新たな都市伝説誕生「ちくわ、光に反応して高速回転」
ファンイベントもいよいよ終盤。
会場は熱気でむんむんしている。ちくわは控室から再びステージへ。
「最後まで、ぼく、がんばるんだ……!」
凛はスタッフに目配せをして、握手会やトークコーナーの片付けを始める。
「時間配分、あと10分ね」
スタッフ「了解です……どうなることやら」
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ステージ上では、ちくわの元ハムスター的本能が再び暴走。
・ライトがピカピカ点滅する
・ちくわの目が光に反応
・突然、ステージ上を高速でぐるぐる回転しはじめる
「えっ……!? ちくわ、何してるの!!」
凛もスタッフも慌ててステージへ駆け寄る。
しかし、会場は大爆笑と拍手の渦。
「なんだこれ!? 天才!?!」
「光に反応して回ってる!?」
ちくわ本人は、止まる理由を全く理解していない。
「えへへ……楽しい……!」
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黒川も思わずステージに目を凝らす。
「……こいつ、光で反応して回転するのか」
「マジで新ジャンルすぎる……」
黒川の表情は呆れと感心が混ざったものになった。
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一方、凛はちくわを止めるために必死に声をかける。
「ちくわ! そこ、落ち着いて! 回転やめて!!」
でもちくわは全く聞く耳を持たない。
「だって……楽しいんだもん!!」
スタッフもステージ周りで右往左往。
「安全確保! 安全確保!」
「支柱にぶつかる!」
会場はさらに盛り上がり、ちくわの回転を動画で撮影するファンが殺到。
SNSでは、あっという間にハッシュタグがトレンド入りする。
#ちくわ回転
#元ハムスター最強
#芸能界の新星
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ステージから降りたちくわは、息を切らしながらも満足そうな笑顔。
「ふぅ……楽しかった……!」
凛「……もう死ぬかと思った」
「でも、ファンのみんなは大喜びだったでしょ?」
凛「……確かに……間違いないけど……心臓に悪すぎる」
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こうして、ちくわの初イベントは伝説となった。
握手会、トーク、光に反応して高速回転――
全てがSNSで拡散され、ちくわは“元ハムスター的超個性派タレント”として、芸能界に名を刻むことになる。
イベント終了後、凛とスタッフは控室で放心状態。
「……もう二度と同じことは起きないと信じたい……」
ちくわは無邪気にひまわりの種を頬張る。
「またやりたいな……!」
こうして、ファンイベントはカオスのまま幕を閉じた。
しかし、この伝説はまだ始まりにすぎなかった。




