保革二元論の枠から食み出た石丸伸二を左右両翼が中傷
任期満了に伴う東京都知事選挙が2024年6月20日に告示され、過去最多の56人が立候補したが、マスコミでもSNS上でも、「百合子vs蓮舫の一騎打ち」が囃し立てられ、他の54人は山を賑わす枯れ木の如き扱い方を受けた。
7月に入ると、蓮舫応援団が「小池を再選させないことが最重要。蓮舫以外への投票は小池再選支持と同じ意味」キャンペーンを張った。
上記の扇動に刺激された保守層は、何としても蓮舫を当選させまいと現職再選に向かった。
マスコミとSNS以外に情報源の無い熟年層や高齢層にとって、選択肢は二つしか無かったのだ。
しかし、投票が集計されると、若年層の支持が石丸伸二候補に集中していたことが判明した。
集計結果を見た年寄りは、小池以外の選択肢が有ったのに、マスコミとSNSの情報操作で騙されて、間違った投票をしてしまったことに気付いただろう。
僕は、「傘寿の私が気付いたのだから、私より若い人々は早晩気付くような気がする。石丸伸二の得票率24.3%は、回を重ねる度に上昇するだろう。」と呟いた。
https://x.com/thucydi_des/status/1812112919867576579
安芸高田市長が石丸伸二氏であることを知ったのは、2024年5月8日だった。
翌週、暇空茜氏の呟きを読んで、石丸伸二氏はサヨクなのかなと思った。
三日後、石丸伸二氏が都知事選出馬の決意をした旨の呟きを読んだ。
その翌日、「傲慢な石丸伸二像」について語る週刊誌の記事を読んだ。
さらに、NHK、朝日、産経等のマスコミが石丸伸二氏に注目していることも知った。
約一箇月後、石丸伸二氏に関する暇空茜氏の否定的な評価を見た。
6月20日、石丸伸二氏が歴史的見識を疑わせるような発言をした。
翌週、日本保守党支持者が石丸伸二氏の否定的評価を発信した。
7月2日、「小池都政を終わらせる為、蓮舫に投票集中を!」とか「蓮舫を阻止する為、小池に投票を!」というような呟きがⅩ上を飛び交っていた。
このような呟きをタイムライン上に流されたら、小池と蓮舫しか選択肢が無いように錯覚してしまう。
この流れで、次点に付けるのは、他の候補者にとって至難の業だったのだ。
同日、フェミニストの旗頭と評価される上野千鶴子東大名誉教授を高評価する石丸伸二氏の発言が紹介されていた。
7月7日、東京都知事選挙が実施された。
石丸伸二氏の得票数は投票者の年齢層と反比例し、小池百合子氏と蓮舫氏の得票数は投票者の年齢層と正比例する旨の調査結果が発表された。
7月10日、「『大人たちがあれほど素晴らしい石丸伸二氏を批判するのか理解が出来ない』と皆同じことを言うが、なぜ理解が出来ないのか解説しよう」という呟きがⅩ上で発せられた。
翌日、それを読んだ僕は、石丸伸二氏に関する自らの先入観(左翼的曲者視)が間違いだと気付いた。
そして、東京新聞のアンケートに対して石丸伸二氏は「少子化対策として若年層の経済状況改善、温暖化対策について経済的合理性を軸に再考、太陽光パネル設置義務付は止めるべき、原発は再稼働すべき」と回答した旨、掲載されていた(7月1日付記事)ことにも気付いた。彼の主張は、左翼とは真逆だったのだ。
二日後、「石丸伸二関連情報」を読んで、自分の先入観は「Ⅹのタイムライン誘導」に基づいて形成されたものだと感じるようになった。
https://fatzs.jp/category/shinjiishimaru/
同日、御田寺圭氏は、「若年層と熟年層の情報源的相違が上記NHK調査結果に見られる顕著な比例関係を齎した」旨、発信した。
それについては異論が無いが、「国政に出たとたんに、石丸氏がこれまでの『若者ウケ』のスタンスをいきなり捨てて『シニア寄り』に豹変するとは考えにくい」旨の御田寺見解には賛同できない。
石丸氏のスタンスが、若者ウケを狙うものでもシニア軽視でもなく、世代や性別を問わず、「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」を忠実に実現すべきという理念に基づいていることは、彼の言動を具に見れば容易に理解できるからだ。
巷に溢れる石丸伸二攻撃情報の発信元を辿れば、概ねサヨク的思想の持ち主であることが見てとれる。
2022年6月、安芸高田市議会で、石丸伸二市長が市会議員数を16から8に半減させる条例改正案を提出する際、
「居眠りをする、一般質問をしない、説明責任を果たさない。これこそ議会軽視の最たる例です。恥をしれ!恥を!という声が上がってもおかしくないとおもいます。どうか恥だと思ってください。」と説明した。
同月末日、市議会の武岡隆文議員は、記者会見を開き、「居眠りではなく、軽い脳梗塞を引き起こしたと診断された」と説明した。
同年11月、オランダのハーグで開催された第18回国際子ども平和賞の授賞式で川崎レナが次のようなスピーチをした。
「私がこの活動を始めたきっかけは悔しさでした。変わりそうにない日本、自分の生まれた国、日本に誇りを持てないことについて、とてつもない悔しさを感じました。私たち日本の若者は政治離れの世代だといわれていますが、日本の若者は政治に興味がないのではなく、政治を信頼する理由、投票する理由が今はまだ見つからないことが多いのです。差別発言、議会中の居眠りなどを繰り返す様子が日々放送されています。このようなことをする政治家の皆さんばかりではないのは分かっています。市民の声を最初から聞いてくれないように見える日本の政治に、誰が協力しようとするのでしょうか。放送されているような政治家の皆さんばかりだと日本は変わることはないでしょう。
