。



一方、凛はちくわを止めるために必死に声をかける。

「ちくわ! そこ、落ち着いて! 回転やめて!!」

でもちくわは全く聞く耳を持たない。

「だって……楽しいんだもん!!」


スタッフもステージ周りで右往左往。

「安全確保! 安全確保!」

「支柱にぶつかる!」


会場はさらに盛り上がり、ちくわの回転を動画で撮影するファンが殺到。

SNSでは、あっという間にハッシュタグがトレンド入りする。


#ちくわ回転

#元ハムスター最強

#芸能界の新星



ステージから降りたちくわは、息を切らしながらも満足そうな笑顔。

「ふぅ……楽しかった……!」

凛「……もう死ぬかと思った」

「でも、ファンのみんなは大喜びだったでしょ?」

凛「……確かに……間違いないけど……心臓に悪すぎる」



こうして、ちくわの初イベントは伝説となった。

握手会、トーク、光に反応して高速回転――

全てがSNSで拡散され、ちくわは“元ハムスター的超個性派タレント”として、芸能界に名を刻むことになる。


イベント終了後、凛とスタッフは控室で放心状態。

「……もう二度と同じことは起きないと信じたい……」

ちくわは無邪気にひまわりの種を頬張る。

「またやりたいな……!」


こうして、ファンイベントはカオスのまま幕を閉じた。

しかし、この伝説はまだ始まりにすぎなかった。


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