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90 Side.アリス 4

※時間軸は 76 Side.ヘスティア 3 の後からになります。






「全員いるかしら?」


「問題なく…」


「無事に着いたようですな」


 フィロン、アグニルそれぞれの返事を聞き、目的地に到着したと認識する。

 今回は不確定要素が多い任務だ…。

 クレスとプラトンに要らぬ心労を掛けぬためにも、徹底的にやらなくてはならない…。


「フィロン…、アグニル…」


「父上の不安を払拭するためにも、是が非でも遂行するつもりです」


「我が(しゅ)の敵を燃やし尽くすことこそが、私の役目なれば…」


「よろしい。

 私達の目的は勇者と魔王の剪定(過剰生命の間引き)に介入しようとする転移者の排除よ。

 現地の犠牲は最小限に止めて、転移者をこの世界より排除するのが私達の任務。

 ここまでがクレスに言い渡された事…、それはいいわね?」


「問題なく…」


「承知しております」


 問題はここからね…。


「けれど今回の任務…、どうにも不確定要素が多すぎるようなの…。

 クレスにしては珍しく歯切れが悪いし…、私達が介入するためか予知も万全じゃないみたいね…」


「であるならば…」


「私達の為すべきことは…」


「えぇ…、一切の手傷を負うことなく転移者を抹殺すること…」


「今回の剪定は人族と魔族の双方の人口を半数未満にするものだと、父上から聞いています。」


「いざとなったら現地人の被害を無視してでも転移者を排除すべきでしょうな…」


「極力被害は抑えなさいね…」


「それは勿論心得ております…」


 まぁ問題の剪定で間引く以上の生命を刈り取らなければ、問題は無いでしょうけど…。


「アリスお姉さまも気を付けてくださいね…。

 父上が一番心配されていたのはアリスお姉さまのようですから…」


「だからこそ貴方達を連れてきたのよ…」


 森羅万象を切断できるフィロンと、森羅万象を燃やし尽くせるアグニル…。

 火力と汎用性を最大限両立できるのはこの二人だけだもの…。


「私は魔族側を見張るから、貴方達は人族側を見張りなさい。

 連絡は念話でのみ行うように」


「分かりました」


「了解しました」


「それじゃあ、散開!」




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