けれども、39歳の市長が居眠りする議員に向かい『恥を知れ』と叫んだ時、日本はまだ変われる。私はそう思うことができました。政治家として議会で寝ないのは普通のことのはずです。政党や思想関係なく、その普通を取り戻そうとしてくれている大人たちがいる限り、日本は私が誇れる国になれるはずです。
政治家の皆さん、私の発言は実現性がないでしょうか。理想的すぎるでしょうか。私たち若者は見るはずではなかったつらい、悔しい日本の現実を見てきています。それでも理想や希望をまだ持っています。政治家になる前にかっこいい大人になってください。私たちに子どもらしく夢を持たせてください。私たち日本の子どもは皆が理想とする、かっこいい日本になってくれるのをずっと待っています。私たちはいつまで待てばいいでのしょうか。」
2024年1月30日、中国新聞が「訃報 武岡隆文安芸高田市議、三次市内の病院で死去、68歳。安芸高田市吉田町出身」と報道した。
X上で、石丸伸二をサイコパスだと非難する呟きが飛び交った。
インターネットの検索画面で「石丸伸二」と入力すると「中国」や「中国工作員」という言葉がヒットするけれども、発信内容を調べると根拠が不確かだったり無かったりする。
https://fatzs.jp/shinjiishimaru-china/
3月7日の市議会で、石丸伸二市長が議員の質問に応える形で「上野先生と言うのは大変著名な方で、私も学生の時から存じ上げてる本もよく読んでた方なんですが、今回初めて実際にその講演を拝聴しました。その感想なんですが、『まさに真に女性の地位向上の為、ひいて社会の発展の為尽力されて来た、そして今も尽力されてる方だな』と感じました。私の隣に年配の女性の方が座ってらっしゃったんですけども、その方が1時間ちょっとの講演の間ずっとうなずいてるんですね。上野先生の話にうんうんと、もう腰を痛めるんじゃないか?と言うぐらいに、1時間ずっとですよ。でも、それぐらいその方の心に響いたんだなと感動しました。私自身も『ああ、流石だな』と思ってたんですけども、横で聞いている年配の女性の方がそれ程深く体で感情を表現したくなる程心が揺さぶられたんだろうな。言い換えるとそれほどまでにご苦労があったんだろうと言う事です。上野先生の話がその女性のこれまでの苦労に報いると言うんでしょうか?その今まで抱えて来た重荷を幾らかでも下す。その力があったんだと思います。そこに参加されてた方は100人ぐらいだったとは思うんですけども、その女性がそうであったように、今まで中々そういう話を聞く機会がなかった。で、当人、女性の方に関して言えば、思ってたけど言う機会がなかった。主に男性の方においては考える事すらなかった。これが現実なんだと思います。ただ、その現実に対して無策ではいられませんし、今回何か手が打てると分かりましたので、実際その上野先生、次の講演また相談すでにさせて頂いております。まぁ上野先生に限らないんですが、広く市民の皆さんにそういう講演の機会であったりを届けて、ぜひ理解を深め、そして時代に合わせた意識というものを共有して行きたいと考えます。」と答弁したのを受けて、「石丸伸二は、フェミニストの旗頭である上野千鶴子崇拝者である」旨の情報が拡散された。
しかし、後に、石丸伸二が自身で「勝手に盛り上がるのは自由だけど、どこまでを把握し、ここまで盛り上がってるのかが気になる…上野千鶴子さんについて、そこまで大した事を言った覚えはない。言及したのは2回だけだったと思う。…尊敬してる人は他にも数えきれないほどいる…その人の一面を褒めたからと言って、その人を丸ごと信仰してると言う事はない。少なくとも、自分はネットで言われてる信者ではない。自分が信じるものは自身でキチンと選び、そこまで至らない範囲で敬意を払う事は山ほどある。」旨、説明した。
https://fatzs.jp/shinjiishimaru-chizukoueno/
7月14日のテレビ番組で、パネラーから「日本をどういう風に変えていきたいのか?」と質問された石丸伸二は「いま一番危惧しているのが人口減少で、ほとんどの方は知ってる話のはずなんですけど、そのヤバさになぜかまだ気づけていない。そこを心配します。東京都ですらあと15年しか持たない、ガソリンが尽きるわけです。ほかの地方においては尽きてる。安芸高田市は遠い昔にエネルギー切れなんです。これを放っておいていいわけないのに誰も手を打とうとしない。まず政治でなおしていくべき。…究極的には、ですよ。あと百年か2百年かかると思うんですけど、今の社会の規範じゃ無理なんですよ。先進国どこも人口減少を克服できていないので。例えば、一夫多妻制を導入するとか、遺伝子的に子供をうみだすとか…SFの話に聞こえるかもしれないですけど、そこまでやらないと人口減少が止まらない。ただ、いまどう考えても無理ですし、それをやろうとは思っていないです。社会が変わるには百年、2百年。日本だったらあと3百年かかるかもしれない。なので3百年間持たせるために、少しでも人口減少のペースを緩やかにし、少ない人口でも国際的な地位を失わないようなシステムを作っていく」と説明した。
テレビ番組側は、画面上に「一夫多妻制⁉ 遺伝子的に生み出す⁉」という文字を表示して、恰も石丸伸二が一夫多妻制論者であるかのように視聴者が誤解するような細工を施した。
当該質問をしたパネラーの泉房穂元明石市長は、石丸発言の趣旨を捻じ曲げて批判した。
泉房穂氏は、
「過大広告常用のプロパガンディスト。市政実務手腕には “?” が付く」と評される人物である。




