死がふたりを結ぶまで

生きる意味を見失い、奴隷小屋の中で死を待っていた少年は、魔術薬の研究に傾倒する歳下の主人に『実験動物』として買い取られる。悪魔的な頭脳を持ちながら愛情を知らない孤独な主人に対し、少年は次第に特別な感情を抱いていく。 ── 「俺に全てを与えたのも、俺から全てを奪ったのも、いつだってお前だった」── これは、二人の少年の友情が、歪んだ執着心へと変質していくまでの物語。

美形サイコパス魔術師×人体実験被験者の共依存病みブロマンス

◆第一回次世代作家文芸賞
【ライトノベルス部門】【コミカライズ原作部門】中間選考通過作品。
◆こんな方におすすめ
ブロマンス、主従、行き過ぎた友愛、男性同士のクソデカ感情が好き。
顔が良いサイコパスに執着されて人生めちゃくちゃにされる可哀想な兄貴分が好き。

◆エブリスタにて連載していた小説（完結済み）の改稿版です。エタりません。
◆BLではなくブロマンスとして書いていますが、やや過激な愛情表現の描写（捕食しようとしたり既成事実を作ろうとしたり）を含みます。 恋愛感情はないけれど、溺愛と言っても差し支えないくらいには愛が重い。